小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

師走の畑 ~久々にヤギ登場(笑)

2018年12月12日 | ヤギ
■12月は師走と言われますね。
文字通り、師匠も走り回るほど忙しい1年を締めくくる月。

農園と名打っているブログですが、久々の畑ネタの投稿です(笑)。

久々に畑で飼っているヤギさんを撮ってみました。

一番の古株である「なつ♀」です♪
ちょっぴり恥ずかしがり屋さんで、控えめななつ。
今年でもう14歳になります。

時々食欲を落とし、心配させますが、取りあえず元気です♡
2014年に娘のこなつを病気で亡くしています。



PTAの陶芸教室で名札を作ってみました♪

ヤギという生き物はなかなかのポーカーフェイスで餌をねだる以外には何を考えているかさっぱり分かりません。
ある学者が動物の感情について本を書いていたのですが、
ヤギは「すべてを悟っているが、知らないフリをしてとぼけている」と書いていて、
なんか妙に納得したのを覚えています(笑)。



こちらは「ゆり♀」。
いつも元気で人懐っこい、寂しがり屋のゆり。
今年で12歳になります♪

普通のヤギは「メェ~」と鳴くのに、ゆりは「ベェ~」と鳴きます(笑)。

ゆりの名札は耳が折れてしまいました(ToT)/~~~

畑ではこの2匹のヤギを飼っていて、
実はいつも僕は彼女らに癒してもらっています♡

シャイな「なつ」に寂しがり屋の「ゆり」。
僕の苗字が「みやぎ」なので、3匹のヤギを飼わなければいけないのですが、
今は2匹なので「にやぎ」になります(笑)。

畜産指導所の閉鎖に伴い、冷凍精子が亡くなってしまったので、
いい感じのオスヤギを何とか工面しないとですね~。

ヤギの糞と尿、餌のカスを混ぜて自家製堆肥を作っています。
愛玩用としての価値はもちろんですが、畑にとって彼女らの堆肥も不可欠な大事なものです☆

写真には載せませんが、あの1つの大きなお尻の穴から、
細かい丸いうんちがポロポロ湧くように出てくるのは、
一体どうやって形成されているのか、本当に謎なのです(笑)!!!

誰か知っている人がいたら教えて下さい!!(←結構、本気です)


■そして、もう一つの家畜は烏骨鶏です。

現在15羽ほどを飼育しています。
最近は卵を1日に2~5個くらいを産んでくれます。


こちらは雄鶏のおっとりとした顔。


雌鶏はなんか怖いお顔(笑)。

烏骨鶏はその名の通り、骨や肉が黒っぽく、カラス(烏)の骨のニワトリ(鶏)です。
指は鳥では珍しい5本。
クルミの様なトサカに、絹糸のような毛が特徴です。

一日中、色んなドラマが繰り広げられているので、眺めていても飽きません(笑)♪


■先日も母島農協にうちなーローゼルを出荷しました!

そろそろうちなー品種も出荷終盤です。
開花はかなり減り、実もイケイケ期からまったり期と移行し、
ミズナギドリの巣立ち完了と共に終売になりそうです。

父島への販売は予約販売のみで、店頭分は残らなさそうです。
店頭を待っていた方、ごめんなさい!

クリスマスのお菓子にとっても使いやすいローゼル。
母島ローゼルに比べて、
うちなーローゼルはスレンダーでドライ向きな品種です☆

今年もどうもありがとうございました♡


■ここからは今作付けしている冬野菜の紹介です。

まずは大人気の島らっきょです。

今期はいくつか自家採取も成功したので、うまくペースにノレることを願うばかり☆
沖縄、東村で泊めてもらった農家民宿の品種です(*^_^*)

こちらは島にんにく。

小さいけど、匂いが強い南方系のニンニクです。
去年は失敗してしまい、ほとんど台所にも出せず、そのまま今期の種にしちゃいました。

こちらは伸び盛りのスナップエンドウ。

定植と雨のタイミングが重なると、マイマイの猛攻にやられてしまいます。
今期は1度全滅し、蒔き直して2度目のトライ。
今の所順調です。

ふとみると可愛い青虫が!

可愛いですが、作物をしっかりと食害しているので、この青虫君たちは烏骨鶏のおやつとなりました☆

こちらは加工用トマトのサンマルツァーノ。

ミートソースやケチャップなど料理の幅が広がります。

本数は少ないですが、去年同様にぷちぷよトマトも育てています。

ようやく最初の花が咲きましたね。

トマトの横にはコンパニオンプランツとしてのバジルが植えてあります。

このバジルはトマトの味を良くし、虫よけになり、さらにトマト料理にも合うという究極の組み合わせです♪
種は以前、オガサワラカワラヒワが食べに来ていました

さらには小松菜。


そして水菜。


サニーレタス。


大好きな春菊。


後での間引きは大変ですが、
こうして作物が元気に育ってくれるのが本当に有難いのです。

去年は妻が長期で不在で
さらにこの作付けの時期に雨も多く、
さあ種を蒔くぞ!!ってタイミングで次女が連続で熱を出し、
作付けすらうまくできなかったという苦い思い出がありました。

あれは本当に辛い経験でした。
冬の作付けを諦め、その影響は今年の夏の収穫にまで色濃く残りました。

今年は、
こうして順調に種を蒔く事が出来て、
こうしてすくすくと野菜が育って、
無事に畑に通えるだけで本当に有難いと感じています♪

大根も小さなカタツムリが乗っていても気にならないほど順調です(*^_^*)


こちらはゴボウさん。

固くなる赤土なので収穫は大変ですが、自家製ゴボウは本当に美味しいです♪

ど定番の人参さん。

今年はちょっと発芽が少なかったけど、すくすく育ってくれています。


去年、沖縄のむい自然農園の航さんに分けて頂いたサトイモの仲間、ココヤムどん(ちんぬく)。

このココヤムはとても乾燥に強く、母島の気候に合っています。
食味の方もがっつり美味です!
この夏収穫した種芋(球根)で作付けし、一気に数を増やせました♡
これは今後に期待かもです!!


その傍らではこぼれダネで発芽したローゼルがいました。

これは温度が低い冬ではあまり育ちません。
最近、冬とは思えないほど暖かい日が続いたので、勘違いしたのでしょうね。
モロヘイヤも同様でした。

こうして当たり前の畑通いに感謝して、日々を過ごしています。
今年は返還50周年で驚くほどイベントの多い1年でした。

来年はゆっくりできるかな~


2 コメント

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Unknown (Nagiho)
2018-12-13 19:30:45
写真ぜんぶ上手!
マクロ使いこなしてるね!
さすがお父さん♥
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マクロじゃないよ (ジャイアン)
2018-12-14 11:12:25
<Nagiho
ありがとう。
これはマクロぢゃなくて、「絞り」で撮ってるんだよ~

人が1点を集中してみるとき、他がぼけて見えるのと同じだね♪
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