もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

希望の党の再改名

2018年01月10日 | 社会・政治問題

 先に、希望の党の党名を「棄望の党」に変更すればと書いた。

 由来は、共同代表選時の玉木・大串両議員が立党時の公約を反故にする公約を掲げたことであったが、いま民進党との統一会派結成談合における政策協議の場に提示された主張を見ると、民進党に先祖返りした主張を党内右派が受け入れ易い玉虫色のオブラートで包んだもので、何を言っているのか全く分からない。統一会派結成のためには「白い烏が一般的」と強弁する「鬼謀」に他ならないと思う。国民・有権者の多くが野党に求めるのは現政権のチェックであり、現政権のすべてを否定する共産・立民のような尖鋭左派が政権を握ることではないと思う。声高には叫ばない「サイレントマジョリティー」の意見と動向を汲み取れない希望の党指導者に改めて失望するところである。行動には疑問符を付けざるを得ない小池百合子氏であるが、希望の党を立ち上げた際の「現行安保関連法の深化」と「改憲論議の推進」は、穏健な中道左派的なサイレントマジョリティーの意見を代弁したものとして、もし小池氏が立候補して政権を担当する決意を表明したならば自民に迫る議席を得たかもしれない。

 連合の組織票欲しさに主張を糊塗する希望の党、今回は「鬼謀の党」に党名を変更してはいかが。