glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

Tempo 【時間】

2005-11-21 09:06:09 | Weblog
Sur la granda holrog^o de la tempo estas nur unu sola vorto : NUN. Lau~ la starato POSTE oni venos al la domo NENIAM. (M. de Cervantes)
 時間という大きな時計の上にある言葉は唯ひとつ:<今>。<後で>という通りをたどっても<決して来ない時>と言う家に到達するだけです。

Grandaj homoj c^im s^paris pri tempo. (Cicero )
 偉大な人間はいつでも時間を節約する。

Ec^ ne funkcianta holrog^ en iuj momentoj montras precizan tempon. (A.P. C^eh^ov)
 ある瞬間に動かずにいた時計でさえも正確に時を刻んでいます。

    

 数十年ぶりに再会した友人から昨日も電話を貰いました。内容はたわいないこと!こんなことで大切な時間をどうして使わなくてはいけないのと内心考えていました。彼女は"私は庭に来る野良猫に声をかけるくらいしか家では声が出せないのよ。あたしに声を出す機会をちょうだい。また電話する!"といって電話を切りました。

 彼女は活発な人で常に動き回っていました。後数年で80才になると言いながら口は達者、自己主張は昔と変わらず強かったのですが、杖に頼って歩いていました。

 最近、私から老人に対する同情心が消えています。古い知人の消息やご近所の人が倒れたとか言われても、"自分の番が近づいた・・・"という感覚が先に来ます。
 人はそれぞれの人生をやり残して終えるのだろうと思いますが、やり残しをなるべく少なくとどめたいと思うのです。

 先日、遠方で暮らす義兄が入院しました。私は姉に゛やがて我が道。誰もが通る道・・・。慰めの言葉も無くすみません!" とメール送ってしまいました。多分現実を見据えたかったのでしょう!

 でも、少々冷酷かもしれません。

コメント (3)
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