glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

2008:夏10 返事に詰まったこと!

2008-09-14 09:29:33 | Weblog
 ブロッケン山への遠足の時、エスペラントセンターからHerzberg駅まで徒歩で20分強の距離にあります。車のある人が送ってくれることになりました。
 ハンガリー人シャンドルが私たちを送ってくれました。彼は時折Herzbergにやってきてジャン・カルロ同様にボランティアとしてセンターの仕事を手伝っているそうです。ハンガリーには息子家族もおり移住する気はないけれどなどと話していました。

 彼がいきなり質問しました。

 『日本では有名なエスペランティストたちは初心者や若い人の仲間には加わらにと聞いているけれど本当ですか。』

 『えっ!』意外な質問でした。シャンドルの質問の意図は?

  彼の質問は日本ではエスペランティスト同士の関係が平等でなく、上下関係にあると示唆しているように思えました。

 大会や会合の時にベテラン達がどうしているかなど一般人の私は興味もありませんでしたし、有名人に近づきたいという欲望を持ったことがないのです。
 

 ボルトンとかザレスキー・ザメンホフとか、エスペラント界で有名な人には人があまりいない時に出会うと挨拶します。
 が、日本人には目が合うと会釈して通るだけです。私の中のその違いはどこから来るのでしょう?
 
 私は日本のベテランたちが私たちを見下しているとは思いません。外国のベテランたちは家族・夫婦で一緒に歩いていることはあっても大抵単独行動です。
 でも、日本では会合その他の時にはベテランの周りには腹心らしき人が侍っていて近寄り難いことも事実です。
 

 『そうですね。ベテラン達はあまり若者と話しませんね。それに若者達も自分達だけで行動したいことが多いのではないかと私は思います。』

 『そうですか。若者たちが独自の行動をしたがるのはハンガリーでも同じです。それは世界共通なんでしょうね。』と彼は言いました。

 こんな質問をされたとき日本のエスペラント界の皆さんはどう答えるのでしょう?
 私の答えは正しかったのでしょうか?

 ふと、他の日本人エスペランティストの考えを知りたくなりました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする