glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

 風が吹くとき

2011-05-02 09:01:25 | 平和

 今朝のニュースで今アメリカでは核シェルターを作る個人が増えているという。住宅の地下に造るらしい。日本ではお金もないですが、そんな土地さえないのです。

 30年程前、子どもたちと読んだ絵本を思い出していました。題名は『風が吹くとき』。核戦争の結果孤立した老夫婦の物語でした。核の冬というのもこの絵本で知りました。怖いわねえと言いながらそれ以上の行動には結ぶつきませんでした。

 今度この本が新訳で出るそうです。人は恐怖が近づかないと真剣に考えないのだとその愚かさに今になって気付きました。

 最近浜岡原発の再開阻止の嘆願書に署名しました。本当に原発がなければ生きられないのか原発を止めて実験してもよいのではないでしょうか。

 最近強い風が吹く日が多いです。原発事故とは関係ないと思いながらなぜか絵本に出てきた老夫婦の素朴な顔が浮かびます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%8C%E5%90%B9%E3%81%8F%E3%81%A8%E3%81%8D

コメント (2)
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