glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

2013-07-28 08:54:04 | 衣・食・住
 麩は池の金魚や鯉を呼び寄せる時の餌だと子どもの頃思っていました。味も香りも無い素材です。母は麩は小麦のはたんぱく質を使っているから栄養があるといっていたので、施設に暮らしていたころは買い物に行けない時の非常食として板麩など常備していましたが最近はほとんど食べていませんでした。
 数週間前麩料理に凝っている人たちの集まりについてテレビで見て驚きました。なんとデザートまで麩で作っているのです。私は食材は火を通すべきと思っていたのですが火を通さずに使った調理もありました。考えてみれば製造過程で火を通し、原形をとどめていないのですからそんな使い方もありかなと思いました。

 さて後日、別の局で麩の栄養についての番組を見ました。麩には消化された時コラーゲンを作る成分が含まれていることが最近の研究で分かったそうです。
 最近美容のためにコラーゲンとかヒアルロンサンとかが良いとテレビで大いに宣伝しています。また沢山の人が飲用しているようです。これらの物質が消化されたらきっとほかの物質に変わるでしょう。これは誇大広告ではないかと感じる私はまだ服用したことがありませんでした。ですが、麩が体内でコラーゲンを作りだすとするなら試してみようかなと思い数週間前から実行に移しています。

 麩は軽いので重さの点で持ち帰りやすいです。その上安価で消化し安いとしたら胃腸の働きが鈍くなり始めた老齢者にとっては都合の良い食べ物です。若返りを期待するわけではありませんが食べ続けようと思っています。
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