glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

鈴木章浩都議(51)、記者会見の怪

2014-06-24 05:04:04 | 雑感
 昨日午後セクハラ発言をしたという鈴木都議が記者会見をしていました。不思議なことが二つ。

 1:彼は子どもは産めないのかという発言はしていないという。すると彼のヤジの尻馬に乗ってヤジった者がいるという事でしょう。自民党はこの際どうしても犯人を出さなければなりませんでした。ですから口火を切った鈴木都議をひとりだけ差し出したに違いない。なんの処分もなく、自民党会派離党、都議は継続という彼の強硬な姿勢も自民党が彼だけ罰することはないという自信の表れと見えました。

 2:会見の時の記者質問。質問する記者はどう選ぶのでしょうか。この記者は公的問題を私的問題にすり替えようとしていいるのは見え見えでした。
 なぜなら自分のお子さんに適齢期になったら早く結婚しろとか子どもを早く産めとか言うのですかと言うような質問。どう見ても場違いです。家で親子で早く結婚しろよとか子どもはまだ産まないのかと会話するのと公的場で発言すること全く違う事でしょう!
 身内でない者が女性に対して早く結婚しろと言う言葉の裏には女性を性的観点しか見ず、女は表に出てくるな、責任ある仕事はするなという個人的能力とは無関係な差別思想があります。ましてやそれを公の場でしたのです。つまりヤジの中に男性優位思想をがある事を質問した記者分かっていないとは思えない。もし分かっていないのなら記者としての能力はないのではないかと思います。記者として能力のある人物とすれば故意に問題をすり替えるために選ばれた人間としか思えません。

 不明瞭で不愉快な記者会見でした。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする