夕べは久しぶりに Verda Majo(長谷川テル) の著作集を開き、'Du pomoj perditaj' を読みました。病床にてと補足があるのはテルが弱気になっている時に自分を鼓舞するために書いたものかなと感じました。そして20数年前、あるいは30数年前だったでしょうか東京で開催されたエスペラント日本大会のことを思い出しました。
その時栗原小巻主演’望郷の星’が上映されました。会場に入ると立ち上がって笑顔で迎えてくれた美しい老婦人、なんと彼女は学生時代の学生課長でした。もう80歳を超えていたと思うのですが歳を感じさせないほど美しいままでした。私の旧姓を呼び、’私は長谷川テルが好きなので今日つれ来ていただいたの!’と話しかけてくれました。学生時代廊下で会釈すると苦微笑で私を見ていたあの先生が私の名を忘れていなかったというのは驚きでした。