glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

イノシシ肉

2019-06-23 06:53:57 | 雑感

 半分好奇心、半分もったいないという食べ物への思いから食しました。頂き物にとやかく言うのは悪いのですが、決してまずいとは言えませんが、私個人としては美味しかったといえない味でした。ネットで調べると野生の肉はしっかりと火を通すに書いてありました。友人に言われたように繊維を断ち切るように薄切りにしたにもかかわらず硬かったです。確かに味は淡泊、よく噛むとぼそぼそと味のないそぼろのようになりました。

 2010年、ウランバートルで開催されたエスペラントアジア大会でのことです。民族博物館を出ると友人たちとばったり会いました。顔見知りのモンゴルのエスペランティストと一緒でした。彼女のお母さんがモンゴル料理をご馳走してくれるというのでタクシーを拾うところでした。私たちにもどうぞと言ってくれたので、本場の食べ物を食べてみたいと図々しくも誘いに載せていただきました。もちろん羊の肉。煮込んであったのですがとても固ったです。モンゴルでは生産性を失った羊を食するそうです。ですから肉が固いのは当然でしょう。友人たちは固くて噛めないと言っていましたが、この肉は噛めば噛むほども美味しく感じました。それと比べると…。

 もしかして、食べなれた人が料理したら美味しくなるのかもしれません。でも2度と食したくない!戦争中のように飢えれば別ですが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする