ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の虐待防止めざし法制定 与党がPT立ち上げ

2009年03月06日 00時58分58秒 | 障害者の自立
 障害者が性的虐待などの被害に遭うことを防ぐため、与党は5日、政策責任者会議で障害者虐待防止法案を作るためのプロジェクトチーム発足を決めた。超党派による立法化を目指し、12日にも初会合を開く。

 法案には、養護者や施設従事者からの虐待だけでなく、障害者が働く場の使用者による虐待も含める方向。虐待を発見した時の市町村への通報義務や、市町村による立ち入り調査の権限も盛り込むことを検討する。

 児童や高齢者については虐待防止法が制定された一方、障害者についての立法は取り残されていた。障害者への虐待は表面化しにくいことが指摘されている。

千葉・東金の5歳園児殺害:不幸な事件で障害者避けないで 自閉症児が俳優と芝居

2009年03月06日 00時57分22秒 | 障害者の自立
◇容疑者逮捕から3カ月
 千葉県東金(とうがね)市の保育所園児、成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)が殺害された事件で、知的障害のある勝木諒容疑者(22)=鑑定留置中=が逮捕されて6日で3カ月経過するが、障害者の親や支援者は、障害者への偏見を懸念する。「不幸な事件が、障害者を避ける社会につながらないでほしい」。願いを込め、発達障害児と俳優が、即興の2人芝居を7日に千葉県で上演する。

 逮捕後、障害児の親から、偏見を心配する声が出ている。「障害のある人もない人も互いを理解し合い、必要とし合う姿を、芝居で具現化できないか」。勝木容疑者が卒業した東金特別支援学校の校歌制作にかかわった絵本作家、こんのひとみさんが、即興演劇の第一人者、鈴木一成さん(44)に呼び掛けた。

 原作は、こんのさんの絵本「いつもいっしょに」(金の星社)。独りぼっちで世話好きのクマと何も話さないウサギのやり取りを描く。

 鈴木さんがクマ、印旛特別支援学校5年で重度の自閉症児である新井美穂さん(11)がウサギ役。ちょっとした仕草から感じる新井さんの気持ちを鈴木さんが代弁する。主役が務まるか母親は心配するが、新井さんは豊かな表情で練習に励む。

 主催団体メンバーで、四街道特別支援学校の松浦俊弥教諭は「幸満ちゃんの冥福を祈りつつ、試行錯誤の中で新たな社会が生まれることをアピールしたい」と話している。

 公演は7日午後2時半、佐倉市民音楽ホールで。大人1000円、小学生と障害者500円。問い合わせは「とんぼ舎」(043・485・0516)。


裁判員制度向け「文字情報充実を」 難聴者団体が要望書

2009年03月06日 00時55分31秒 | 障害者の自立
 手話だけではなく、要約筆記など文字による情報も――。裁判員制度の開始を前に、全国の難聴者らでつくる「全日本難聴者・中途失聴者団体連合会」(東京都新宿区)の代表が4日、最高裁を訪れて要望書を出した。手話を使わない聴覚障害者が裁判員に選ばれたときのきめ細かい配慮を求めている。

 聴覚障害者は全国約600万人といわれる。厚生労働省が06年に実施した調査では、そのコミュニケーション手段は、補聴機器が69%、筆談・要約筆記が30%、手話が19%。病気や加齢、事故などで聞こえなくなった人の多くは手話は使わない。同連合会の川井節夫副理事長は「裁判の経過をしっかりつかめるかどうか心配がある」と話した。

 要望書は、こうした実情を説明したうえで(1)裁判所から呼び出しを受けた裁判員候補者が要約筆記や補聴器、手話通訳などコミュニケーションの手段を選べるようにしてほしい(2)中途失聴者や難聴者を裁判員とする模擬裁判を実施してほしい(3)要約筆記者らを研修してほしい――とした。

 各地の裁判所では、手話通訳者が加わった模擬裁判は行われてきたが、要約筆記者による模擬裁判は行われていない。最高裁は「実際の裁判では手話通訳者と要約筆記者は確保する。審理や評議のスピードも、それに合わせる。遠慮なく各地裁に問い合わせてほしい」としている。

日光市・定額給付金申請書など郵送 障害者支援施設に発注

2009年03月06日 00時54分34秒 | 障害者の自立
 【日光】市は今月下旬に全戸配布する定額給付金関係書類の郵送業務の一部を、市内の障害者就労支援を手掛ける九事業所に発注する。四日の市議会一般質問で、湯沢光明健康福祉部長が明らかにした。県授産事業振興センターによると「市町内の事業所がまとめて共同受注する例は、県内では聞いたことがない」という。

 急激な景気悪化に伴う製造業不況は、製造業からの下請け作業が多い障害者自立支援の場にも大きな影響を及ぼしている。昨年末から、事業所では仕事が激減する状況があった。

 一方、国会では定額給付金の財源などを確保する第二次補正予算関連法が成立。今後、市町は具体的な給付作業に入る。市では約三万七千世帯に、給付申請書など書類を郵送する。この業務のうち初回の郵送について、臨時の仕事を産み出した。

 市の郵送作業は三月下旬から四月上旬になる予定。九事業所は約四千世帯分ずつを分担。市日光総合支所に集まり、五日以内に完了させる。

 事業所側は今市本町の「障がい者就労情報支援センター」が窓口となり、市内九事業所に参加を呼び掛けた。

 湯沢部長は平木チサ子市議の質問に「業務には100%の正確さを求める。障害があっても、健常者と同等の品質管理ができることを証明する試金石になる」と答弁、エールを送った。

 実際に業務を担う足尾町赤倉の「ほっとみるく」では、七人の障害者が交代で業務に当たる。佐々木章代表は「仕事をもらえてうれしい。みんなで頑張ろうと話をしています」と意気込んでいる。


入所者が暴行され死亡 山口・美祢の障害者施設

2009年03月06日 00時49分24秒 | 障害者の自立
 山口県警美祢署は5日、美祢市の障害者施設で、重度の知的障害で入所していた男(21)が同室の男性入所者(59)に暴行し死亡させたことを明らかにした。

 同署は傷害致死容疑事件として捜査。男の責任能力の有無などを慎重に調べる。

 同署によると、男は2月26日午前7時ごろ、施設居室で男性の頭を床に打ち付けているのを職員が発見。男性は意識不明の重体で病院に運ばれ、3月4日に死亡した。