県上伊那地方事務所は18日、「障害者福祉施設の工賃アップ応援宣言!」登録証を14団体に交付した。上伊那8市町村がすべて登録したほか、民間企業4社、商工団体2団体が登録。同日までの県内の登録団体17団体のうち、2月に県内第1号として村井知事から登録証の交付を受けた2団体を含め、上伊那管内の団体が16団体を占めらことになる。関係者の熱心な取り組みで、障害者施設の工賃アップに向けた理解が上伊那地方で進んでいることを示した。
宮坂正巳上伊那地方事務所長から登録証の交付を受けたのは、8市町村と駒ケ根商工会議所、箕輪町商工会のほか、伊南建設(駒ケ根市)、富貴屋建設(同)、はなまるファーム(伊那市)、アキ精工(箕輪町)の4社。市町村では障害者施設自主製品の販売協力、特定印刷物の優先発注などを応援する。伊南建設や、はなまるファームでは障害者福祉施設からの就労を受け入れる。
このうち伊那市西箕輪で花や野菜の苗栽培、リンゴ栽培などを行うはなまるファーム(加藤晴泰代表)では、2月から週4日、1回5-6人の障害者を受け入れ、苗づくりやリンゴジュースのラベル張りなどの作業を開始した。加藤代表は、「農業は機械化できない部分も多く、短時間に集中してこなす作業など、障害者のみなさんの就労に大きな可能性がある。いろいろな手順を考えて効率性を上げれば工賃を上げていくこともできる」と話している。
登録証の交付式で、宮坂地方事務所長は、「障害者の社会参加、自立に向けてより一層の協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
宮坂正巳上伊那地方事務所長から登録証の交付を受けたのは、8市町村と駒ケ根商工会議所、箕輪町商工会のほか、伊南建設(駒ケ根市)、富貴屋建設(同)、はなまるファーム(伊那市)、アキ精工(箕輪町)の4社。市町村では障害者施設自主製品の販売協力、特定印刷物の優先発注などを応援する。伊南建設や、はなまるファームでは障害者福祉施設からの就労を受け入れる。
このうち伊那市西箕輪で花や野菜の苗栽培、リンゴ栽培などを行うはなまるファーム(加藤晴泰代表)では、2月から週4日、1回5-6人の障害者を受け入れ、苗づくりやリンゴジュースのラベル張りなどの作業を開始した。加藤代表は、「農業は機械化できない部分も多く、短時間に集中してこなす作業など、障害者のみなさんの就労に大きな可能性がある。いろいろな手順を考えて効率性を上げれば工賃を上げていくこともできる」と話している。
登録証の交付式で、宮坂地方事務所長は、「障害者の社会参加、自立に向けてより一層の協力をお願いしたい」と呼び掛けた。