◇里子らから「のぶかあちゃん」と慕われる--29日、弾き語りコンサート
里子や障害を持つ人たちと共同生活をし、周りから「のぶかあちゃん」と慕われる愛荘町岩倉の前田のぶえさん(55)が生活の中で何気なく口ずさんだ言葉やメロディーをメモに書き留めてCDを自主制作し、自作の歌を広めている。29日には、同町安孫子の町立ハーティーセンター秦荘で「のぶかあちゃんのうた日記 弾き語りファミリーコンサート」を開き、みんなに楽しんでもらう。入場無料。
前田さんは長野県小川村出身。同県内の肢体不自由の子どもたちが生活する施設で働いていたが、85年に愛東町(現・東近江市)の障害のある人やない人、里子や高齢者らが一緒に暮らす「茗荷(みょうが)村」を知り、移り住んだ。
現在は、障害者作業所の指導員で夫の雅敏さん(57)と2人の息子、中学3年~小学2年の男女5人の里子、障害者4人と一緒に暮らしている。
歌作りは10年余り前から。里子や障害者とのだんらん、洗たくや食事の準備、立ち話、車の運転などの最中に言葉(歌詞)やメロディーが自然に浮かび、口ずさんでいるという。その場で言葉と独自の音符でメロディーを書き留めている。これまでに100曲ほどつくり、小川村のバンドや青年らの伴奏で「暮らしの中のハーモニー」などCD7枚を自主制作した。歌詞カードや表紙を手作りし、1枚1500円で販売している。
コンサートは、「自作の歌を聴いてもらって、共に楽しみたい」と、地元では初めて企画した。午後2時開演で、前田さんのピアノの弾き語りや、息子や里子、その友人ら十数人による伴奏で「今日も笑顔で」「子猫のワルツ」などを歌う。「茗荷村」の人たちも舞台で歌うという。
前田さんは「歌に共同生活の現場の悲喜こもごもを織り込んでいます。実話の歌を通してみんなが喜び、元気になってくれればうれしい」と話している。
里子や障害を持つ人たちと共同生活をし、周りから「のぶかあちゃん」と慕われる愛荘町岩倉の前田のぶえさん(55)が生活の中で何気なく口ずさんだ言葉やメロディーをメモに書き留めてCDを自主制作し、自作の歌を広めている。29日には、同町安孫子の町立ハーティーセンター秦荘で「のぶかあちゃんのうた日記 弾き語りファミリーコンサート」を開き、みんなに楽しんでもらう。入場無料。
前田さんは長野県小川村出身。同県内の肢体不自由の子どもたちが生活する施設で働いていたが、85年に愛東町(現・東近江市)の障害のある人やない人、里子や高齢者らが一緒に暮らす「茗荷(みょうが)村」を知り、移り住んだ。
現在は、障害者作業所の指導員で夫の雅敏さん(57)と2人の息子、中学3年~小学2年の男女5人の里子、障害者4人と一緒に暮らしている。
歌作りは10年余り前から。里子や障害者とのだんらん、洗たくや食事の準備、立ち話、車の運転などの最中に言葉(歌詞)やメロディーが自然に浮かび、口ずさんでいるという。その場で言葉と独自の音符でメロディーを書き留めている。これまでに100曲ほどつくり、小川村のバンドや青年らの伴奏で「暮らしの中のハーモニー」などCD7枚を自主制作した。歌詞カードや表紙を手作りし、1枚1500円で販売している。
コンサートは、「自作の歌を聴いてもらって、共に楽しみたい」と、地元では初めて企画した。午後2時開演で、前田さんのピアノの弾き語りや、息子や里子、その友人ら十数人による伴奏で「今日も笑顔で」「子猫のワルツ」などを歌う。「茗荷村」の人たちも舞台で歌うという。
前田さんは「歌に共同生活の現場の悲喜こもごもを織り込んでいます。実話の歌を通してみんなが喜び、元気になってくれればうれしい」と話している。