ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

心身障害児支えて10周年 大崎・守る会が記念誌

2009年11月23日 00時44分38秒 | 障害者の自立
 脳性まひなど重い障害がある子どもの家族らでつくる「大崎重症心身障害児(者)を守る会」が発足から10周年を迎えた。節目の年に合わせて記念誌も発刊。障害児が地域で暮らす方策や支援の在り方を探ってきた同会は「この10年で得た多くのつながりを大切に、これからも地道に活動を続けていきたい」と決意を新たにしている。

 記念誌はA4判、17ページで、2000部発行。地元病院の小児科医ら関係者からのメッセージや障害児、障害者の母親11人が活動を振り返った文章を盛り込んだ。

 守る会がサポートする子どもたちは身体障害と知的障害を併せ持ち、多くが常に医療ケアを必要として暮らしている。

 ある母親は子どもの障害が分かった当時を「泣いてばかりいた」と振り返り、「守る会での経験が良い力になっている。昔のわたしのような人が少しでも楽しみを見つけられるような存在になっていきたい」という思いを記した。

 別の母親は「力を合わせて大きな声にすることで、周りの理解も得られ、人の輪も広がっていく」と活動の手応えをつづった。

 会は1999年9月、県重症心身障害児(者)を守る会の分会として設立された。現在は大崎地域に住む障害児の母親ら会員14人が中心となり、定期的に勉強会や催し、シンポジウムを開いている。

 大友祥子会長は「『最も弱いものを一人ももれなく守る』という会の原点に立ち返り、これからも活動していきたい」と話している。

 記念誌は一般の希望者にも配布している。連絡先は大友会長0229(22)1727。

登別で障害者週間記念事業、作品展示や相談など

2009年11月23日 00時43分18秒 | 障害者の自立
 登別市障害者福祉関係団体連絡協議会(障団連、高橋良夫会長)主催の第5回「障害者週間」記念事業が21日から2日間の日程で中央町の協同組合登別中央ショッピングセンター・アーニスで始まり、活動を紹介するコーナーや関係者の作品展示、各種相談にも応じている。




 障団連は登別身体障害者福祉協会、登別視力障害者協会、登別肢体不自由児者父母の会など7団体で構成。障害者週間(12月3~9日)に合わせ事業を展開している。

 開会に当たり小笠原春一市長、沼田一夫市議会議長らも出席しオープンセレモニーが行われた。アーニス1階の会場には加盟団体の活動の様子を紹介するコーナー、関係者による書、絵、布の絵本、生け花、折り紙、手芸、紙人形、陶器など多彩な力作を展示。「これ、すてきねえ」と来場者も感心した様子で眺めている。

 会場には関係者約50人がおり、なんでも相談「スマイル」を開設。身体、知的、精神障害者の福祉や就労、困りごとの相談に応じている。ガイドヘルプ、点訳、音声パソコン、車いすといった体験もできる。記念事業は今年で5回目で、相談コーナーの設置は2回目。気軽な利用を呼び掛けている。

 高橋会長は「今年3月、『北海道障がい者条例』が道議会で全員一致で可決、来年4月施行の運びになっている。条例を作ったままでは困る。市民に関心を持ってもらい理解してもらうには、こうした取り組みも大事。1人でも多くの人に会場に足を運んでもらいたい。こうして触れ合い、交流を深めることが、豊かなマチづくりにつながる」と大勢の来場を期待している。

 最終日の22日は午前10時から午後4時まで。相談は無料。


障害者と健常者 音楽を通し交流 

2009年11月23日 00時41分26秒 | 障害者の自立
 障害者と健常者が音楽を通して交流する第29回山の都ふれあいコンサート(同実行委、アドブレーン・共立・NTT-F共同事業体主催)が21日、甲府・県民文化ホールで開かれた。
 1部では歌詞や曲を公募して仕上げた「田うえ」「春の季節」などオリジナルの9曲を、ピアノやギターの伴奏に合わせて披露。2部では障害者や家族、ボランティアら約70人でつくる「ふれコン合唱隊」のメンバーが出演し、詩の朗読などを発表した。
 最後に、毎年恒例のテーマソング「君はふる里に」を来場者全員で合唱。大きな歌声が会場に響き渡り、イベントのフィナーレを彩った。

功績振り返る 100人参加、静岡で讃える集い /静岡

2009年11月23日 00時39分49秒 | 障害者の自立
 点字の発明や普及に尽くした先人3人に感謝の気持ちを伝えようと「点字関連三偉人を讃(たた)える集い」が21日、静岡市葵区七間町の江崎ホールで催され、約100人が参加した。主催する視覚障害者のNPO法人「六星」(浜松市、斯波千秋代表理事)が運営する支援施設「ウイズ半田」のメンバーらが合唱するなど、道を切り開いた先人の功績を振り返った。

 「三偉人」は、六つの点で文字を表す「6点式点字」を生んだフランスのルイ・ブライユ(1809~52年)と、これを50音に翻案した石川倉次(1859~1944年)、点字紙「点字毎日」初代編集長の中村京太郎(1880~1964年)の3人。石川、中村の2人はともに今の浜松市で生まれた。

 イベントでは、ウイズ半田の職員やメンバー約20人が、自ら作詞・作曲した「六星讃歌」を披露。「六つの星に希望を託して」「星とふれあい僕らは出逢うだろう」など、6点式点字への感謝を込めた歌詞を熱唱した。

 メンバーの片岡兵馬さん(24)は「点字によって僕らは社会とつながることができた。3偉人に感謝したい」と話した。

 続いて、視覚障害者のための自動点訳ソフトなどを開発している県立大国際関係学部教授の石川准さん(53)が講演。視覚障害者である石川さんは「3偉人は時代が求めた役割を果たして点字を生み、世に広めた。我々もこの時代に必要な点字のあり方を発明しなければならない」と語った。

障害者への控除は維持へ=「透明化法」など本格議論-税調

2009年11月23日 00時37分58秒 | 障害者の自立
 政府税制調査会(税調)は17日、2010年度税制改正に向け、所得税や租税特別措置(租特)透明化法案などの本格審議に入った。この日の会合で古本伸一郎財務政務官は所得税の扶養控除見直しに関連し、「障害者の皆さまなどについては現行の水準を存続させようと基本的に考えている」と述べ、障害者への控除は原則維持する方向を示した。
 現行の一般扶養控除は16歳未満か、23歳以上70歳未満の扶養親族に対し、38万円を課税所得から控除する制度。親族が障害を持つ場合は、同居の有無や障害の度合いに応じて控除額が加算される。特定扶養控除対象者(16歳以上23歳未満、控除額63万円)に関する議論は積み残した。
 政府は10年度の子ども手当創設に合わせて扶養控除を廃止する方針を示している。障害者世帯への対応は別途検討する考えを示したものだが、古本政務官は、どこまで控除の対象に含めるかは「今後の議論」と述べるにとどめた。