ゴエモンのつぶやき

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みやぎ支援センターニュース 「ゆい」  No.1

2011年04月05日 01時26分18秒 | 障害者の自立
支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で
みやぎ支援センターニュース 「ゆい」  No.1
日本障害フォーラム(JDF)東北関東大震災被災障害者総合支援本部・みやぎ支援センター

仙台市太白区・仙台ワークキャンパス内 022-306-4663(TEL・FAX) jdf.miyagi@gmail.com

 日本障害フォーラム(JDF)は、3月30日、仙台市にみやぎ支援センターを開設しました。
開設式には宮城県障害福祉課・仙台市障害者支援課や地元の支援団体や施設、国際的なNPO、JDF幹事など約50人の出席があり、地元新聞・放送局などの取材もありました。
 全国の各団体から職員が派遣され、数日から10日間位ずつ交代で仙台に滞在、支援員としてセンターを拠点に支援活動を始めています。

訪問累計(4月2日現在)
障害者支援事業所24ヵ所、避難所26ヵ所、市町村20ヵ所、物資提供15ヵ所、
その他、関係機関14ヵ所、聞き取り8人、訪問支援1件、支援員延べ49人。

●訪問調査活動日誌から…
【あたかも野戦病院のような役場…山元町】
・町役場の1階窓口は安否確認と遺体確認の窓口になっていた。敷地内の保健センターでは使い捨ての白衣を着た看護士さんが狭いスペースで医療行為をしていて想像を越えるひどい状態。
・聴覚に障害のある人が、地震発生から10日後に「何があったのですか?」と訪ねて来た。何が起きたかはわかっていても、どうしたらよいか、わからなかったようだ。(3月31日)

【当支援センターの情報の自治体宛FAXが力に…石巻市】
 ・県障害福祉課から、みやぎ支援センターが"施設等を巡回し、必要物資の運搬等を含めた被災障害者の支援を行なっているので活用して"、という趣旨のFAXを全市町村に送られたおかげで市役所障害福祉課の方がとても丁寧に対応してくださった。被災地ではいろいろなNPOが活動しているので、「JDFみやぎ支援センター」の名札着用はいつも必要。(3月31日)

【手帳の再交付が不安…名取市】
 ・市役所を訪問するも混乱状態。障害のある人の避難所利用状況は把握していない。出勤できる職員が少ないとのこと。避難所で障害のある人の親御さんと話せた。療育手帳の再交付が不安。作業所通所が再開できるのか。避難所は3食あるので困らない、との声。(4月1日)

【会員の安否を確認してください!…気仙沼市】
・事務所が流され、プレハブで業務を始められた社会福祉事務所の係長に、施設などに所属されてない在宅障害者の安否確認・支援の協力を求めた。
・事前に電話で肢体不自由児父母の会から気仙沼の会員の安否がわからないので生活支援センターと連携してほしい、との相談があり、翌日連絡。(4月2日)

<活動の経過>
3月28日(月)立ち上げチーム6人が仙台入り
30日(水)開設式/宮城県・仙台市及び地元障害者団体と対策会議/県庁と東北厚生局を訪問
  31日(木)宮城県から当支援センターの紹介状を全市町村に交付、ならびに県内の被災地の障害者支援事業所の情報・資料の提供を受けた/訪問活動開始(以降、毎日実施)
4月1日(金)被災障害者を支えるみやぎの会に、当支援センターの県内障害関係団体への紹介要請

<ウェルカム&ありがとう 来訪>
◎宮城県知的障害者福祉協会会長・中村正利氏/全社協高年・障害福祉部・桑原信人氏(4月1日)◎全難聴理事長・高岡正氏/みやぎ・せんだい協会理事長・松本隆一氏/宮城教育大学連携推進専門職・村田哲彦氏(4月2日)◎兵庫県社会就労センター協議会福会長・正心徹氏/兵庫セルプセンター副理事長・山玲輔氏/宮城県知的障害者施設親の会連合会副会長・大野眞知子さん(4月3日)

事務局は、今 脊損連・宮城県支部の齊藤さんが事務局員に!
(4月3日現在 支援員37人)
〇4月3日朝から、全国脊髄損傷者連合会・宮城県支部の齊藤忠義さんが事務局員に加わってくださいました。齊藤さんは車いすや介護用品の会社を経営されており、福祉用具専門相談員かつプランナーでもあります。電話相談の応対を主に引き受けていただき、事務局に詰めてくださっています。
〇地震発生直後、ガソリン不足は深刻でした。山形県コロニー協会の須貝さんが携行缶を持って何度も往復してくださり、東京・愛知の支援員からも補給していただきました。現在、供給は改善しつつあります。
〇仙台市内のガソリンスタンドにはまだ長い列ができています。コンビニの棚もガラガラです。一方、2日に出かけた気仙沼では待たずにガソリンが買え、コンビニの棚にも商品が並んでいます。物資は被災地を優先して供給されているようです。被災者に向けた各地からの物資もたくさん届いているようですが、1人ひとりの手元に届くのに時間がかかっているようです。

● 訪問調査支援員からひと言 ●
■石巻市の状況調査に行きました。市街地の復旧はすすんでおり燃料不足や物資不足も解消されつつあるようでしたが、車でわずか10分の沿岸部を走れば、そこは津波によって復旧の目処がたたない様子です。第2グループの使命を精一杯果たします。(麻生浩平さん・愛知からの派遣)
■現地に入り実際の状況を目の当たりにし、言葉では表せない、心が折れてしまいそうな感じを受けました。このような状況の中で自分に何ができるのか不安はありますが、少しでも被災された方々のお役に立てるように精一杯努めたいと思います。(高橋公平さん・東京からの派遣)

支援は始まったばかりです。まだまだ、支援を必要とする人たちがたくさんいます。
全国各地から人と車両の応援を、ぜひお願いします!

みやぎ支援センターニュース

きょうされん京都支部から3人が郡山市へボランティア

2011年04月05日 01時21分39秒 | 障害者の自立
 障害者共同作業所や授産施設、生活支援センターなどの全国組織「きょうされん」(本部・東京)の京都支部(粟津浩一支部長)は4日、東日本大震災の被災地・福島県郡山市へ3人のボランティアを派遣しました。3月30日に同本部は郡山市に現地本部を開設し、支援受け入れ態勢を整え、順次全国からボランティアを受け入れ始めています。近畿のきょうされん各支部は郡山市を中心に支援を行う予定です。

 出発した3人は、上京ワークハウス職員の宮本正一さん(60)、障害者福祉サービス事業所あらぐさ職員の粟野賢さん(27)、網野福祉会のヘルパー・上野晋司さん(32)で、いずれも障害者、高齢者ケアに詳しい専門家。九州からのボランティア2人と合流し、車2台に食糧や水、なべなどを積んで出発。現地では、安否確認の訪問活動や生活支援などの活動を13日まで行う予定です。

 粟野さんは「震災報道の中で障害者の人たちが載ってこないので心配です。身体障害や自閉症などの人に避難所生活は無理です。力になりたいと思い、立候補しました」と話します。上野さんは両親から阪神大震災でボランティア活動を行った経験を聞き、自分もできることをしたいと手をあげました。宮本さんは、「これまでの経験を生かし、何でもやる覚悟です」と力を込めました。



 きょうされんの支援活動についてはみやぎ支援センター活動報告を参照。http://blog.normanet.ne.jp/jdf_shienhonbu/


京都民報Web

療育支援 連携が鍵 福山市と広島県 施設整備で独自の動き

2011年04月05日 01時17分19秒 | 障害者の自立
 福山市は2011年度、市内で発達障害児向けの施設整備を始める。当初は広島県に補助を求めたが認められず、単独で取り組む。県は市内の県立施設を移転し、発達障害者への対応を強化する。並行する市と県の事業の間に、連携のビジョンはまだ描かれていない。

 市は、三吉町南の市保健センター1、2階を「こども発達支援センター」に改修する。「幼児期での発見と対応が重症化を防ぐ」などとして、対象は未就学児に限定。保育所などとの地域内連携も柱に据えた。12年度中のオープンを目指す。

 県は、15年度をめどに津之郷町の重症心身障害児(者)施設「県立福山若草園」を移転し、発達障害の外来診療を強化する。患者の年齢制限は設けない。

 市は08年度以降、市内への療育施設整備を目指し、県に財政支援を要望してきた。県は理解を示す一方で、市とは別に発達障害者への対応を検討。築49年の若草園改築を検討する中で同園の診療機能拡充を決め、市の要望への「答え」とした。

 県社会福祉部の鹿田一成部長は「県の役割は専門医療機関の確保。市が求める地域内連携は含んでいない」と説明する。求める機能のずれが、それぞれ独自の動きを生んだ。

 16日の市議会予算特別委員会である市議は「就学を境に支援が断ち切れるようなことがあってはいけない」と指摘した。市の発達支援センターの対象年齢を超えた子どもが、若草園を利用しにくくなるなどの事態を懸念する声がある。市も県も、連携の必要性は認めるが調整は具体化していない。

 県東部子どもの療育を守る親の会の奥土居康子会長は「私たちはただ必要に応じた支援を求めているだけだ。行政間の垣根を低くしてほしい」と、県と市をつなぐパイプの強化を願った。

中国新聞

軽作業で被災者100人雇用へ 三木の運送会社

2011年04月05日 01時14分47秒 | 障害者の自立
 三木市の運送会社「生田陸運」が、全国のハローワークを通して東日本大震災の被災者100人の雇用に乗り出した。関西に一時避難してきた被災者の生活基盤を整えたいとしており、高齢者や障害者ら幅広い人が働けるように軽作業の仕事を用意している。

 主な仕事内容は、青果などが入っていたプラスチックケースから野菜の葉などを取り除き、洗浄する作業。被災者が地域ぐるみで移ってくる場合を考え、仲間と一緒に安心して働いてもらおうと募集人数を100人とした。

 短時間のパートとフルタイム(午前9時~午後5時)があり、雇用期間は相談に応じる。神戸などへの送迎バスも検討する。

 社長の山口善正さん(55)=神戸市西区=は阪神・淡路大震災で同市兵庫区で被災した。三木市の会社に避難したが、各地の取引先からトラックで水や食料などが続々と届いた。「あのときの思いは忘れていない。多くの社員が神戸で被災しており、本当に助けられた」と振り返る。

 兵庫県が1万人規模で被災者を受け入れる準備を進めていることを知り、ハローワークなどに相談して決めた。山口さんは「16年前の恩返しがしたい。移り住んだ被災者の不安が少しでも解消できれば」と話している。

神戸新聞

イン・スニ、5日に障害者環境改善チャリティー公演

2011年04月05日 01時11分35秒 | 障害者の自立
韓国歌手イン・スニが5日、ソウル開峰洞のナムヒョン教会で「イン・スニと共にする良い友達の障害者主幹保護施設後援の夜」チャリティー公演を開催する。

今回の公演は、15人の重度知的障害者が利用する開峰洞の「良い友達障害者主幹保護センター」の劣悪な空間を改善しようとする主旨で開催される。また、イン・スニはこの「保護センター」のセンター長が、小学校の同級生であるという縁もあり、ノーギャラでステージに立つ。なお、2万ウォンである公演チケットの収益金全額は障害者施設に寄付される。

イン・スニは、これまでアフリカ南部ザンビア共和国の井戸発掘チャリティー公演や清州の多文化学校移転基金準備音楽会を開催した。また、ハイチ地震被災者を助けるために義援金を援助するなど、慈善活動をしてきた。

またイン・スニは、来月7~8日世宗(セジョン)文化会館で「THE FANTASIA」というタイトルで公演する。

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