ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

被災地へ、私が支えに NPO、県産間伐材で杖作り

2011年04月26日 01時30分35秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被災し、各地の避難所で生活している足の不自由な高齢者や障害者らのため、滋賀県産の間伐材で杖をつくる運動を長浜市余呉町の整体師斎藤邦雄さん(68)らが始めた。米原市で里山保全に取り組むNPO法人「やまんばの会」や草津市のガールスカウトのメンバーらも協力し、これまでに約200本を被災地へ送ったという。

 斎藤さんは阪神大震災があった1995年1月、神戸市東灘区のマンションで被災した。自宅にある施術所を訪れた客の話からあることに気づいた。「他人に迷惑をかけたくない」という思いからか、高齢者は移動や外出を控え、次第に動かなくなる傾向にあった。

 現在、旅行会社と協力し、健康と観光が結びついた「ヘルスツーリズム」の普及に取り組む斎藤さんは今回の地震を目の当たりにして「健康維持のためにも体を動かなさいといけない」という思いを強くした。

 がれきで埋まった道も杖があれば心強いだろうと、3月末に知人3人に声をかけて杖づくりを始めた。斎藤さんの自宅を作業場に、木の皮をはいでヤスリをかけ、滑り止めのゴムを付けた後、穴を開けてひもを通した。すべて手作業で出来上がった杖には「私が支えになりますよ」「あなたの一歩が日本の一歩」などとメッセージを書き添え、仙台市の被災者に届けられた。

 「共に歩んでいこうという思いがこもっている杖です」と斎藤さん。杖づくりに賛同してくれる仲間を募っている。問い合わせは斎藤さん(090・3708・3777、kunikuni@zc.ztv.ne.jp)へ。


被災者のために手作業で木のつえを作る斎藤さん(左端)ら=長浜市余呉町上丹生

朝日新聞

仙台で震災後初の大規模音楽祭 6月、286団体集まる

2011年04月26日 01時24分51秒 | 障害者の自立

 東日本大震災の被災者が主催、参加する市民イベント「とっておきの音楽祭SENDAI2011」が、6月5日に仙台市中心部で開催される。主催者によると、震災後に宮城県内で行われる大規模音楽祭は初めて。当日は、被災地の物産品も販売する予定だ。

 宮城県を中心に、1都1府11県から過去最大規模となる286団体が仙台に集まる。公園や広場、商店街など30ステージでポップスや合唱、ダンス、ゴスペルなどが繰り広げられ、仙台の街は音楽一色となる。

 音楽祭は、ボランティア団体や障害者らの自立を支援するNPO法人が主催。障害のある人もない人も一緒に音楽を楽しみ「心のバリアフリー」を目指そうと、2001年に始まった。

 参加する団体の大半は宮城県内にあり、メンバーも被災者だが「こんなときこそ被災地から元気を届けたい」との思いから開催が決まった。

 企画プロデューサーを務めるシナリオライターの菊地昭典さん(63)は「いつまでもうつむいてはいられない。歌ったり演奏したりして、被災した人たちが仙台で元気に盛り上がっていることを日本全国や世界に発信したい」と意気込む。

 震災後は開催すべきかどうか悩んだが、決定打となったのは、各団体から集まったアンケートだった。菊地さんが震災後に安否確認を含め、参加が可能かどうか尋ねたところ「今こそ音楽を通じて元気を、パワーをもらいたい。そして元気とパワーを与えたい」などのメッセージが200通以上寄せられた。

 開催費用を集めようと、音楽祭に関係する全国各地の人たちも支援に乗り出している。札幌や東京での支援ライブがあったほか、福岡市のNPO法人が音楽祭のドキュメンタリー映画「オハイエ!」のチャリティー上映会を5月中旬に開く。

 主催者は音楽祭のほかに、避難所でミニライブも行っている。菊地さんは「落語や民話、演歌など年齢やニーズに合わせて継続的に応援していきたい」と話している。

2011/04/25 17:14 【共同通信】

東日本大震災:被災地の家裁、成年後見人の安否調査 新たに選任も

2011年04月26日 01時22分52秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城、岩手、福島3県の家裁が、認知症の高齢者や知的・精神障害者に代わって財産管理や介護施設への入所手続きを行う「成年後見人」の安否確認に乗り出した。後見人が死亡したり連絡が取れないような場合は、高齢者や障害者らが孤立してしまうおそれがあり、新たな後見人を選任するなどして対処するという。

 成年後見人は、施設や病院への入所・入院手続きを取り、本人の通帳を管理していることも多い。このため、後見人がいないと被災した本人が迅速に施設や病院に入れなかったり、被災者向けの公的給付を受けることができなくなるケースも予想される。

 家裁は通常、親族らの申し立てを受けて近親者や弁護士らから後見人を選任し、定期的に後見状況の報告を求めている。最高裁家庭局によると、3県で後見を受けている高齢者や障害者は昨年12月時点で▽宮城1605人▽岩手943人▽福島1267人。

 3県の家裁は、後見人自身や後見を受けている本人、親族などに電話などで安否確認を進めている。連絡が取れないケースでは、死亡者や避難者リストの確認も行う。無事が確認されても、本人と離れて避難しているような場合は、別の後見人を追加選任する。認知症や障害の程度がより軽い人を保護する「保佐人」や「補助人」についても安否確認を進めるという。

 最高裁家庭局の担当者は「各家裁とも緊急案件と認識して調査を始めた。被災地で後見を受けられなくなっている人がいたら、裁判所に連絡してほしい」と話している。

毎日新聞 2011年4月23日 東京夕刊

【コラム】日産「相互作用チーム」の実験(1)

2011年04月26日 01時20分43秒 | 障害者の自立
20日は「障害者の日」だった。多くの個人と団体がさまざまな障害者関連行事と奉仕活動を行った。筆者も会社の社員らとともに奉仕活動に行ってきた。当日のスケジュールを終えて帰り、障害者と高齢者に対する韓国の交通環境に対して考えてみた。

障害者にとって運送手段とはどんな意味だろうか。何よりも最も基本的に必要な手段だ。一般人に比べ動きの制約があるだけに、望みの所に気軽に行く方法が必要なためだ。しかし韓国で障害者と高齢者が気軽に交通手段を利用するためには今後改善していく部分が多い。

まず普遍的な公共交通手段のバスを見てみよう。韓国で車いすを利用する障害者が一般バスに乗るのは容易ではないように見える。彼らが1人の力でバスに乗るためには底床バスが現れるのを待たなければならない。障害者・高齢者専用無料シャトルバスも配車間隔が長い。すべての路線にあるものでもない。欧州と北米の市内バスの場合、車いすに乗る障害者のためにバスの傾きを調整して低くなる機能が基本的に搭載されている。

障害者のための特殊車両も必要だ。しかし最初に考慮しなければならないことは、症状が重くない障害者が一般バスや車両を利用できるよう、便宜装置が装着されていなければならない。

日産本社には「相互作用デザイン(Interaction Design)」チームがある。彼らは動きを制約する特殊服と視野を制約する特殊めがねをかけて開発中の車両に乗り込む。その後車両を操作して動いてみる実験をする。この過程を通じて障害者と高齢者の行動パターンを研究する。障害者が一般車両を利用するのに問題になりかねない部分を最小化するために努力するものだ。ドアハンドルの形、メーターパネルの視認性、ドアの位置など微妙な差で障害者の車両利用に障害になる部分を見つける。

中央日報

【コラム】日産「相互作用チーム」の実験(1)

2011年04月26日 01時18分40秒 | 障害者の自立
20日は「障害者の日」だった。多くの個人と団体がさまざまな障害者関連行事と奉仕活動を行った。筆者も会社の社員らとともに奉仕活動に行ってきた。当日のスケジュールを終えて帰り、障害者と高齢者に対する韓国の交通環境に対して考えてみた。

障害者にとって運送手段とはどんな意味だろうか。何よりも最も基本的に必要な手段だ。一般人に比べ動きの制約があるだけに、望みの所に気軽に行く方法が必要なためだ。しかし韓国で障害者と高齢者が気軽に交通手段を利用するためには今後改善していく部分が多い。

まず普遍的な公共交通手段のバスを見てみよう。韓国で車いすを利用する障害者が一般バスに乗るのは容易ではないように見える。彼らが1人の力でバスに乗るためには底床バスが現れるのを待たなければならない。障害者・高齢者専用無料シャトルバスも配車間隔が長い。すべての路線にあるものでもない。欧州と北米の市内バスの場合、車いすに乗る障害者のためにバスの傾きを調整して低くなる機能が基本的に搭載されている。

障害者のための特殊車両も必要だ。しかし最初に考慮しなければならないことは、症状が重くない障害者が一般バスや車両を利用できるよう、便宜装置が装着されていなければならない。

日産本社には「相互作用デザイン(Interaction Design)」チームがある。彼らは動きを制約する特殊服と視野を制約する特殊めがねをかけて開発中の車両に乗り込む。その後車両を操作して動いてみる実験をする。この過程を通じて障害者と高齢者の行動パターンを研究する。障害者が一般車両を利用するのに問題になりかねない部分を最小化するために努力するものだ。ドアハンドルの形、メーターパネルの視認性、ドアの位置など微妙な差で障害者の車両利用に障害になる部分を見つける。

中央日報