知的障害者の自立をサポートしている佐賀市のNPO法人「たすけあい佐賀」(西田京子代表)は4日、カフェや託児所機能を備えた施設「地域共生ステーション よってこ十間(じゅっけん)堀」を同市唐人1丁目に開設した。スタッフの半数に当たる8人が知的障害者。障害の有無を超えた交流の場づくりを目指す。
たすけあい佐賀は、知的障害者を雇用する宅老所や託児所を市内8カ所で運営している。人通りが減った中心市街地で「多くの人たちがふれ合う場所をつくろう」(西田代表)と、県と市の補助金500万円を得て、空き店舗を改装した。
事業の柱は、野菜中心の健康的なランチやコーヒーなどを提供する「まちなかカフェ」。初日に店に立ったスタッフ、徳永祐太郎さん(18)は「いろんな人と接するので、緊張するけれど勉強になる」と話していた。
カフェのほかに、事業所や住宅を2時間3千円で清掃する「よってこクリーンサービス」、一時託児(2時間500円)を展開。週末には地元音楽家のコンサートや、歌声喫茶などのイベントを不定期で開く。西田代表は「誰もが気軽に立ち寄れる場所にしたい」と意気込んでいる。
営業時間は午前10時-午後5時。日曜定休。よってこ十間堀=0952(97)9075。
=2011/04/05付 西日本新聞朝刊=
たすけあい佐賀は、知的障害者を雇用する宅老所や託児所を市内8カ所で運営している。人通りが減った中心市街地で「多くの人たちがふれ合う場所をつくろう」(西田代表)と、県と市の補助金500万円を得て、空き店舗を改装した。
事業の柱は、野菜中心の健康的なランチやコーヒーなどを提供する「まちなかカフェ」。初日に店に立ったスタッフ、徳永祐太郎さん(18)は「いろんな人と接するので、緊張するけれど勉強になる」と話していた。
カフェのほかに、事業所や住宅を2時間3千円で清掃する「よってこクリーンサービス」、一時託児(2時間500円)を展開。週末には地元音楽家のコンサートや、歌声喫茶などのイベントを不定期で開く。西田代表は「誰もが気軽に立ち寄れる場所にしたい」と意気込んでいる。
営業時間は午前10時-午後5時。日曜定休。よってこ十間堀=0952(97)9075。
=2011/04/05付 西日本新聞朝刊=