ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

通所者らが七夕祭り楽しむ

2011年07月10日 01時00分09秒 | 障害者の自立
 岩国市錦見の障害者と高齢者の通所施設「合歓(ねむ)の家」で8日、七夕祭りが始まった。通所者や地域住民たち約20人が参加。願い事を書いた短冊をササに飾り、食事や余興で交流した。9日も開く。

 参加者は「夫の病が一日も早くよくなりますように」などと書いた短冊を高さ約2メートルのササに取り付けた後、カレーライスやちらしずしを食べながら会話を楽しんだ。

 施設を運営するNPO法人の福井澄人理事(64)が腹話術を披露。通所者が作った籠や、発達障害がある子どもと家族が作った焼き菓子の販売コーナーもあった。

 9日は午前11時から午後3時まで。合歓の家=電話0827(41)0375。



【写真説明】願いを書いた短冊をササに飾る参加者

中国新聞 -

.被災障害者支援へ歌のリレー 音楽療法士ら、埼玉で開始

2011年07月10日 00時58分49秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被災した障害者らを支援しようと、音楽療法士らが埼玉県内各地で連続コンサートを始めた。寄付先は福島県の障害者団体。開催地の住民の協力を得ながら、新たな出演者も加わる公演をリレーのように引き継ぎ、息の長い支援を目指す。10日は川越市で第2回公演が開かれる。

 「福島は5月、ひっそりとしていた。被害に心を痛めながら、私のできることは何かと考えました」

 東松山市の高坂市民活動センターで6月19日、約100人の聴衆を前に、市民でもあるメゾソプラノ歌手鈴木裕子(ゆうこ)さん(48)が、故郷の福島市を訪ねた時の様子を報告した。支援を呼びかけ、「エーデルワイス」を高らかに歌った。

 所沢市出身のソプラノ歌手酒井ゆきさんと、川越市のピアニスト藤井祥子さん、パーカッションの能瀬礼子さんも出演。クラシック歌曲や日本の唱歌などを披露し、「上を向いて歩こう」を全員で合唱した。

 酒井さんは「被災地では障害者のデイサービスのニーズが高くなり、スタッフが足りない」と、福島県の窮状を説明した。公演での収益と寄付金の計約10万円は、JDF被災地障がい者支援センターふくしま(福島県郡山市)に贈られた。

 鈴木さんと酒井さんは、障害者や高齢者と歌で心の交流をする音楽療法士。鈴木さんは、震災前の2月27日、福島市で公演し、酒井さんも出演。酒井さんは3月、被災した故郷を心配する鈴木さんに、障害者を支援する連続コンサートを提案した。

 同センターによると、避難した障害者は、仮設住宅が提供されても、バリアフリーでないため風呂などが使えず、住めない場合もある。同県南相馬市では、自宅に戻って支援を求める障害者が増えている。県外に出た4万人近い障害者への支援も課題という。

 酒井さんらは「チャリティー・コンサート・リレー事務局」を発足させた。第1回公演の東松山では、市地域づくり支援課や市社会福祉協議会が協力し、障害者も来場した。会場アンケートには、「みんなが一つになれた」と喜ぶ声も書かれていた。

 第2回公演は川越市の子育てグループも準備に参加。第3回は8月6日午後4時から所沢市久米の「アド・リブ」で開く予定で、熊谷市での開催も検討している。

 鈴木さんは被災地での公演にも積極的。5月に福島市の避難所で唱歌「故郷(ふるさと)」を避難者10人と一緒に歌ったところ、「涙を流した方がいた」という。今月30日にも市内の避難所で公演する予定だ。

 10日の公演は午後2時半、川越市小堤の名細(なぐわし)市民センターで開演。入場料は中学生以上が千円で、小学生以下は無料。駐車場が狭いため公共交通機関などでの来場を呼びかけている。問い合わせは酒井さん(090・6705・8501)へ。

朝日新聞

あす、伊賀の授産施設利用者と小学生ら 手話交えて合唱披露 三重

2011年07月10日 00時57分08秒 | 障害者の自立
 伊賀市予野の障害者授産施設「上野ひまわり作業所」の利用者を中心としたコンサート「太陽に両手ひろげて」が、10日午後1時から、同市西明寺の市文化会館で開かれる。ステージでは利用者と地元小学生、公募の市民ら約200人が、手話を交えて歌声を響かせる。

 コンサートは、障害のある人もない人もともに音楽を楽しもうと、作業所を運営する社会福祉法人維雅幸育会が毎年、プロのゲストを招いて開催している。

 合唱には、毎年参加している花垣小児童のほか、今年新たに古山小の児童も参加。本番に向け、「上を向いて歩こう」など5曲の合唱を練習するとともに、「君と僕の間に」など手話を交えた曲を念入りに練習している。

 当日は花垣小の5、6年生と利用者による和太鼓の演奏で開幕し、ダンスや民話の語りのあと、参加者全員が合唱。また、ゲストとして「大事MANブラザーズバンド」のボーカルを務めた立川俊之さんが10曲ほど歌う予定。最後には全員で「それが大事」などを手話を交えて歌う。

 入場料は大人1500円(前売り1300円)、小中高生700円(同500円)。

 問い合わせは上野ひまわり作業所((電)0595・39・1133)へ。

MSN産経ニュース

東日本大震災:お墓にひなんします 南相馬の93歳自殺

2011年07月10日 00時54分26秒 | 障害者の自立
 「私はお墓にひなんします ごめんなさい」。福島県南相馬市の緊急時避難準備区域に住む93歳の女性が6月下旬、こう書き残し、自宅で自ら命を絶った。東京電力福島第1原発事故のために一時は家族や故郷と離れて暮らすことになり、原発事故の収束を悲観したすえのことだった。遺書には「老人は(避難の)あしでまといになる」ともあった。

 女性は同市原町区の静かな水田地帯で代々続く田畑を守り、震災時は長男(72)と妻(71)、孫2人の5人で暮らしていた。長男によると、以前から足が弱って手押し車を押していたが、家事は何でもこなし、日記もつけていた。

 第1原発の2度の爆発後、近隣住民は次々と避難を始めた。一家も3月17日、原発から約22キロの自宅を離れ、相馬市の次女の嫁ぎ先へ身を寄せた。翌日、さらに遠くへ逃げるよう南相馬市が大型バスを用意し、長男夫婦と孫は群馬県片品村の民宿へ。長距離の移動や避難生活を考え、長男は「ばあちゃんは無理だ」と思った。女性だけが次女の嫁ぎ先に残ることになった。

 4月後半、女性は体調を崩して2週間入院。退院後も「家に帰りたい」と繰り返し、5月3日、南相馬の自宅に戻った。群馬に避難している長男にたびたび電話しては「早く帰ってこお(来い)」と寂しさを訴えていたという。

 長男たちが自宅に戻ったのは6月6日。到着は深夜だったが、起きていて玄関先でうれしそうに出迎えた。だが緊急時避難準備区域は、原発事故が再び深刻化すればすぐ逃げなければならない。長男夫婦が「また避難するかもしれない。今度は一緒に行こう」と言うと、女性は言葉少なだった。「今振り返れば、思い詰めていたのかもしれない」と長男は話す。

 住み慣れた家で、一家そろっての生活に戻った約2週間後の22日。女性が庭で首をつっているのを妻が見つけ、長男が助け起こしたが手遅れだった。

 自宅から4通の遺書が見つかった。家族、先祖、近所の親しい人に宛て、市販の便箋にボールペンで書かれていた。家族には「毎日原発のことばかりでいきたここちしません」。先立った両親には「こんなことをして子供達や孫達、しんるいのはじさらしとおもいますが いまの世の中でわ(は)しかたない」とわびていた。

 奥の間に置かれた女性の遺影は穏やかに笑っている。近所の人たちが毎日のように訪ねてきて手を合わせる。「長寿をお祝いされるようなおばあちゃんが、なぜこんな目に遭わなければならないのですか……」。遺書の宛名に名前のあった知人が声を詰まらせた。葬儀で読経した曹洞宗岩屋(がんおく)寺前住職、星見全英さん(74)は「避難先で朝目覚め、天井が違うだけで落ち込む人もいる。高齢者にとって避難がどれほどつらいか」と心中を察する。

 取材の最後、長男夫婦が記者に言った。「おばあちゃんが自ら命を絶った意味を、しっかりと伝えてください」

 ◇女性が家族に宛てた遺書の全文
(原文のまま。人名は伏せています)

 このたび3月11日のじしんとつなみでたいへんなのに 原発事故でちかくの人達がひなんめいれいで 3月18日家のかぞくも群馬の方につれてゆかれました 私は相馬市の娘○○(名前)いるので3月17日にひなんさせられました たいちょうくずし入院させられてけんこうになり2ケ月位せわになり 5月3日家に帰った ひとりで一ケ月位いた 毎日テレビで原発のニュースみてるといつよくなるかわからないやうだ またひなんするやうになったら老人はあしでまといになるから 家の家ぞくは6月6日に帰ってきましたので私も安心しました 毎日原発のことばかりでいきたここちしません こうするよりしかたありません さようなら 私はお墓にひなんします ごめんなさい

毎日新聞 2011年7月9日 2時32分(最終更新 7月9日 11時39分)


東日本大震災:静岡の団体、障害者の絵画・彫刻募集 参加費で被災地支援 /静岡

2011年07月10日 00時50分43秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被災した障害者に支援金を送り、県内の障害者と共に被災地の現状と復興について考えようと、障害者団体「ひまわり事業団」(静岡市駿河区)は11日から、県内の障害者に呼びかけ絵画や彫刻などの作品募集を始める。

 同事業団の渡辺正直・副理事長によると、被災地の障害者は避難所生活が困難なことに加え、介助者が被災してしまったために、いまだに日常生活に支障が出ている。

 震災から4カ月がたとうとしている現在も、医薬品や液状の流動食の他、電動車椅子や人工呼吸器を動かす発電機などが不足しているという。

 渡辺さん自身も進行性の筋ジストロフィーのため、車椅子と人工呼吸器が手放せない。「東海地震が起こると言われる静岡県で、人ごとではない。互いに知恵と力を出し合って支えていきたい」と話し、作品の出展を呼びかけている。

 募集する作品のテーマは「共に歩もう、東北に思いをはせて」。絵画、彫刻、陶芸、写真など種別は問わない。応募作品は10月12日から市民文化会館で展示される。1点の応募につき参加費1000円が必要で、集めた参加費は全額、「東北関東大震災障害者救援本部」(東京都)を通じ被災地に送る予定だ。受け付けは9月16日まで。問い合わせは同事業団(054・288・6068)。

毎日新聞 2011年7月9日 地方版