ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

Tシャツで被災地の障がい者支援 洲本実業高生

2011年07月01日 01時57分46秒 | 障害者の自立
 東日本大震災の被災地で生活する障がいを持つ人たちを支援しようと、洲本実業高校(洲本市宇山2)の3年生5人がTシャツのデザインを考案し、完成品が29日に生徒たちの手元に届いた。Tシャツは夏祭り会場やインターネットで販売され、売り上げの一部が義援金として宮城県内の福祉団体に送られる。

 山田麻央さん(18)、中野真菜さん(17)、池田智花さん(17)、高田真衣さん(18)、山田杏菜さん(17)。

 5人は課題研究の授業で、NPO法人「淡路自立サポートクラブ」(戸田達男代表)のホームページ作成などに取り組む。失語症の正しい理解と支援を訴える同クラブが、被災地の障がい者や失語症の人たちの力になりたいと、Tシャツ作りを提案し、デザインを依頼した。

 5人それぞれが、手をつないで輪になるものや、ハートの中に淡路島と東北を描いたものなどを提案。メッセージの言葉や字体も議論を重ね、約2週間かけて決定した。

 左胸に山田麻央さんが「全員の気持ちを込めて」5つのハートをクローバーの葉のように並べた。背中には山田杏菜さんが「被災地に思いを届ける」翼を描き、中野さんが「仲間がいるから負けないで」と「one for all all for one」の言葉を添えた。

 完成したTシャツを手に5人は「かわいい」「よくできた」と、うれしそうに袖を通した。高田さんは「復興への思いを表現できた」と言い、池田さんは「少しでも障がいを持つ人たちの役に立てれば」と笑顔だった。

 1枚1800円。7月9日に洲本市鮎屋の身体障害者100+ 件生活支援センター「フローラすもと」である夏祭りで販売されるほか、同クラブのホームページからも購入できる。

 また、Tシャツを販売する店舗を募集している。戸田さんTEL0799・26・0658


完成したTシャツを手に笑顔の生徒たち=洲本市物部

(2011/06/30 09:15)神戸新聞


これぞ真のおやじ愛! ホイト親子の実話を本で

2011年07月01日 01時53分41秒 | 障害者の自立
人生に不可能はない!
脳性麻痺の息子の車いすを押しながらマラソンやトライアスロンに出場し続けているホイト親子の実話が本になった。タイトルは「ホイト親子の夢と勇気の実話 やればできるさ Yes,You Can! 」で、主婦の友社から7月13日に発売される。価格は1,470円。

You Tubeで一躍世界的に有名になったホイト親子。父親のディック・ホイトは、脳性麻痺の息子リックの車いすを押したり、ボートを引っ張ったりしながら「チーム・ホイト」としてさまざまなマラソンやトライアスロンに出場、人生に不可能はないということを息子や世間に示し続けてきたという。

「愛と勇気の実話」
リックは1861年に脳性小児麻痺で生まれ、首を動かせるだけだったが、紙ヤスリをアルファベットに切って文字を覚えさせたり、首の動きだけで使える障害者用のコンピューターなどでハンデを克服、リックは一般の中学校に入り、その後はボストン大学を卒業、障害者用の補助器具の開発に携わっているという。

チャリティーマラソンに出たいというリックの言葉を受けて父のディックは車いすで出場することを決意、トレーニングを積み、1984年のボストンマラソンでは、なんと2時間53分20秒という非常に好タイムで完走したという。これまでに挑んだレースは1000を超えるという。


主婦の友社

あなたもどこかで見ませんでしたか? そう!あの「ホイト親子」の夢と勇気の実話が本になりました (主婦の友社)

ホイト親子の夢と勇気の実話 やればできるさ Yes,You Can!(Amazon.co.jp)

子育て支援ニュース


6月猛暑 熱中症続出 八千代などで4人死亡

2011年07月01日 01時51分04秒 | 障害者の自立
 関東地方は二十九日、勢力の強い太平洋高気圧に覆われて気温が上昇。館林(群馬)で三七・三度に達したほか、東京都心で三五・一度、千葉でも三五・〇度と、ともに今年初めて三五度以上の「猛暑日」を記録した。 

 都心で六月に三五度以上となったのは、統計を取り始めた一八七六年以降、一九六三年と二〇〇五年に続き三回目。千葉では一九六六年の統計開始以降、初めて。

 千葉県警八千代署によると、二十九日午後四時二十五分ごろ、八千代市八千代台北の緑地帯で草刈り中の男性(45)=同県船橋市=が熱中症で倒れたと通報があり、病院で死亡が確認された。男性は知的障害があり、午前九時ごろから障害者施設の作業員らと草刈りをしていた。消防によると、県内ではほかに二十八人が熱中症で運ばれ三人が重症。

 東京消防庁によると、東京都台東区の運動競技場で女子中高生十六人が熱中症の症状を訴えるなど、午後九時までに都内で九十三人を搬送。うち、昭島市の男性(44)ら二人が意識不明という。

 神奈川県内の各消防によると、夕方までに五十五人が熱中症で運ばれ、伊勢原市では塗装作業中の男性(63)、横須賀市では就寝中の女性(92)が重症。茨城県では二十一人、群馬県では十二人、栃木県では八人が搬送された。

 全国では、愛知県小牧市で、会社の寮の男性管理人(65)が熱中症のため管理人室で倒れ、病院で死亡。長野県飯田市では六十代の男性が、奈良県では八十九歳の女性が亡くなった。

東京新聞

障害持つ画家AKIさん新作展

2011年07月01日 01時48分46秒 | 障害者の自立
 軽度の知的障害を持つ画家のAKI(アキ)さん(24)=本名・木下明幸さん、世田谷区在住=の新作絵画展が29日、銀座の「Gallery(ギャラリー) NOAH(ノア)」(中央区銀座3の9の2)で始まった。東日本大震災に絵を描くことで向き合ったAKIさんの色彩豊かなヒマワリのペンキ画や新作絵本「だあれ?」の原画などが並ぶ。

 「AKIは7歳まで『ママ』くらいしか話せなかった」と父親の昭さん(51)。小学校4年の時に軽度の知的障害と判定され、障害者手帳を取得した。今も難しい話になると、言葉に詰まることがある。

 だが子どもの頃から豊かな絵の才能を見せた。小学生の時に障害者を対象にした絵画展で入選し、その後も国内外の数々の賞を受賞している。最近は音楽に合わせて即興で絵を描くライブペインティングなどでも活躍している。

 今回の作品はすべて東日本大震災後に描いた。震災後は余震のたびに家から飛び出したり、夜は車の中で過ごしたりしていた。そんな不安定な状態の時に心をひかれたのがヒマワリ。放射性物質を吸収するとされるこの花を描くようになった。「生命の力強さを感じてほしい」。AKIさんはそう話す。

 絵の売り上げの一部は、看護師や介護ヘルパーら専門ボランティアを被災地へ派遣している「世田谷ボランティア協会」に寄付する予定だ。

 入場無料。7月3日まで。正午~午後8時(最終日は午前11時~午後6時)。問い合わせは同ギャラリー(03・3248・2277)へ。

(2011年6月30日 読売新聞)

たん吸引実施のための研修などを提案- 厚労省

2011年07月01日 01時43分54秒 | 障害者の自立
 厚生労働省は6月30日、「介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会」(座長=大島伸一・独立行政法人国立長寿医療研究センター総長)で、介護職員がたんの吸引などを行う際、事前に受講する研修案を提案した。また、研修機関となるための条件や、研修の実施方法に関する素案も同時に提案した。15日に成立した改正社会福祉士及び介護福祉士法に、介護福祉士と一定の研修を受けた介護職員がたん吸引を行えるようにするなどの内容が盛り込まれたことを受けたもので、同検討会では7月中に会合を開き、改めて議論する。

 研修案は、不特定多数の人を対象に、たん吸引や経管栄養など医行為を実施する場合と、重度障害者など、特定の人を対象とする場合とに区別して提案されている。

 不特定多数を対象とするための研修は、50時間の講義やシミュレーターを使った演習で構成された基本研修と、指導担当の看護師らと共に施設や在宅の現場で医行為を手掛ける実地研修とで構成される。基本研修のカリキュラムには、「たんの吸引」「経管栄養」の概論と実施手順などが盛り込まれており、中でも「滅菌と消毒」「消化器系のしくみとはたらき」に関する講義には、同検討会の試行事業の結果を受け、同事業で行われた講義より長めの時間が割かれている。

 特定の人を対象とする場合は、講義やシミュレーターによる演習が行われる20.5時間(重度訪問介護従業者養成研修修了済みの人は9時間程度)の基本研修と、実地研修で構成される。

 研修カリキュラムの類型については、▽たんの吸引及び経管栄養について、対象となるすべてを行う▽口腔内および鼻腔内のたんの吸引と、経管栄養(胃ろうおよび腸ろうのみ)を行う▽特定の利用者に対する医行為について、実地研修を重視して行う-の3つが提案された。

 また、研修機関の登録要件については、医師、看護師などが講師となることや十分な講師数を確保すること、研修の安全管理体制を含む業務規定を定めることなどが示された。研修の実施方法については、他の研修などによって知識・技能を習得している人には研修の一部を免除することなどが盛り込まれた。
 
 厚労省の提案に対し、委員からは「実地研修は(確実に実施する上で)不安定な面がある。(介護福祉士の養成校で)実地研修までやらないといけない、ということになると、卒業できない人が出てくる可能性がある」(内田千恵子・日本介護福祉士会副会長)や、「気管カニューレのたん吸引に関しては、なるべく看護師にやってもらうようにすべき」(齋藤訓子・日本看護協会常任理事)などの意見が出た。

■法改正の手続きに批判続出

 30日の会合では、同検討会で議論が続いている段階で、社会福祉士及び介護福祉士法の改正が行われた点について批判が続出した。平林勝政委員(國学院大法科大学院長)は、昨年から実施してきた介護職員によるたんの吸引などの試行事業の結果が出る前に法改正された点を問題視。「一体、この検討会は何をしていたのか。納得できない。(このままでは)議論に参加できない」と激しく批判した。また、他の委員も「最終取りまとめが出る前に法律が改正されたのは、検討会がないがしろにされたものだと思う」(三上裕司・日本医師会常任理事)、「ショックを受けた。(検討会で)何をしていたのだろうかと思った」(因利恵・日本ホームヘルパー協会会長)など、不快感をあらわにした。

 こうした委員の意見に対し、大島座長は「検討会の総意はおおむね反映された法改正だと理解している」と述べた。また、厚労省老健局の担当者は、社会福祉士及び介護福祉士法の改正部分は、検討会の中間まとめの骨子に沿って作られたとした上で、「研修カリキュラムの具体的な中身などについては、試行事業の結果などを踏まえ、検討会で議論していただく。(その議論の内容を基に)政省令やガイドラインの作成に取り組む」とした。

( 2011年06月30日 22:36 キャリアブレイン )