東日本大震災の被災地で生活する障がいを持つ人たちを支援しようと、洲本実業高校(洲本市宇山2)の3年生5人がTシャツのデザインを考案し、完成品が29日に生徒たちの手元に届いた。Tシャツは夏祭り会場やインターネットで販売され、売り上げの一部が義援金として宮城県内の福祉団体に送られる。
山田麻央さん(18)、中野真菜さん(17)、池田智花さん(17)、高田真衣さん(18)、山田杏菜さん(17)。
5人は課題研究の授業で、NPO法人「淡路自立サポートクラブ」(戸田達男代表)のホームページ作成などに取り組む。失語症の正しい理解と支援を訴える同クラブが、被災地の障がい者や失語症の人たちの力になりたいと、Tシャツ作りを提案し、デザインを依頼した。
5人それぞれが、手をつないで輪になるものや、ハートの中に淡路島と東北を描いたものなどを提案。メッセージの言葉や字体も議論を重ね、約2週間かけて決定した。
左胸に山田麻央さんが「全員の気持ちを込めて」5つのハートをクローバーの葉のように並べた。背中には山田杏菜さんが「被災地に思いを届ける」翼を描き、中野さんが「仲間がいるから負けないで」と「one for all all for one」の言葉を添えた。
完成したTシャツを手に5人は「かわいい」「よくできた」と、うれしそうに袖を通した。高田さんは「復興への思いを表現できた」と言い、池田さんは「少しでも障がいを持つ人たちの役に立てれば」と笑顔だった。
1枚1800円。7月9日に洲本市鮎屋の身体障害者100+ 件生活支援センター「フローラすもと」である夏祭りで販売されるほか、同クラブのホームページからも購入できる。
また、Tシャツを販売する店舗を募集している。戸田さんTEL0799・26・0658
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f1/a15c851471fa58089b6965fe5a9d3b3a.jpg)
完成したTシャツを手に笑顔の生徒たち=洲本市物部
(2011/06/30 09:15)神戸新聞
山田麻央さん(18)、中野真菜さん(17)、池田智花さん(17)、高田真衣さん(18)、山田杏菜さん(17)。
5人は課題研究の授業で、NPO法人「淡路自立サポートクラブ」(戸田達男代表)のホームページ作成などに取り組む。失語症の正しい理解と支援を訴える同クラブが、被災地の障がい者や失語症の人たちの力になりたいと、Tシャツ作りを提案し、デザインを依頼した。
5人それぞれが、手をつないで輪になるものや、ハートの中に淡路島と東北を描いたものなどを提案。メッセージの言葉や字体も議論を重ね、約2週間かけて決定した。
左胸に山田麻央さんが「全員の気持ちを込めて」5つのハートをクローバーの葉のように並べた。背中には山田杏菜さんが「被災地に思いを届ける」翼を描き、中野さんが「仲間がいるから負けないで」と「one for all all for one」の言葉を添えた。
完成したTシャツを手に5人は「かわいい」「よくできた」と、うれしそうに袖を通した。高田さんは「復興への思いを表現できた」と言い、池田さんは「少しでも障がいを持つ人たちの役に立てれば」と笑顔だった。
1枚1800円。7月9日に洲本市鮎屋の身体障害者100+ 件生活支援センター「フローラすもと」である夏祭りで販売されるほか、同クラブのホームページからも購入できる。
また、Tシャツを販売する店舗を募集している。戸田さんTEL0799・26・0658
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f1/a15c851471fa58089b6965fe5a9d3b3a.jpg)
完成したTシャツを手に笑顔の生徒たち=洲本市物部
(2011/06/30 09:15)神戸新聞