ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

ボウリングで金メダル スペシャル五輪夏季世界大会

2011年07月17日 01時53分01秒 | 障害者の自立
男子ダブルス
射水の長久選手、知事に報告
 六月二十五日~七月四日にギリシャ・アテネで開かれた知的障害者のスポーツの祭典「2011年スペシャルオリンピックス夏季世界大会」で、ボウリングの男子ダブルスで金メダルを獲得した長久慎吾選手(23)=射水市あおば台=が十五日、県庁を訪れ、石井隆一知事に喜びを報告した。

 県障害福祉課によると、四年に一回開かれる夏季大会での金メダル獲得は、県内初という。長久さんは「ディビジョン15」と呼ばれる男子ダブルスの種目に出場。十四~六十五歳のペアが六組での決勝を争う同種目で、入江信行選手(22)=岡山県=とペアを組み、705ポイントを獲得して1位に輝いた。

 長久さんは、日本選手団の卓球競技コーチを務めた林慎二さん(48)=高岡市戸出町=や、母親の栄子さんらと県庁を訪問。

 石井知事から「多くの県民に勇気と元気を与えてくれた。さらに精進して頑張ってほしい」と激励を受け、「金メダルをとれてうれしかった。練習を続けて、いつかまた出場したい」と笑顔で話した。 

中日新聞

低床電車の運行情報 来年4月開始

2011年07月17日 01時50分07秒 | 障害者の自立
 スマートフォン(高機能携帯電話)などを活用し、低床式の路面電車の運行情報を配信するサービスが長崎市で実施される。利用を望む高齢者や障害者の声に応えるもので、市などは2012年4月の運用開始を目指している。

 同市で運行している長崎電気軌道の路面電車は、低床式の4編成を含む78編成。ただ、低床式のうち3編成はダイヤが固定されておらず、車椅子の利用者などから「いつ運行しているのか知りたい」との声が寄せられていた。

 こうした状況を改善しようと、県立大の森田均教授(情報メディア学)が、レンタカーのカーナビに交通情報などを配信するシステムの応用を発案。長崎市とともに、情報通信技術を活用した国の歩行者支援事業に応募し、採用が決まった。

 森田教授らの計画では、スマートフォンや一般の携帯電話に専用のアプリ(応用ソフト)をダウンロードすれば、低床式電車がどこを走っているかを一目で確認できるようになる。また、乗車予定があれば、事前に運転士に伝えることもできるという。

 市と森田教授、長崎電気軌道などは推進協議会を設け、10月にも実験を行う予定で、運用開始後は年間1万5000人以上の利用を見込んでいる。森田教授は「観光情報などの配信も考えており、広く利用してもらいたい」と話している。


運行情報が配信される低床式の路面電車

(2011年7月16日 読売新聞)

「地デジ難民」現実化?アンテナ1か月待ちも

2011年07月17日 01時44分39秒 | 障害者の自立
 24日の地上デジタル放送(地デジ)完全移行まで16日で、残り約1週間。

 総務省などは高齢者宅への戸別訪問など周知作戦を展開するが、家電量販店や役所などの臨時相談コーナーは長蛇の列ができている。

 対応テレビやアンテナ工事の注文が1か月待ちのところも。ラジオでアナログテレビ放送を聞いていた視覚障害者もおり、24日以降、地デジ未対応でテレビを視聴できない「地デジ難民」の発生が現実味を帯びてきた。

◆家電量販店

 大阪市北区のヨドバシカメラ梅田店では、6月からテレビや録画機売り場の人員を倍増させ、休日返上で対応するが、50人以上の行列ができる日も。販売数は6月以降、前年同期の2・6倍で、お年寄りの姿が目立つ。担当者は「とりあえず見られればいいと購入していく人もいる」という。


(2011年7月16日14時59分 読売新聞)

コバケン共生へ魂の演奏

2011年07月17日 01時34分34秒 | 障害者の自立
来月4日、茅野でコンサート
 「炎のコバケン」の愛称で知られる指揮者の小林研一郎さん(71)(東京都新宿区)とプロやアマチュアの奏者仲間でつくる「コバケンとその仲間たちオーケストラ」が、知的障害や発達障害のある人たちを無料招待するコンサートを8月4日、茅野市民館で開く。小林さんが同市の蓼科高原で新たに開く演奏会に合わせた企画。音楽仲間約100人が集まる予定で、小林さんは「障害者と健常者の共生を目指し、魂を入れて演奏したい」と意気込んでいる。

 「コバケンとその仲間たち」は2005年3月、白馬村で開催された知的障害者のスポーツの祭典「スペシャル・オリンピックス冬季世界大会」に合わせ、小林さんが開いたコンサートに参加した奏者らで発足。小林さんの妻、桜子さん(61)が「選手の努力をたたえ、励みになれば」と提案し、小林さんが音楽仲間に呼び掛けコンサートを成功させた。

 その後、知的、発達障害者にも音楽を楽しんでもらおうと、全国で15回ほど演奏会を続けてきた。

 今回の企画は、毎年夏の休暇を蓼科高原で過ごしている小林さんが昨夏、蓼科みずならホールを訪問したのがきっかけ。小林さんが指揮する名古屋フィルハーモニー交響楽団を支援するトヨタ輸送(愛知県豊田市)が同ホールを所有しており、音響が気に入ったという。

 「音楽文化を根づかせて蓼科の良さをより多くの人に知ってもらおう」と話が発展し、8月2、3日に同ホールで「蓼科高原みずなら音楽祭」を開催することが決まった。さらに同4日には障害者を招待するコンサートを開くことにした。

 4日は国内外にいる「仲間たち」が集まるほか、東日本大震災で被災した岩手県釜石市の釜石高音楽部員(合唱)10人や茅野市内の中高生や和太鼓「信州玉川太鼓」のメンバーも参加し、にぎやかな演奏会になる。

 演奏曲はシベリウスの交響詩「フィンランディア」、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」、ベルディのオペラ「アイーダ」から「凱旋(がいせん)行進曲」など。

 4日午後3時開演。100人の知的、発達障害者と付添人各1人の100組200人を無料招待するほか、有料で一般の入場も可能。全席自由で大人3000円、学生1500円(未就学児は入場不可)。チケットは茅野市民館などで販売中。問い合わせは、茅野市民館の事業を支援するNPO法人「サポートC」(0266・82・8230)へ。

(2011年7月16日 読売新聞)

一人一人の避難を支援へ 釧路町

2011年07月17日 01時23分21秒 | 障害者の自立
 【釧路町】町は災害時に手助けが必要な高齢者や障害者など「要援護者」について、各町内会の協力を得て一人一人の避難先や支援者を決める個別避難支援計画の作成に乗り出した。大地震の発生後20~30分程度で津波が襲ってくることも想定し、行政だけで住民の安全を確保するのは困難と判断、住民同士の「共助」を促して災害弱者の命を守る。(今川勝照)

 同様の取り組みは釧路市が既に市内8地区で始めているが、全域で個別避難支援計画の策定するのは釧路管内の8市町村で初めて。

 町は要援護者について、《1》75歳以上の独居《2》要介護度4、5《3》身体障害1、2級-など一定の要件を決めて要援護者台帳をつくり、これまで対象者約780人のうち同意の得られた485人を台帳に登録。徐々に登録者を増やす考えだ。

 個別避難支援計画には、《1》避難場所《2》携行すべき医薬品《3》医療行為の必要性など避難誘導時の留意事項-などのほか、避難勧告などの災害情報を伝えたり、避難誘導をする「地域支援者」を1~4人明記。町内会単位で要援護者本人と相談の上、自主的に作成してもらう。

 町は当初、旧セチリ太など一部地区でモデル的に導入する方針だったが、東日本大震災を受けて全町的な取り組みに広げた。

 既に連合町内会や民生委員には協力を要請しており、1~2年かけて計画作成を終えてもらいたいとしている。

北海道新聞