ゴエモンのつぶやき

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苅田の小学生、点字作成を体験

2011年07月10日 01時21分04秒 | 障害者の自立
 視覚障害者への理解を深めてもらおうと、苅田町立馬場小(沖永圭子校長、258人)は8日、点字作成を体験する教室を開いた。

 町報や、電車やバスの時刻表をボランティアで点字に訳している住民グループ「点訳会」の会員を招き、4年生18人が参加した。

 本間和弓代表(52)ら3人が、左から右に読むことや、6つの点の組み合わせで文字や数字を表すルールを説明。1マスの大きさは縦6ミリ、横4ミリと小さいため、児童たちは、目を凝らしながら、点筆で1文字ずつ慎重に打っていた。

 古川愛永(あいと)君(9)は「打つのは大変だった。今度、点字の表記を見つけたら、何と書いてあるのかを調べたい」と話していた。


点字板や点筆を使いながら、自分の名前を打つ児童たち

(2011年7月9日 読売新聞)

シャレオ・ふれ愛プラザ10年

2011年07月10日 01時17分33秒 | 障害者の自立
 広島市中区の紙屋町地下街シャレオにあるふれ愛プラザが、2001年の開店から10年を迎えた。障害者福祉施設の手作り品を広島県内全域から集めて販売する初の常設店で、10年間の来客数は約19万人に達した。リピーターも増え障害者の幅広い活動をPRする場となっている。

 プラザは01年4月、中央広場南側にオープンした。県就労振興センター(南区)が県、市から年間計約500万円の補助金を受けて運営。テナント料や光熱費には補助金を充て、スタッフの人件費は売り上げで賄う。

 売り場は広さ48平方メートル。県内約70の障害者福祉施設がクッキーやパン、木工品、さをり織りの小物など2千点以上を出品。昨年度の来客数は1万8143人、売り上げは総額1807万円だった。

 08年度以降、来客数は2万~1万8千人、売り上げは1800万~1900万円と安定して推移。営業は午前11時~午後9時。プラザ=電話082(546)3146。


【写真説明】オープン10年を迎えたふれ愛プラザ。季節感を出すなど陳列にも工夫を凝らす

中国新聞

スーパーに図書館分室 検討へ 登別

2011年07月10日 01時10分02秒 | 障害者の自立
 【登別】市立図書館は、今年2月に初の公募により就任した綿貫亨館長のもとで、障害者や高齢者に優しい図書環境づくりを進めている。第1弾として、エレベーターのある市内スーパー内への分室設置を検討。利用者層の拡大を目指す。

 より多くの市民に利用してもらうため、高齢者にも読みやすい大活字本や視覚障害者向けの朗読図書の導入を目指している。しかし現在は3階建てながらエレベーターがなく、1冊あたりの分量が多い大活字本を置くスペースも足りない。

 このため、同館は本年度から市の関係部署と分室設置に向けた協議を行っている。検討しているのは、中央町のショッピングセンターアーニス2階にある市地域情報センターのスペースで、約220平方メートル。市民にパソコンなどを自由に使ってもらい情報技術の普及を図ろうと2001年に開設されたが、「一定の役割は果たした」(市情報推進グループ)ため。

 アーニスにはエスカレーターやエレベーターがあり、高齢者や障害者100+ 件でも足を運びやすい。また午後8時まで利用可能なことやハローワークが隣接していることから、分室には大活字本や朗読図書のほかに、実用書や就労支援のための資料をそろえる構想という。

 開設は来年8月ごろを目指す。このほか市立図書館では、身体障害者100+ 件らを対象にした本の宅配サービスなども検討していく考えだ。

北海道新聞

EVやHVに歩行者警告音 米運輸当局、安全システム義務付け

2011年07月10日 01時07分43秒 | 障害者の自立
 日産自動車やゼネラル・モーターズ(GM)など電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)を生産する自動車メーカーは、歩行者に対して自動的に警告音を出すシステムの搭載を米安全当局から義務付けられる見通しだ。

 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)や視覚障害者支援団体は、エンジン音がほとんどしないEVやHVが歩行者に対して及ぼす安全上のリスクについて数年前から懸念を示していた。

 NHTSAは7日付声明で規制づくりに向けたプロセスの開始を発表。NHTSAのデービッド・ストリックランド局長は「路上を静かに走行する車両がますます増加しているため、歩行者への影響を考慮する必要がある」と説明した。

 7日にNHTSAのウェブサイトで公表された通達によると、同局は法令により、2012年7月4日までに、運転者や歩行者が何かをしなくとも作動する標準的な警告システムを策定する必要がある。同じメーカーとモデルの車両は全て同じ警告音を出さなければならないという。軽量自動車、低速車、オートバイ、バス、大型トラックなども対象となる。14年1月4日までに規則が公示される予定。

 GMのEV「シボレー・ボルト」と日産の同「リーフ」はそれぞれ、警告音発生システムを備えている。NHTSAの通達とGMのウェブサイトによれば、ボルトの場合、運転者が方向指示レバーを引くとシステムが作動するという。

 日産の広報、ジャニーヌ・ジニバン氏は「NHTSAの規制へ向けた動きが進展すれば、日産もNHTSAの提案の詳細を分析し、評価した上で適切なコメントを提出する予定」と述べた。新型HVセダン「インフィニティMハイブリッド」にも警告音発生システムを搭載しているという。

 HV販売台数で世界首位を走るトヨタ自動車は年内に、ワゴンタイプの新型HV「プリウスv」について、車がバッテリーで低速走行すると作動する、歩行者向け警告音発生システムを搭載する予定だ。これに加え、同社の広報、シンディ・ナイト氏(ワシントン在勤)は「いかなる規制措置にも先んじて」他の新型HV・EVにも追加していく方針を明らかにした。

 ナイト氏は「トヨタはこれまで、NHTSAの研究に情報を提供するなど同局に協力してきた」と説明。また過去4年間、米視覚障害者団体である全米視覚障害者連合(NFB)からこの問題について意見を得ているという。

 米フォード・モーターの広報は、年内に北米市場に投入予定の2012年型「フォーカス」のEVモデル向けに警告音の開発を進めていると説明。交流サイト、フェイスブック上でのアンケートなども参考にする考えだ。(ブルームバーグ Puneet Kollipara)


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2011年07月10日 01時05分45秒 | 障害者の自立
 岐阜市立柳津小学校の6年生児童が8日、岐阜市柳津町のイトーヨーカドー柳津店の食料品売り場で、視覚障害者の買い物を介助する実践授業を行った。

 6年1組の37人が参加。1班が5~7人に分かれ、各務原市川島町の藤田亜希さん(35)ら視覚障害者3人の買い物を交代で介助し、目の不自由な人が何を求め、どのような助言が必要か、声をかけながら実践学習した。盲導犬と生活をともにする藤田さんが「商品はどこ? お値段はいくら?」と尋ねると、児童たちは商品の置き場所と価格を教え、藤田さんがあられとロールケーキを買ってレジで精算するまで介助した。

 楠浦佳央梨さん(11)は「チーズケーキとバームクーヘンのある場所を教えました。これからも困っている人を助けてあげたい」と話していた。

 担任の瀬良亜紀教諭は、児童に介助の実践リポートを書いてもらい、福祉の心を育てるという。

毎日新聞 2011年7月9日 地方版