ゴエモンのつぶやき

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東日本大震災:発生4カ月 保健師派遣、延べ133人 「大船渡支援続ける」 /岡山

2011年07月13日 02時00分45秒 | 障害者の自立
 ◇PTSDや熱中症対策課題--県

 東日本大震災の発生1週間後から、県は保健師を被災地の岩手県大船渡市へ派遣し続けており、その数は延べ133人に上る。同市では7月までに避難者の多くが仮設住宅などに入居したが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や熱中症防止などが課題になっているという。震災発生から11日で4カ月。県は「市が自立して保健福祉行政を担えるよう支援したい」と話す。

 県は震災後、県内の市町村と協力して保健師3~4人を1週間程度で交代する形で派遣。大船渡市の大船渡中学校と大船渡地区公民館で活動を続けている。県によると、4月初めには避難所2カ所で計546人が避難していたが、5月ごろから仮設住宅への入居が始まり、避難者も7月9日に計89人に減った。

 6月26日~7月2日に大船渡市に派遣された備前保健所東備支所の保健師、森本健介さん(36)は、心のケアと熱中症対策に追われた。避難所の集団生活から家族だけ、1人だけになることで悲しみが噴き出す人もいる。心のケアは専門の医療チームが担当し、森本さんは仮設住宅を回って声かけなどを続けたという。

 6月29日には気温が30度を超える暑さに襲われた。仮設住宅にはエアコンがあるが、「電気代を払えない」とつけられない人もいるという。厳しい日差しの中でがれきの片づけをする人もおり、森本さんは熱中症予防教室を開き、水分補給などを訴えた。

 保健師の派遣は8月まで。森本さんが心配するのは、震災で多くの職員を失った大船渡市が自立した保健福祉体制を作れるかどうかだ。「住民の健康を守る仕事をボランティアや支援職員から地元にどう引き継いでいくか。これからが問われている」と話した。

毎日新聞 2011年7月12日 地方版

遊山箱:石井町のNPO法人「あかねの和」が運営する… /徳島

2011年07月13日 01時56分13秒 | 障害者の自立
 石井町のNPO法人「あかねの和」が運営する「おるすばんハウスとおりゃんせ」は、介護が必要な高齢者や障害のある子を一時的に預かる施設です。取材に訪れた時、施設の1室で認知症の高齢者10人ほどが好きな曲を歌ったり、トランプを楽しんだりと、笑い声が絶えないのが印象的でした。

 施設は5年前、NPOの理事長を務める横野はつみさんが、町内の自宅近くで始めました。特別養護老人ホームで勤務経験のある横野さんや元同僚ら8人が介護にあたっています。介護福祉士や調理師、保育士などの資格を持つスタッフが、一人一人に細やかなサービスを心掛け、小規模だからこそのアットホームな雰囲気も利用者に好評のようです。

 横野さんの信念は「困った時はお互い様」。利用者やその家族の要望に、できる限り応えるようにしているそうです。施設の方針が、利用者の笑顔に表れている気がしました。

毎日新聞 2011年7月12日 地方版


発達障害らに交流拠点 鹿沼のCCVが設立へ

2011年07月13日 01時54分02秒 | 障害者の自立
 【鹿沼】発達障害や不登校の子どもたちを支援しているNPO法人「クリエイティブ・コミュニケーション・ビレッジ(CCV)」(福田由美理事長)は、千渡の県道沿いにある元飲食店の建物を改修し、子ども同士や一般市民との交流の場となる新たな施設づくりを進めている。施設はカフェ形式とし、手作り製品の販売や音楽、演劇などの発表を予定。今秋の完成を目指し、子どもたちは自ら建物の改修作業に汗を流している。

 CCVは2008年夏、障害児の保護者や教諭経験者らを中心に結成。集団不適応や不登校児向けフリースクール・ジョブサポーター「CCV学園」、障害者100+ 件福祉サービス「CCVウェルフェア」の2組織の活動で子どもたちの「学び」「就労」を支援している。

 今回の新施設は「CCVロハス・カフェ」の名称を予定。子どもたちが社会と関わりながら健康的で持続可能性を重視した生活(ロハス)を送ることで仲間づくりや自立を促すのが目的だ。

 福田理事長によると、木造2階建ての元飲食店約70平方メートルを改修し、1階部分をカフェとイベントスペース、2階部分を宿泊も可能な作業所として活用する方針。作業所では、着物のリフォームや麻を使ったネックレス作りなどを計画しているという。

 現在、CCV学園の児童、生徒らが毎日、ボランティアの協力を受けながら、床を削るなどの改築作業に取り組んでいる。福田理事長は「ゲーム漬けだった小学生が一生懸命に作業しています」と目を細め、「障害の有無や経済力などに関係なく、地域のさまざまな人々の交流の場にしたい」と話す。

 CCVは改修のボランティアを募集中。問い合わせは福田理事長電話090・8451・0122(携帯)。

下野新聞

福祉事業者が人材育成の取り組み事例を紹介- 都福祉保健財団研修会

2011年07月13日 01時51分39秒 | 障害者の自立
 東京都福祉保健財団は7月12日、社会福祉施設が人材の育成や確保に取り組むためのポイントをまとめた「社会福祉施設における人材育成マネジメントガイドライン」を用いて研修会を開いた。この中で、同ガイドラインの策定に向けた昨年度のモデル事業に参加した事業者が、実際の取り組み事例を紹介した。

 社会福祉法人聖風会「特別養護老人ホームグリーンハイム荒川」の堀茂施設長は、同法人の6つの特養が別々に研修に取り組んでいた状況を改め、法人全体として各階層の職員が受講すべき研修を一覧にした「キャリア開発マップ」を作ったと報告。マップの作成に当たっては、各施設の課長クラスが集まる会議で、過去3年間に参加した研修の情報を集めるなどの取り組みを行ったという。

 また、社会福祉法人東京都知的障害者育成会「豊島区立駒込生活実習所・駒込福祉作業所」の齊藤一紀施設長は、施設内の各グループをまとめるリーダーの役割を整理するため、▽施設長や主任、リーダーらによる意見交換▽リーダーの他施設での研修―などに取り組んだと紹介した。また、この過程で、組織内の情報共有の在り方を見直す機会にもなったとし、「正直に言うと、ここまで(良い結果)は期待していなかった」と振り返った。

 同ガイドラインの策定に携わった日本社会事業大専門職大学院の藤井賢一郎准教授は、人材育成について「“そもそも論”から(検討を)始めると、動きにくいところが多い」と指摘し、「大きいテーマだからこそ、短期間で成果を出す方法が参考になるのではないか」と提案。その上で、短期間で成果を出すポイントとして、▽取り組むべきことを日ごろから考えて仕事する▽短期間でできることを目標として設定する▽取り組みのためのチームを早急に編成する―の3点を挙げた。

( 2011年07月12日 20:33 キャリアブレイン )

Bamboo saves the earth(9) 課題解決を楽しむ

2011年07月13日 01時49分10秒 | 障害者の自立
 竹に焦点を当てたユニークな活動をする「Bamboo saves the earth~竹は地球を救う~」。今回はボランティアや市民活動を長続きさせるコツについて話してもらった。

 ボランティア活動と聞くとどんなことが思い浮かびますか。関わったことのない人は、福祉施設で車いすの補助や、障害者や高齢者の活動支援などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

 私も以前は福祉活動=ボランティアというイメージを持ち「大変そう」と思っていました。しかしボランティアや市民活動に携わって分かったことは活動対象が、住んでいる地域、自然、人であったりと多岐にわたり幅広いことです。

 最近では各分野の専門家が、職業上持っている知識や経験を生かしてボランティア活動する「プロボノ」も普及しつつあります。

 さまざまな活動を通じ、誰一人嫌々で参加したり、無理したりしている人が見受けられないのです。まだ積極的にボランティアをしたことがない人にとっては、不思議かもしれませんが、皆楽しそうにそして生き生きしています。

 それはなぜでしょう。市民活動は自発的な活動だからです。子供たちのために自然を残したい。自分たちの地域をよくしたい。社会の問題を解決したい。疑問に感じたことを行動に移しています。

 それは行政の手が行き届かない部分であったり、他地域での成功例をまねたりと多種多様ですが、解決のためにみんなできる範囲で楽しみながら取り組んでいます。

 仕事で見受けられる「やらされている感」などはまったくありません。私たちの活動に伐採という体力的に厳しい活動があります。冬でも汗をかくような活動ですが、伐採することで暗かった場所に光が入るようになり景色が一変します。

 目に見えて変化があるのでやりがいがありますが、それだけでは参加する人のモチベーションの維持が難しいので、終了後に汁物を作り、皆で一緒に食べたりとなるべく楽しい時間になるよう心がけています。

 市民活動は仕事、家庭以外の少ないプライベート時間を利用する活動なので楽しんでやることが長続きするコツだと考えています。 (Bamboo saves the earth~竹は地球を救う~・渋谷秀樹)

中日新聞 -