ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

長崎発!:再見!藤井さん /長崎

2011年07月20日 01時09分54秒 | 障害者の自立
 国土交通省出身の藤井健・副知事が今日付で退任し、本省に戻る。長く社会部畑で取材した者の常として、私もキャリア官僚に向ける視線は斜めからになりがちだが、藤井氏は目をそらさず本音を語る人だった。省庁に働いて世の表裏を学ばなかったはずはないが、それでも、若き日の思いを抱いて仕事をしていた。

 原点は一橋大の学生時代。藤井氏は発達障害児の遊び相手になるボランティアを始めた。30年以上前、まだ発達障害への理解は低く、目を離せない子育てに疲れた親と友だちのない子どもたちは家に引きこもりがちだった。藤井氏は自ら遊び相手になるだけでなくボランティアを募集し、そのための事務所を設け、住み込みで働いた。協力者は数百人に達し、今も活動は続いているという。

 就職は福祉を担う厚生省(当時)を考えたが、訪ねた幹部が金銭支援の話ばかりするのに落胆し、建設省(同)の先輩が「障害者も暮らしやすい街づくり」に共感してくれたことで進路を変えた。ちなみに奥さんは学生時代のボランティア仲間。2度の地方勤務を経て07年、初の単身赴任先が長崎だった。

 着任後、最初に買ったのは折り畳み自転車。休日は肩に提げてバスや列車、船で県内各地を回った。島も含めて全市町を走り、地元の食堂を訪ねた。「肩書抜きで歩かないと、その土地は分からないですから」。かつて遣唐使が日本に別れを告げた、五島市三井楽町の「辞本涯(じほんがい)」が忘れがたい場所。古(いにしえ)から大陸への窓口だった長崎を再びと、上海航路復活などに突き進んだ。出航を見ないままの帰京となる。

 実は、自民党は中村法道氏の前に藤井氏に知事選出馬を持ちかけた。「その器に非(あら)ず」と固辞したが、去るにあたっては「ただただ寂しい」。夢見るアイデアマンに部下は時に振り回されたが、鍛えられもした。再見! らしくない官僚さん。

〔長崎版〕毎日新聞 2011年7月19日 地方版




障害者野球のフューチャーズ 北九大と交流試合 春夏日本一へ闘志新た

2011年07月20日 01時08分31秒 | 障害者の自立
 今年5月に身体障害者の甲子園といわれる全国身体障害者野球大会で初優勝した北九州フューチャーズが18日、北九州市立大日の出グラウンド(小倉南区)で同大の硬式、軟式野球部混合チームと交流試合を行った。

 2001年に発足した北九州フューチャーズには16-76歳の34人が所属。現在は、5月の全国大会とともに身体障害者野球の「二大大会」とされる全日本選手権大会(11月、兵庫県)に向けて、月2回の激しい練習を重ねている。

 この日の試合は0-4で同大チームに敗れたが、宮地(みやち)雅之主将(36)は「学生との試合で課題が見えた。秋の選手権大会に向けて、しっかり練習し、『春秋連覇』を成し遂げたい」と語った。

=2011/07/19付 西日本新聞朝刊=


視覚障害者を支援する募金自動販売機~(社)視覚障害者自立支援協会

2011年07月20日 01時04分43秒 | 障害者の自立
 全国には、約164万人の視覚障害の人がいると言われている。その内約92万人が何らかの介護を必要とし、また、失明者は約19万人にのぼる。視覚障害者の多くは、1人で歩くことができないために自宅での閉じこもりを余儀なくされ、日常の買い物にも不自由しているというのが現状だ。さらには、情報の取得が不自由なためにいろいろな情報が届かず、不利益や不公平を蒙っている。

 そのような視覚障害者の方々を支援しようと設立された(社)視覚障害者自立支援協会(事業所:福岡市東区、荒牧功一理事長)は、「オーデコ」という視覚障害者が1人で歩ける歩行補助器を無償貸与することで、1人でも多くの視覚障害者が社会参加し、自立できるように支援活動を行なっている。その活動費用を同協会は行政の補助金や寄付金に頼らず、独自の事業を行ない、その収益で視覚障害者自立支援事業を行なっている。

 その支援事業を支えるのが、「募金自動販売機」というもの。街中で見かけたことがある方もいるかと思うが、設置された「募金自動販売機」で、コーヒーやジュースを買うと、1本につき3円が募金され、「オーデコ」の取得支援などに活用されるという仕組みだ。また商品補充や売上金・空き缶などの回収はすべて同協会の協力会社が行なうため、設置に関する費用負担は一切必要ないということも特長だ。
 設置するだけで募金活動に参加出来、手間はかからないというこのシステム。共感される方は同協会へアクセスしてみるとよいだろう。

▼関連リンク
・一般社団法人視覚障害者自立支援協会
・「募金自動販売機」紹介ページ 
・「オーデコ」紹介ページ



NET-IB NEWS -


知的障害者が気軽に参加できる演奏会に 来月、小林さんら結集

2011年07月20日 01時00分59秒 | 障害者の自立
 情熱的な指揮で「炎のマエストロ」と呼ばれる小林研一郎さん(71)が音楽監督を務める「第1回蓼科高原みずなら音楽祭」が8月2日から3日間、茅野市内で開かれる。最終日の4日は知的障害者と健常者が一緒に楽しめるバリアフリーコンサートを同市民館で開催する。

 国内外のプロ・アマチュアのボランティア音楽家集団「コバケンとその仲間たちオーケストラ」がバリアフリーコンサートの主役。感動したら立ち上がり声を出してもいいクラシック、知的障害者が気軽に参加できる演奏会を実現したい、という小林さんの思いに賛同したメンバーが結集した。

 2、3日は蓼科みずならホールでレクチャーコンサートを開催、若手音楽家の育成にも力を入れる。

 世話役を務めるNPO法人サポートCの原房子理事長は「本物の音楽に触れる貴重な機会。より多くの障害者の方々に参加してほしい」と話している。バリアフリーコンサートは午後3時開演。問い合わせはサポートC=電0266(82)8230=へ。 


バリアフリーコンサートを指揮する小林研一郎さん

中日新聞

障害者事業所の活動を紹介

2011年07月20日 00時58分02秒 | 障害者の自立
 三原市と市地域自立支援協議会は23日午前11時から、同市円一町の市中央公民館で市内の障害者事業所の活動を紹介するガイダンスを開く。無料。

 障害者や家族たちが対象で、同協議会に加盟する43施設がブースを構える。担当者が木材加工やストラップの製作、花苗の栽培などの活動を現物や写真を見せながら紹介する。各施設の活動内容を比較できるパネルコーナーも設け、支援方針などをまとめたパンフレットも配る。

 特別支援学校の卒業予定者たちの進路選択の参考にする目的で、昨年10月に続いて企画した。市社会福祉課=電話0848(67)6060。

障害者事業所の活動を紹介‎
中国新聞