ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

避難所1泊体験参加募る・8月20日、中央中体育館

2011年07月26日 01時54分28秒 | 障害者の自立
 東京湾北部直下型震度6強の地震は30年以内に70%の確率で発生すると言われている。東日本大震災以来、危機感を覚え「その時」への備えの必要性を認識した人も多いだろう。8月20日、越谷市民を対象とした「避難所1泊体験」が越谷市立中央中学校体育館で行われる。避難所1泊体験実行委員会主催、越谷市後援、越谷松伏水道企業団、越谷市社会福祉協議会協力。
 東京湾北部を震源とするマグニチュード7・3の地震が発生し、越谷市は震度6の強い揺れに襲われ電気・ガス・水道などのライフラインはストップした被災1日目を想定。備蓄倉庫から水と食糧を運搬、段ボールで間仕切りを作る。照明は発電機のみ。トイレはプールから汲んできた水を流す。さらに、組み立て簡易トイレの設置やマンホールトイレを使用するなどまさに「避難所」を体験する。
 一昨年、城ノ上小学校で行われた避難所体験では障害者、高齢者などいわゆる「災害弱者」も多く参加した。災害は人や時を選ばない。一般市民はもちろん、障害者・高齢者・中高生、保護者同伴での乳幼児など広く参加を呼び掛けている。募集定員は150人。西陰事務局長は「とくにかく参加してみてください。楽しいですよ」と体験を通して地域力の向上、絆が深まることを願っている。
 <問い合わせ>西陰さんTEL090・4073・2863。



東武よみうり

博多駅前に新ホテル 高級志向の需要開拓へ

2011年07月26日 01時48分19秒 | 障害者の自立
 三菱地所の子会社、ロイヤルパークホテルマネジメント(東京)は25日、福岡市のJR博多駅博多口近くに30日開業するシティホテル「ロイヤルパークホテル・ザ・福岡」の内覧会を開いた。

 同駅周辺は1泊5千円程度の割安なビジネスホテルも多いが、同ホテルはシングル1万2705円から、スイートは10万円超と高めの料金設定。九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を背景に、高級志向のビジネス客を取り込む狙いだ。

 同ホテルは三菱地所グループが展開する新ブランドの第1弾。地上8階建て174室で、宴会室をなくし会議室を3室設置するなどビジネス客の利便性を高めた。

 客室は基本的に浴室と洗面台、トイレを分ける設計にし、各室にリラックス効果などがあるマイナスイオンを発生させる特殊繊維マットレスのベッドを導入した。

 聴覚障害者のためのフラッシュライトなどを備えた身体障害者対応室(1室)を設け、7階は入浴用品などが充実した女性専用フロアにした。

 権藤郷(さとし)副支配人は「快適性を求める高級志向のビジネスマンの需要はある。英語・韓国語に対応できるスタッフもそろえ、国内外からの集客を図りたい」と話した。

=2011/07/26付 西日本新聞朝刊=


東日本大震災:「孤独死防止を」 失業の漁業者ら、仮設住宅巡る行商--福島・相馬

2011年07月26日 01時47分09秒 | 障害者の自立
 ◇野菜、生活用品リヤカーに載せ
 東日本大震災の被災者が暮らす仮設住宅を行商スタイルで訪問し、生活支援を行う取り組みが福島県相馬市で始まった。住民の話し相手になったり、買い物に不自由している高齢者を支えたりするのが目的で、スタッフは「仮設住宅でも強い絆を作り、孤独死などを防ぐきっかけにしたい」とリヤカーと一緒に集落を回る。【小畑英介】

 震災で仕事を失った漁業者や仲買人が中心となり、5月にNPO「相馬はらがま朝市クラブ」を結成。市と連携して19日から、平日のリヤカー行商を始めた。野菜や生活用品を市内で仕入れ、市内の仮設住宅を巡る。

 高齢者や障害者など災害弱者のケアも活動の大きな柱。95年の阪神大震災では、仮設住宅で暮らす人たちの孤独死などが社会問題化した。井戸端会議や戸別訪問で、暮らしに問題が起きていないかどうかもチェックする。

 155戸395人が生活する大野台第1仮設住宅の担当は、朝市クラブの須田和子さん(63)と菊地真由美さん(47)。「そうま」の黄色い旗を立てたリヤカーを引きながら威勢の良い声を響かせる。「カボチャ? 今度持ってくっから」「困ってること何でも言ってよ」。財布片手の住民と会話が弾む。

 大野台地区は市西部の山すそにあり、最寄りのスーパーでも約5キロの距離。沿岸部の原釜地区で被災して孫と2人で仮設暮らしの菊地正子さん(70)は「買い物は隣町から来る娘の車で7~10日に1度。これなら気軽に買える」と歓迎する。「庶民的なスタイルに心を許してくれる人も多い。住民とふれ合うことで、孤立化や自殺を防ぎたい」(菊地伸吉朝市クラブ事務局長)

 同市によると、仮設住宅に入居する住民は21日現在で1012戸2848人。全域が計画的避難区域に指定されている同県飯舘村からの避難者もいる。7月中にはさらに約500戸が完成予定。朝市クラブは全ての仮設でリヤカー行商を行うという。

毎日新聞 2011年7月25日 東京夕刊


余録:英国の寛容さとしたたかさ

2011年07月26日 01時44分42秒 | 障害者の自立
 「UFOが実在する証拠を手に入れたかった」。米国防総省のコンピューターシステムに侵入した英国のゲーリー・マッキノン氏の記事がひところ英紙をにぎわせた。米政府は身柄引き渡しを求めたが、英国自閉症協会は反対運動を展開し、移送を認めようとした閣僚に批判が殺到した▲マッキノン氏には共感や意思疎通が苦手なアスペルガー障害がある。刑務所ではなく病院で治療するのが英国の精神保健法の決まりだ。刑罰による矯正効果が薄い人を刑務所に入れても社会防衛につながらないという合理的な考えが根底にある▲もちろん納得できる国民ばかりではない。殺人事件を起こして病院にいる障害者の顔写真を載せて世論をあおる新聞も珍しくない。それに対するメディア批判は厳しい。だが、批判する側は報道規制を求めるよりも、自らもメディアを利用して反論したり、啓発したりすることで情報発信の活発化へと向かっていく▲その英国でルパート・マードック氏が所有する大衆紙の盗聴事件が政権を揺るがしている。殺人の被害者の電話まで盗聴する手口が非難されるのは当然だが、報道の自由をめぐる英国社会の風土や歴史を抜きにしては深層への理解は進まないだろう▲昨年ウィキリークスが暴露した公電の中に、米軍に数々の軍事的便宜を図った見返りとして当時のブラウン英首相がマッキノン氏について「温情を与えてほしい」と米側に頼んだという記述がある▲国家の安全保障と並んでUFOに執着する男性のことが首相の頭にあったとは驚かされる。寛容さとしたたかさ。これも英国社会の一面なのかもしれない。

毎日新聞 2011年7月26日 0時10分


手話への理解深めよう~桂川ボランティアら発表会

2011年07月26日 01時42分52秒 | 障害者の自立
 嘉飯地区2市1町(飯塚市、嘉麻市、桂川町)の各市町にある「手話の会」メンバーの発表会が24日、桂川町住民センターで開かれた。ボランティアや聴覚障害者ら8組が出場し、手話を始めたきっかけや将来の夢を語った。

 講習の成果を披露し合って技術の向上を図るとともに、手話への理解を深めてもらうのが狙い。

 出場者は手話で3分以内で表現できる原稿を用意。会場内での原稿の朗読に合わせて、技術を披露した。桂川町の佐藤直子さんは電車内で向かい合わせた夫婦から「この電車は飯塚に止まりますか」と手話で尋ねられ、ジェスチャーで答えて通じたことから興味を持った体験を発表した。「手話を通して表現力を身につけ、ろう者の方とスムーズにコミュニケーションが取れるようになりたい」と語った。

(2011年7月25日 読売新聞)