ゴエモンのつぶやき

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.東日本大震災:被災者の仲間支援へ 障害者ら募金呼びかけ--守山 /滋賀

2011年10月07日 00時40分36秒 | 障害者の自立
 守山市のJR守山駅前で5日、東日本大震災の被災地にいる障害者を支援するための募金活動が行われた。

 同市内の障害者でつくる「守山市手をつなぐ育成会本人部会」が主催。メンバーや保護者ら10人が「被災地の仲間の支援にご協力を」と呼びかけた。メンバーの会社員、織田千瑛さん(24)は「被災地では健常者でも大変。障害者やその家族はもっと大変だと思う。今後もできる限り続けていきたい」と話していた。募金は全日本手をつなぐ育成会を通じて、岩手、宮城、福島3県の障害者に届けられるという。【

毎日新聞 2011年10月6日 地方版


避難の現場から:東日本大震災 福島の障害者施設入所者、「鴨川青年の家」で半年

2011年10月07日 00時37分34秒 | 障害者の自立
 ◇250人、帰郷先なく 「これ以上迷惑は…」今月末退去

 東京電力福島第1原発事故で、福島県から千葉県鴨川市の「県立鴨川青年の家」に集団避難している障害者施設の入所者約250人が帰郷先を見つけられず、窮地に立たされている。半年に及ぶ避難生活で入所者や職員の負担が膨らんでいるうえに、青年の家からの退去が約1カ月後に迫っている。施設を運営する福島県福祉事業協会は「落ち着き先がない。一体、どうしたらいいのか」と頭を抱える。

 避難しているのは、協会が福島県内で運営する東洋学園(富岡町)など9施設に入所していた6~68歳の知的障害者。いずれも警戒区域など原発周辺にある。震災後の避難生活で県内の小学校などを転々とし、4月上旬、鴨川に身を寄せた。

 青年の家は、障害者向けの設備もなく、浴室は計2カ所。介助が必要で入浴に時間がかかる人が多く、週2、3回が限度だ。長引く大部屋での集団生活も負担になっている。

 海に面した立地も危険が伴う。4月下旬には11歳の女児が水死する事故が発生。職員の人手不足でなかなか外には連れ出せず、屋内でテレビを見たり、工作をしたりして過ごす時間が増え、ストレスがたまりがちだ。重度の障害を抱える35人は千葉県内の福祉施設に受け入れてもらった。

 職員約90人は、青年の家近くのアパートから通っている。支援員の林豊彦さん(45)は両親が東京、妻子が福島県二本松市で避難生活を送る。妻子に会えるのは月1回。震災直後から家族を置いて、入所者に同行している。「この人たちは放っておかれたら生きていけない。みんな使命感に支えられている」と言う。

 入所者の家族はバスをチャーターするなどして泊まりがけで面会に来ている。家族は高齢者や被災者が多く、協会には「早く福島に戻ってほしい」との声が寄せられている。福島の家族に会うために休日、徹夜で車を運転し、疲れ切ってしまう職員も少なくない。

 福島県は、県内で福祉型の仮設住宅が確保できると見込み、千葉県側には、10月末をめどに青年の家を退去する意向を伝えた。だが「立地のいい場所は既に健常者向けの仮設が建っている」(福島県障がい福祉課)などで用地選びが難航。結局、協会が自力で探した3施設分の用地を確保するのがやっと。建物の完成時期は未定だ。

 千葉県は「行き先のないまま追い出すようなことはしない」と延長に前向きだ。だが避難者の受け入れで約2万8000人のキャンセルが生じ、12月以降は予約も入っていることから、協会の山田荘一郎理事長は「これ以上、千葉の皆さんに迷惑はかけられない」と代替施設を探す。一部の入所者は緊急時避難準備区域が解除された南相馬市内の施設に帰す方向で検討している。

 そして国や福島県の鈍い対応に、山田理事長は、こう言って肩を落とす。「健常者だったら半年間も、こんな状態に置かれることはなかったでしょう」

 厚生労働省障害福祉課は「福島県には適切に対応するよう要請したい」と話している。

毎日新聞 2011年10月6日 東京朝刊


障害者就労支援の食堂オープン

2011年10月07日 00時36分08秒 | 障害者の自立
益子町のNPOが真岡市に

 知的障害者の就労支援を行うNPO法人「手仕事工房そら」が5日、真岡市田町に食堂「そらまめ食堂」をオープンした。職員や手仕事工房そらに通う知的障害者などが協力して運営。「味は妥協しない」と来客をPRする。

 同法人は知的障害者の就労支援を目的に、4月に事業所として始まり、益子町にあることから、陶器を作り販売するなどしていた。

 調理師免許を持つ職員や料理関係に携わっていた人もいるため、食で何かできないかと理事長の松嶋伸一さん(51)が企画した。同法人の事業所に通う知的障害者の親がそば屋を閉店することを知り、食堂を始めようと場所を譲り受けた。

 店のメニューは、丼やデザートをそろえ、近くに病院があるため、高齢者らに配慮して料理の肉をやわらかくするなど心配りも忘れない。食材は、益子町や真岡市などの県内産野菜を中心に使用。今後は、自分たちで作った野菜を扱いたいとしている。病院の帰りに寄った、芳賀町祖母井、主婦横田幸子さん(65)は「おいしかった。また来たい」と満足した様子だった。

 平日の午前10時から午後4時まで。問い合わせは、同店(0285・82・5550)。

(2011年10月6日 読売新聞)

東日本大震災:復興願う缶バッジ人気 福島の7障害者事業所

2011年10月07日 00時34分09秒 | 障害者の自立
 東京電力福島第1原発事故の影響で一時避難したり、避難生活を余儀なくされた福島県南相馬市と楢葉町の7障害者事業所が、「仕事おこし」として作り始めた缶バッジが人気を集めている。ひまわりの図柄や「福島好きだよ」というロゴが書かれ、生産2カ月で3万個以上の注文が入った。発案した同市の事業所「えんどう豆」の所長、佐藤定広さん(49)は「慣れない避難生活で落ち着きを失っていた障害者も、生き生きとした表情に戻った」と喜ぶ。

 福島第1原発から近い南相馬市は事故後、立ち入り禁止の警戒区域や緊急時避難準備区域、指定から外れた一般の区域などに分割され、多くの住民が避難。知的障害者らが通う事業所も一時閉鎖された。6月ごろから順次再開されたが、配達を請け負っていたメール便が少なくなるなど仕事は激減。通所者にもわずかな給料しか出せなくなった。

 「再生」に向け、大きく動き出したのは今夏。同市内の6事業所と、同県楢葉町からいわき市に移って仮施設で再開した事業所「ふたばの里」が連携して「南相馬ファクトリー」を結成。代表に就いた佐藤さんらの発案で缶バッジの生産を始めた。

 ひまわりなどのデザインは相談して決定。8月から作り始めたところ、全国の障害者の事業所などから「イベントで販売したい」と注文が次々入るようになった。事業所で働く障害者が描いた猫の絵をあしらったバージョンも作製。歌手の矢井田瞳さんのコンサートグッズの缶バッジも「復興支援のため」と注文があった。

 「えんどう豆」で図柄のプレス作業を担当する男性(32)は「全国に広まってくれてうれしい」と笑顔を見せる。佐藤さんは「事業所に来て仕事をできることで彼らも普段の生活を取り戻している」と話す。

 1個150円で、数種類のデザインを詰め合わせた10個入り箱は1250円、100個入りは1万2500円で販売している。注文は同ファクトリー(0244・23・4177)。


福祉作業所で次々と作られる色とりどりの缶バッジ=福島県南相馬市で、竹内幹撮影

毎日新聞 2011年10月6日 東京夕刊


障害福祉で改革会議が原則無料提言

2011年10月07日 00時30分29秒 | 障害者の自立
 政府の障がい者制度改革推進会議は、障害者自立支援法に代わる新法「障害者総合福祉法」(仮称)について、障害福祉サービスの利用者負担を高所得者以外は原則無料とするよう求める提言を、蓮舫内閣府特命担当相(障害者施策担当)に手渡した。蓮舫氏は「今後も障害者施策をしっかり推進するため、努力したい」と述べた。厚生労働省がこの提言を骨格として法案を作成。来年の通常国会に提出し、平成25年8月までの施行を目指す。提言では、食材費や光熱水費を除き、障害福祉サービスは原則無料とし、高所得者は、収入に応じて負担。利用者が介護保険対象年齢となっても、原則として継続してサービスを受けられるとした。

MSN産経ニュース