ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

手で耳で実験楽しむ 視覚障害児ら40人 筑紫野

2011年10月17日 02時39分19秒 | 障害者の自立
 視覚障害がある子どもたちに実験などを通して科学を体感してもらうイベント「科学へジャンプ・イン・福岡」が15日、筑紫野市の県立福岡視覚特別支援学校で開かれた。鹿児島を除く九州各県から約40人の小中学生、高校生が集まり、楽しみながら科学の基礎を学んだ。

 科学に興味をもちながら、目が不自由で実験などの機会に恵まれない子どもたちの夢を広げようと、九州大名誉教授の鈴木昌和さん(64)らのグループが2008年度に3泊4日の合宿形式で始めた取り組み。09年度からは日帰りのイベントも開いている。九州では今回が初めての開催で、タイで視覚障害者・児の教育に携わる大学教授らも視察に訪れた。

 参加者は11のグループに分かれ、ガスバーナーを分解後、触って構造を調べたり、点字が刻まれた道具で電気回路を作ったり。小学生は糸電話を作って音が伝わる様子を体感するなどした。

 動物の頭の骨の標本を触り、その動物が何かを考える教室では、「鋭い歯がある。犬じゃないかなぁ」などと言いながら、何度も標本に手を伸ばしていた。

 県立柳河特別支援学校中学部1年の井手出水君(12)(久留米市)は「骨を触ったのは初めて。犬と猫では、大きさとか歯の形が違っていて面白かった」と声を弾ませた。イベントを見守った父親の浩さん(51)は「いろんなことを体験できて、科学への興味が増したようだ」と話していた。

(2011年10月16日 読売新聞)

ロボットと築く楽しい未来 企画展

2011年10月17日 02時33分51秒 | 障害者の自立
 ロボットについて楽しく知ってもらおうと、千葉県立現代産業科学館(市川市鬼高)では11月20日まで、企画展「わたしとロボット-くらしをささえるRT(ロボットテクノロジー)-」を開催している。

 いやし系アザラシロボット「パロ」など、遊び心に富んだデザインのロボットや、介護予防リハビリ体操補助ロボット「たいぞう」、障害者の生活を支援するロボットスーツなど、実用性に優れたロボットを紹介している。また、ロボットを動かすプログラム体験など、仕組みや機能も学習できる。

 開館時間は午前9時~午後4時半(入館は4時まで)。入館料は一般500円、高校・大学生は250円。期間中の休館日は月曜。【問】(電)047・379・2005。


体の不自由な人の動きを助けるロボットスーツも開発が進んでいる=千葉県立現代産業科学館

2011.10.16 20:15 MSN産経ニュース



高次脳機能障害:22日・上京で支援セミナー /京都

2011年10月17日 02時28分16秒 | 障害者の自立
 社会的な地名度が低い難病「高次脳機能障害」を支援するNPO法人・高次脳機能障害支援つくしの会が22日、京都市上京区堀川通丸太町下ルの京都社会福祉会館で支援セミナーを開く。

 高次脳機能障害は、脳に負った外傷が原因で記憶障害や注意障害などが残る病気。外見からの判別が難しく、一般の認知も低いため、「隠れた障害」とも呼ばれる。つくしの会は今年法人化し、障害者の自立支援や家族サポートなどを担っている。

 セミナーでは、先駆的な活動を続ける愛知県豊橋市のNPO法人・高次脳機能障害者支援「笑い太鼓」の加藤俊宏・高次脳機能障害者支援センター施設長が障害や支援方法について講演する。

 午後1時半。家族や医療関係者のほか一般の傍聴も可。参加無料、申し込み不要。問い合わせは、つくしの会(電話075・354・6061)。

毎日新聞 2011年10月16日 地方版


高次脳機能障害:22日・上京で支援セミナー /京都

2011年10月17日 02時28分16秒 | 障害者の自立
 社会的な地名度が低い難病「高次脳機能障害」を支援するNPO法人・高次脳機能障害支援つくしの会が22日、京都市上京区堀川通丸太町下ルの京都社会福祉会館で支援セミナーを開く。

 高次脳機能障害は、脳に負った外傷が原因で記憶障害や注意障害などが残る病気。外見からの判別が難しく、一般の認知も低いため、「隠れた障害」とも呼ばれる。つくしの会は今年法人化し、障害者の自立支援や家族サポートなどを担っている。

 セミナーでは、先駆的な活動を続ける愛知県豊橋市のNPO法人・高次脳機能障害者支援「笑い太鼓」の加藤俊宏・高次脳機能障害者支援センター施設長が障害や支援方法について講演する。

 午後1時半。家族や医療関係者のほか一般の傍聴も可。参加無料、申し込み不要。問い合わせは、つくしの会(電話075・354・6061)。

毎日新聞 2011年10月16日 地方版


被災者の血圧、遠隔管理 自治医大・苅尾教授

2011年10月17日 02時25分37秒 | 障害者の自立
震災後、システム開発 学会で成果発表へ

 自治医大循環器内科の苅尾七臣教授(49)らが東日本大震災後に開発した、インターネットで血圧データを遠隔管理する新システム「災害時循環器リスク予防ネット(DCAP)」が、被災者の循環器疾患発症・悪化予防に役立っている。宮城県内でシステムが稼働して5カ月。蓄積されたデータから、震災後はストレスなどから食塩摂取が増え、高齢者、腎障害者20+ 件らのリスクが高まることも分かった。苅尾教授は20日に宇都宮市で始まる日本高血圧学会総会で、これらの成果を発表する。

 DCAPは宮城県南三陸町の3カ所の避難所で測定した約180人の血圧データを、ネットを経由し同大のサーバーで一括管理する。併せて苅尾教授が震災後に作成した「災害時の循環器リスクスコア」を使い、現地のボランティアらが被災者一人一人の年齢や既往歴、被災状況などを聞き取り、高齢、循環器疾患などのマイナス要因が重なる高リスク被災者を抽出した。

 これを基に同大出身で震災時、同町の公立志津川病院内科診療部長だった西沢匡史医師らと連携し、ケアに取り組んだ。

 また低リスク被災者についても、苅尾教授が作成した「災害時の循環器リスク予防スコア」を使い、睡眠や食事など8項目の改善に取り組んだ。

 苅尾教授をシステム開発に駆り立てたのは、16年前の阪神大震災の経験だ。自治医大を卒業後、勤務した淡路島の診療所で必死に医療に当たり、記録に残した。

 東日本大震災では、同大災害医療支援チーム第1陣の報告から、重症高血圧の患者が25%以上に及ぶことを知り「何かしなければ」と使命感に駆られた。DCAPは同大、NPO、医療・福祉機器企業などの無償協力を得て、企画から3週間で実用化。4月29日から、南三陸町で稼働させた。

 東京大などとの共同調査も行った結果、震災後はストレスや不眠から生体リズムが狂い、食塩を蓄えやすくなる体質となって高血圧を誘発しやすくなることが裏付けられた。苅尾教授は「特に高齢者は血圧の変動が大きく、一定範囲に収めることが難しいことなどが分かった。多くの自治体でシステムをケアに活用してほしい」と話している。

下野新聞(10月16日 朝刊)