ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

耳不自由でもみんなと映画…字幕浮かぶ眼鏡開発

2011年10月18日 02時16分13秒 | 障害者の自立
 みんなと一緒に映画が見たい――。

 そんな聴覚障害者の願いをかなえる日本語映画用の字幕表示システムが開発された。

 映画やDVDの日本語字幕作成でバリアフリー化に取り組むNPO法人「メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)」(埼玉県川口市)と精密機器メーカー「オリンパス」(東京都)が共同開発し、今月22日から開かれる「東京国際映画祭」で初公開される。

 開発されたのは、眼鏡のように装着すると、スクリーンの前の空間に字幕が浮かび上がって見える小型のヘッドマウントディスプレー(HMD)。字幕情報はMASCのウェブサイト上にあり、HMDを携帯電話端末「iPhone」(アイフォーン)に接続するとiPhoneを通じて送られてくる仕組みだ。

 MASCによると、聴覚障害者向け字幕では、セリフの前に言葉を発した人物名を入れたり、足音や車のクラクションなどの効果音を文字で説明したりする必要がある。1作品につき100万円以上かかるなど費用が高いため制作本数は限られ、2010年に新規公開された邦画408本中、聴覚障害者向け字幕がついた映画はわずか51本。上映館が特に地方で少なく、一般客には字幕がわずらわしく見えるため、首都圏でも2日間程度しか上映されない。

 「東京都中途失聴・難聴者協会」副理事長の小川光彦さん(49)は「私たちにとって、映画は人や社会とつながる大切なきっかけ。いつでもどこでも大切な人と映画を見に行ける環境を整備してもらえたらありがたい」と期待を寄せる。




(2011年10月17日16時52分 読売新聞)

視覚障害者のグランドソフト 鹿児島、6年ぶり全国へ

2011年10月18日 02時03分36秒 | 障害者の自立
 全国障害者13 件スポーツ大会(22〜24日・山口県宇部市)で、視覚障害者1競技のグランドソフトボールに、鹿児島盲学校の卒業生らでつくる「サツマレックス」が九州代表として6年ぶりに出場する。メンバー19人のほとんどは社会人。限られた練習量だが、自慢のチームワークで初の全国制覇を目指す。
 遊撃手2人の1チーム10人編成で、全盲の選手は投手を含め4人以上。投手は、ハンドボール大の球を、手をたたく捕手の合図めがけて転がし、打者がバットで打つ。


視覚障害者のグランドソフト 鹿児島、6年ぶり全国へ

(2011 10/17 06:30)
南日本新聞 - 19 時間前

地発泡酒:倉敷の障害者支援NPOが配達開始 「出来立て味わって」 /岡山

2011年10月18日 01時54分06秒 | 障害者の自立
 精神障害者の就労などを支援するNPO「岡山マインド『こころ』」(倉敷市真備町)が取り組んでいる地発泡酒の配達が始まった。手作業で瓶詰めしているため、生産本数に限りがあるが、代表の多田伸志さん(51)は「少しずつ配達範囲を増やしていきたい」と話した。

 毎週月、金曜日にメンバーが市内の日本料理店や居酒屋など計4軒に届けている。今後は同市真備町の個人宅への配達も準備している。保冷車や原付きバイクで配達する井上正志さん(57)は「配達を始めた当初は疲れていたが、今は大丈夫。もう少し配達先が増えてほしいです」。

 併設の店舗「Beer まび」でも購入でき、毎週金、土曜日午後4~8時には出来立てが店内で味わえる。

 発泡酒は2種類で、フルーティーな味わいの「ささ」と苦みとコクが特徴な「たけ」。各500ミリリットル入りで450円。問い合わせは多田さん(090・4653・1150)。

毎日新聞 2011年10月17日 地方版


NPOで県内初の「認定農業者」 あわらの障害者支援施設 

2011年10月18日 01時48分16秒 | 障害者の自立
 福井県あわら市二面の障害者就労支援施設NPO法人「ピアファーム」がこのほど、NPO法人としては県内で初めて「認定農業者」の資格を取得した。障害者の所得向上へ、資格を生かした事業展開を目指す。

 同NPOは2008年に設立。坂井、あわら両市にまたがる坂井北部丘陵地で、知的障害者23人と職員が約3・1ヘクタールの農地でナシを中心に農作物を栽培。障害者20+ 件の自立支援を行っている。

 また同丘陵地で目立つ休耕地の開墾や栽培をやめた果樹園の再生など遊休地解消に一役買っているほか、あわら、福井両市で直売所2店を経営し、栽培した農産物を扱っている。

 栽培品目はナシのほか、ニンジンやアスパラガス、ネギなどの野菜で、一年を通して出荷できる体制を整え、安定した所得確保に努めているが、扱う野菜の多くは単価が安く、なかなか所得向上に結びつかないのが課題だという。

 そこで、昨年から単価も高く、県が栽培を推奨しているブドウ栽培に着手。0・1ヘクタールの敷地に栽培用のハウス2棟を建設した。しかし設備投資にかなりの費用がかかり生産量を増やすには限界があるため、今年7月に認定農業者の資格取得を申請、審査を経て9月に認定を受けた。

 認定農業者になると融資が受けられ大規模な設備投資も可能となり、16年までにブドウの作付面積を10倍の1ヘクタールまで増やしナシとともに主力品目にすることを目指す。将来的にはブドウ狩りや直売所の設置も考えている。

 同NPOの林博文所長は「認定農業者となったことで、障害者20+ 件のさらなる所得向上を図っていきたい」とし、遊休地の活用や直売所で地元農家の農作物販売を行うなどして「地域に還元できる活動を展開していきたい」と意欲を燃やしている。


障害者と一緒に農作業に励む林所長(右)=福井県あわら市波松

福井新聞 - 6 時間前

シンポジウム:障害者の就労、法整備を--宮崎 /宮崎

2011年10月18日 01時44分14秒 | 障害者の自立
 障害者の就労について考えるシンポジウムが16日、宮崎市総合福祉保健センターであった。全国の障害者事業所が加盟するNPO法人・共同連(本部・名古屋市)が主催し、県内の福祉関係者ら25人が参加した。

 斎藤県三・共同連事務局長が講演し、約20万人の障害者が月収1万3000円に満たない障害者事業所で働く現状を批判。障害者と健常者が対等に働く「社会的事業所」の新設を提案した。

 その際、補助金の割合を50%以下に抑え、収益を公平に分配するなど、自立した市場競争力を持つ事業所とする必要を強調。「アルコール・薬物依存者や刑務所からの出所者など働くことが困難な人を幅広く受け入れるべきだ」と訴えた。

 会場とのフリートークもあり、宮崎市のNPO法人「障害者自立応援センターYAH!DOみやざき」の永山昌彦代表理事は「障害者の就労問題は宮崎ではまだ関心が薄いが、法整備などに向け、行政とも積極的に交渉したい」と話した。

毎日新聞 2011年10月17日 地方版