ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

ワサビの臭いの火災報知器、全国から問い合わせ

2011年10月16日 01時18分43秒 | 障害者の自立
 聴覚障害者らにワサビの臭いで火災を知らせる装置を開発し、まじめなのにどこかおかしい研究をたたえる「イグ・ノーベル賞」を受賞した東京都江東区の「シームス」(青海2)に、全国の消防本部から問い合わせが相次いでいる。


 同社は「受賞を機に売れ行きが伸びればコストダウンも可能になる」と期待を寄せている。

 同社が火災警報機の信号をもとに、ワサビの強い香りを発生させる装置を発売したのは2009年。アロマオイルやマスタード、人間の体臭など数十種類の臭いで試し、速効性や安全性などの理由でワサビに行き着いた。

 現在の価格は火災報知機込みで1台5万2500円。ホテルや聴覚障害者を雇用する会社の従業員寮などで導入されているものの、価格が通常の火災報知機の10倍以上するため、累計販売は200台以内にとどまる。

 受賞後に全国の消防本部から製品の価格や性能に関する問い合わせが相次いでいるのを受け、同社は国内の高齢者施設などだけでなく、海外にも売り込みをはかる考え。現在、火災感知部分と、臭気発生部分を無線で接続する新機種の開発を進めている。将来の緊急地震速報や津波警報への応用も視野に入れている。

 同社は2000年11月に千代田区で創業し、香り関連製品の開発を手がける。業務拡大に伴い昨年12月、江東区のオフィスビルに移転した。臭気発生装置のほか、臭いでがんを探知する研究などを行っている。

(2011年10月15日16時57分 読売新聞)

ひと:赤崎正和さん 自閉症の妹をドキュメンタリー映画に

2011年10月16日 01時16分19秒 | 障害者の自立
 映画を作るまで、自閉症で知的障害を持つ妹・千鶴さん(21)を周囲に隠してきた。「障害者を見下すような言葉や態度を見て、どこか人を信じられなかった」という。

 立教大映像身体学科3年だった09年秋、卒業製作のテーマについて、指導教授でドキュメンタリー作家の池谷薫さんに相談する中で、妹の存在を明かした。その場で、妹を撮ることを勧められた。

 最初は断ったが、「周囲との間に作っていた壁を壊したい」との思いから母親の了解を得て妹にカメラを向け始めた。無邪気にはしゃぐ姿や家族とけんかする姿などを収めた映像は約30時間にのぼる。

 4年の秋、編集方針を巡り「妹を知ってほしい」と障害に焦点を当てた描き方に、池谷さんが異を唱えた。家族3人が映ったシーンを見て、池谷さんは迫った。「俺には普通の家族にしか見えない。差別しているのはお前じゃないか」。はっとした。憎み続けた「差別の目」が自分の中にあるという事実に、涙があふれ出た。その日を境に映画は、妹と家族の物語に変わった。

 大学を卒業し4月から、東京都内の知的障害者のデイケア施設で働く。映画を製作する中で、自身や妹との将来を考えた末に出した結論だ。

 先日、公開前に改めて「ちづる」を見た。「これまで妹は面白いけど理解できない宇宙人みたいな存在だった。現場で働いた今、妹の思いが少し分かるようになった気がする」

 【略歴】 あかざき・まさかず 横浜市生まれ。映画は29日東京都内などで封切り。詳細はホームページ(http://chizuru‐movie.com)。23歳。

毎日新聞 2011年10月16日 0時16分


イベント:障害者への理解深める あす神戸で /兵庫

2011年10月16日 01時14分40秒 | 障害者の自立
 さまざまな障害を理解し合う交流イベント「Let’s! 自分らしく生き生きと」(毎日新聞神戸支局など後援)が16日、神戸市中央区雲井通5の同市勤労会館大ホールで開かれる。入場無料。

 障害を持つ人々の自立と社会参加を支援するNPO法人・中央むつみ会の主催。2部構成で午前11時からは、宮崎クリニックの宮崎隆吉院長が「地域精神医療の実践の中から」と題して講演する。また、障害の理解のため語り部として活躍する3人の障害者が、自らの体験を語るシンポジウムもある。午後からは、障害者らによる風船アートやライブ演奏、ダンスなどで楽しむ。

 当日参加可能だが、主催者は事前の申し込みに協力を求めている。申し込み、問い合わせは同会(078・262・7511)へ。

毎日新聞 2011年10月15日 地方版


東日本大震災:高齢・障害者、集える場を 垂水・ケアハウス施設長が著書 /兵庫

2011年10月16日 01時12分38秒 | 障害者の自立
 ◇伝える「阪神」の教訓 共助の心

 東日本大震災の被災地に阪神大震災の教訓を伝えようと、高齢、障害者のケアハウス「星が丘ホーム」(神戸市垂水区星が丘)の施設長、徳岡八重子さん(60)が、前身のボランティア団体から18年間に及ぶ活動を記録した著書「星が丘ホームのキ★セ★キ」を自費出版した。阪神大震災では高齢被災者らの孤独死が相次いだことから、徳岡さんは「コミュニティーが分断されることなく、高齢、障害者が集えるサロンが被災地に必要」と訴える。著書は仙台市など被災地に届けられた。

 徳岡さんら星が丘地区の主婦は93年、ボランティア団体を結成して高齢者の見守りを兼ねた給食サービスを始めた。2年後の阪神大震災では、直後から炊き出しや、垂水区内の仮設住宅14カ所に昼食を届けた。一方で、仮設住宅では誰にもみとられず亡くなる人がいる現実を目の当たりにした。

 徳岡さんは「救える命はあったはず。誰もが安心して暮らせる場を」と、99年にホームを設立。入浴、食事サービスから始めた。00年に介護保険制度が開始した以降は、訪問介護、ケアマネジャーのスタッフによる居宅介護支援などを展開。介護認定を受けていない人の受け皿にと独自の宿泊サービスも行ってきた。

 東日本大震災では一瞬にして大勢の人が命を失った津波の映像に、言葉が出なかった。16年前の神戸を思い返し、「助かった命を生き抜いてもらいたい」「神戸の悲劇を繰り返すまい」と、半年かけて活動記録を書き上げた。

 著書は▽阪神大震災後、ホームの重要性を実感した徳岡さんらが設立に向け奮闘する様子▽病を患った高齢者たちの新たな生きがい作り▽利用者に寄り添い、最期をみとるスタッフの姿--など、「被災地で求められる住民同士が助け合うサロンの参考になれば」とつづっている。

 A5判166ページ。希望者には1冊1500円で提供する。問い合わせは同ホーム(078・708・3244)へ。

〔神戸版〕毎日新聞 2011年10月15日 地方版




被災地の視覚障害者支援イベント“READING FOR THE TIES 2011”開催!

2011年10月16日 01時10分28秒 | 障害者の自立
東京ケーブルネットワークの主催で贈るチャリティーイベント“READING FOR THE TIES 2011”が、11月20日(日)東京ドームシティホールにて開催されます!

著名な声優の舞台を通して、視覚障がい者のスポーツ支援と“晴眼者が視覚障がい者にいかに接することが望ましいのか”についての啓発を行ってきたという同イベント。4回目を迎える今年は、愛河里花子、井上喜久子、江口拓也、遠藤綾、緒方賢一、折笠富美子、かないみか、関智一、てらそままさき、土井美加、納谷六朗、野中藍、羽佐間道夫、花輪英司、浜田賢二、古川登志夫、真殿光昭、三宅健太、RFTジュニアーズ(榎木淳弥、椎葉マリエ、島形麻衣奈、橋孝治、内藤有海、箭原亮介)らの出演が予定されており、3月11日に発生した東日本大震災で健常者以上に苦しい生活を強いられている被災地の視覚障がい者への支援を主目的として実施されます。

“声”の演技のプロフェッショナルである声優による、“声”にこだわりをもった、笑いあり、感動あり、涙ありの舞台に乞うご期待です。イベントおよびチケットに関する詳細は下記情報、ならびにコチラ(sei-yu.net/event/event111120.html)をご参照ください!

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■「READING FOR THE TIES 2011」

日時 2011年11月20日(日)
1回目 12:30開場 13:30開演(予定)
2回目 17:00開場 18:00開演(予定)
会場 東京ドームシティホール
料金 5,800円(税込)を予定 

チケット取り扱い イープラス(eplus.jp/rftt/)
チケット販売中


●イベント内容詳細

「新説 八犬伝」
実力派声優の豪華競演による朗読劇。毎年、迫真の演技が展開されています。今年は日本初の戯作者「曲亭馬琴」の名著「南総里見八犬伝」を題材に本講演オリジナルの物語をお届けします。

「視覚障害者といっしょに」
被災地での視覚障がい者の状況のレポートと、被災地で私たちが目の不自由な人々にできることを紹介します。

「バラエティコーナー」
毎年好評のバラエティコーナーを今年も実施します。あの大ベテラン男優が女子高生に!?などサプライズ大!初見の台本の配役をその場で決め、即興で役作りをする役者魂は圧巻です。

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