ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

.支局長からの手紙:「日本海作家」終刊 /福井

2011年10月08日 02時42分33秒 | 障害者の自立
 昭和32(1957)年創刊の同人誌「日本海作家」が、今秋号で終刊となりました。年4回の発行ごとに支局にも届き、味のある表紙の題字を眺めてページをめくると、雪深い土地で言葉づくりに丹精をこめる人々の姿が思われ、福井への愛着を深めたものです。しかし、そんな部外者の感傷をよそに、終刊の編集に携わった張籠二三枝さんは「発表で(世の中に)一石を投じるところがなくなりました。雑誌の風格もある。余力のあるうちにピリオドを打とうと思いました」と。

 文学への真摯(しんし)な取り組みゆえの自戒から出た言葉です。そして、そうだったからこそ、54年もの長い間、福井の在野文学を代表する存在だったのだと思いました。

 創刊の前年は「もはや戦後ではない」の言葉が流行し、高度成長が幕を開けました。創刊号は「裏日本の仲間よ手をつなごう!」と新時代へ向かう人々に呼びかけ、「『日本海作家』は、暗鬱(あんうつ)な色をうかべ、無限のエネルギーを内包して凪(な)いでいる日本海の潮風を呼吸する、土着の魂の発露の場であらしめたい」とはやる心をぶつけます。

 7号でいったん休刊しますが、白崎昭一郎さん(84)らを中心に復刊。以後、文学を志す人の発表の場であるとともに、作品の合評会を通じての研さんの場であり続けました。同誌での発表後、作品が評価されて全国的な文芸誌に転載されたり、単行本として刊行されたりしました。02年にはふくい新進文学賞を創設、若い才能の発掘にも努めました。

 しかし、全国的な文学賞が数多く設けられ、インターネットを通じての個人発表が可能となる中、若手の参加がなくなり、同人が高齢化しました。レジャー費用などに家計が向く時代となり、同人誌発行のための個人負担も参加の障害になったようです。さらに数年前から白崎さんが体調を崩し、ついに終刊となりました。

 今年初めの182号に掲載された「終刊の辞」に、白崎さんは「地方同人誌としては稀有(けう)に見る誌歴の長さと実績とを積み重ねてまいりましたが、そろそろ力の限界線に近づいてきたのではないかと存じます。(中略)この辺りで一応使命を終えて、あとは後進の方々の別途の動きに後をゆだねたいと存じます」と書いてます。

 失われゆく同人誌の世界ですが、張籠さんに、その魅力についても聞いてみました。

 「創刊時の方々からすると、『情けないな』と怒られるかもしれませんが、私は楽しくてやってきました。文学が好きだから、書いてみた。ものを生むのは困難もあるが、楽しい。書くと、読んでくれる人が必要になるでしょう。同人誌にはそういう面があります。また自分で書いてみると、すぐれた作品に出合って『うまいな』『すごいな』と実感できます」

 同人誌では読み書きの双方を奥深く学べるというんですね。なるほどと思いました。張籠さんは「高校の国語教師的かしら」と笑いながら、同人誌の衰退で、よい本が広く読まれる土壌がやせ細っていくことも心配していました。

 話を聞いて、終刊を惜しむ気持ちがますます大きくなりました。日本海作家のこれまでの活動に敬意を表するとともに、新しい形で活動を受け継ぐ試みが生まれてくることを願ってやみません。

毎日新聞 2011年10月7日 地方版


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2011年10月08日 02時34分00秒 | 障害者の自立
~「奈良県の観光振興」と「就労困難者の在宅就業機会創出」を~

株式会社ワイズスタッフ
2011/10/07 11:00 [ 株式会社ワイズスタッフのプレスリリース一覧 ]
奈良県就労困難者在宅就業支援事業(http://www.e-mot.jp/)を受託、運営する株式会社ワイズスタッフ(本社:奈良県生駒市、代表取締役:田澤由利 http://www.ysstaff.co.jp/)が、事業の一環として構築した観光情報サイト『今奈良.jp(いまならドットジェイピー)』(http://www.ima-nara.jp/)が、10月7日(金)にオープンします。
奈良県就労困難者在宅就業支援事業では、奈良県在住のひとり親や障害者の方たちが、在宅で働くためのITスキルを身につける訓練を行っています。本事業で立ち上げた観光情報サイト『今奈良.jp』は、受講生の方たちの在宅就業業務のひとつとして、今後ワイズスタッフで運営いたします。『今奈良.jp』により、奈良県の観光振興および、在宅就業の機会創出を実施してまいります。
『今奈良.jp』は、今、奈良に来ている観光客に、お手持ちのスマホや携帯で今の奈良の情報をお届けする、新しいサービスです。

『今奈良.jp』3つのコンセプト
「今」いる場所の情報をお知らせします
「今」欲しい奈良の情報にご案内します
「今」の奈良をお伝えします

奈良を観光中の皆さまが、お手持ちのスマートフォンや携帯電話で、『今奈良.jp』にアクセスすると、「今」いるエリアの、「今」役立つ情報を簡単に表示することができます。キーワードを入力して検索する・・・といった手間は不要。
「近くでおすすめのランチの店は?」「今日のイベントは?」「行先の天気は?」など、奈良の観光をより充実したものにできる、さまざまな情報お届けします。
また、事業終了後もサービスおよび在宅業務の創出が継続できるよう、クーポンの発行代行・地域Facebookページの構築・県産品のインターネット販売(アフィリエイト)・観光事業の広告などの収益ビジネスを確立してまいります。

本サービスのご利用により、奈良にいらっしゃっている観光客の皆様を、奈良県の観光関連施設やイベント、サービスへご案内することで、奈良の観光振興のお手伝いができればと考えます。また、観光客の皆様には、そこで奈良での時間を堪能いただき、「また奈良に来たい」と思っていただければ幸いです。


避難の現場から:東日本大震災 福島の障害者施設入所者、「鴨川青年の家」で半年

2011年10月08日 02時15分10秒 | 障害者の自立
 ◇250人、帰郷先なく 「これ以上迷惑は…」今月末退去

 東京電力福島第1原発事故で、福島県から千葉県鴨川市の「県立鴨川青年の家」に集団避難している障害者施設の入所者約250人が帰郷先を見つけられず、窮地に立たされている。半年に及ぶ避難生活で入所者や職員の負担が膨らんでいるうえに、青年の家からの退去が約1カ月後に迫っている。施設を運営する福島県福祉事業協会は「落ち着き先がない。一体、どうしたらいいのか」と頭を抱える。

 避難しているのは、協会が福島県内で運営する東洋学園(富岡町)など9施設に入所していた6~68歳の知的障害者。いずれも警戒区域など原発周辺にある。震災後の避難生活で県内の小学校などを転々とし、4月上旬、鴨川に身を寄せた。

 青年の家は、障害者向けの設備もなく、浴室は計2カ所。介助が必要で入浴に時間がかかる人が多く、週2、3回が限度だ。長引く大部屋での集団生活も負担になっている。

 海に面した立地も危険が伴う。4月下旬には11歳の女児が水死する事故が発生。職員の人手不足でなかなか外には連れ出せず、屋内でテレビを見たり、工作をしたりして過ごす時間が増え、ストレスがたまりがちだ。重度の障害を抱える35人は千葉県内の福祉施設に受け入れてもらった。

 職員約90人は、青年の家近くのアパートから通っている。支援員の林豊彦さん(45)は両親が東京、妻子が福島県二本松市で避難生活を送る。妻子に会えるのは月1回。震災直後から家族を置いて、入所者に同行している。「この人たちは放っておかれたら生きていけない。みんな使命感に支えられている」と言う。

 入所者の家族はバスをチャーターするなどして泊まりがけで面会に来ている。家族は高齢者や被災者が多く、協会には「早く福島に戻ってほしい」との声が寄せられている。福島の家族に会うために休日、徹夜で車を運転し、疲れ切ってしまう職員も少なくない。

 福島県は、県内で福祉型の仮設住宅が確保できると見込み、千葉県側には、10月末をめどに青年の家を退去する意向を伝えた。だが「立地のいい場所は既に健常者向けの仮設が建っている」(福島県障がい福祉課)などで用地選びが難航。結局、協会が自力で探した3施設分の用地を確保するのがやっと。建物の完成時期は未定だ。

 千葉県は「行き先のないまま追い出すようなことはしない」と延長に前向きだ。だが避難者の受け入れで約2万8000人のキャンセルが生じ、12月以降は予約も入っていることから、協会の山田荘一郎理事長は「これ以上、千葉の皆さんに迷惑はかけられない」と代替施設を探す。一部の入所者は緊急時避難準備区域が解除された南相馬市内の施設に帰す方向で検討している。

 そして国や福島県の鈍い対応に、山田理事長は、こう言って肩を落とす。「健常者だったら半年間も、こんな状態に置かれることはなかったでしょう」

 厚生労働省障害福祉課は「福島県には適切に対応するよう要請したい」と話している.

毎日新聞 2011年10月6日 東京朝刊


今、奈良にいる観光客に「スマホ」で「今の奈良」をお届けします! 『今奈良.jpm

2011年10月08日 01時42分17秒 | 障害者の自立
~「奈良県の観光振興」と「就労困難者の在宅就業機会創出」を~

株式会社ワイズスタッフ
2011/10/07 11:00 [ 株式会社ワイズスタッフのプレスリリース一覧 ]
奈良県就労困難者在宅就業支援事業(http://www.e-mot.jp/)を受託、運営する株式会社ワイズスタッフ(本社:奈良県生駒市、代表取締役:田澤由利 http://www.ysstaff.co.jp/)が、事業の一環として構築した観光情報サイト『今奈良.jp(いまならドットジェイピー)』(http://www.ima-nara.jp/)が、10月7日(金)にオープンします。
奈良県就労困難者在宅就業支援事業では、奈良県在住のひとり親や障害者の方たちが、在宅で働くためのITスキルを身につける訓練を行っています。本事業で立ち上げた観光情報サイト『今奈良.jp』は、受講生の方たちの在宅就業業務のひとつとして、今後ワイズスタッフで運営いたします。『今奈良.jp』により、奈良県の観光振興および、在宅就業の機会創出を実施してまいります。
『今奈良.jp』は、今、奈良に来ている観光客に、お手持ちのスマホや携帯で今の奈良の情報をお届けする、新しいサービスです。

『今奈良.jp』3つのコンセプト
「今」いる場所の情報をお知らせします
「今」欲しい奈良の情報にご案内します
「今」の奈良をお伝えします

奈良を観光中の皆さまが、お手持ちのスマートフォンや携帯電話で、『今奈良.jp』にアクセスすると、「今」いるエリアの、「今」役立つ情報を簡単に表示することができます。キーワードを入力して検索する・・・といった手間は不要。
「近くでおすすめのランチの店は?」「今日のイベントは?」「行先の天気は?」など、奈良の観光をより充実したものにできる、さまざまな情報お届けします。
また、事業終了後もサービスおよび在宅業務の創出が継続できるよう、クーポンの発行代行・地域Facebookページの構築・県産品のインターネット販売(アフィリエイト)・観光事業の広告などの収益ビジネスを確立してまいります。

本サービスのご利用により、奈良にいらっしゃっている観光客の皆様を、奈良県の観光関連施設やイベント、サービスへご案内することで、奈良の観光振興のお手伝いができればと考えます。また、観光客の皆様には、そこで奈良での時間を堪能いただき、「また奈良に来たい」と思っていただければ幸いです。


今、奈良にいる観光客に「スマホ」で「今の奈良」をお届けします! 『今奈良.jp』(http://www.ima-nara.jp/)10月7日(金)オープン!

CNET Japan

県議会が知事に再生エネルギー導入を提言

2011年10月08日 01時40分09秒 | 障害者の自立
 県議会は6日、再生可能エネルギーの導入・開発促進、障害者支援の二つの政策を知事に提言した。金子万寿夫議長らが知事に提言書を手渡し、来年度予算への反映を含む積極的な取り組みを求めた。

 提言は、県議会の各会派の議員で構成する政策立案推進検討委員会(大園清信委員長、13人)が6月から検討を重ね、まとめた。

 再生可能エネルギーについては、〈1〉太陽光発電システムの導入促進〈2〉省エネルギー設備・製品の導入促進と活用〈3〉産学官連携の積極的な推進〈4〉補助金制度周知など普及啓発――を提言。

 障害者支援は、〈1〉高い専門性を有する人材の確保や育成〈2〉特別支援学校高等部のない離島における訪問教育方式の拡充の検討〈3〉特別支援教育支援員の制度の活用と、必要に応じた配置を各市町村に助言〈4〉公的機関などの職員研修や県民への広報・啓発――を要望した。

 大園委員長は「県議会の総意であり、民意を反映した提言。知事も重く受け止めたと思う」と述べた。

(2011年10月7日 読売新聞)