豊橋西ライオンズクラブ(伊藤充宏会長)は、アジア地域の障害者のために毎年、車イスを送っているが、今年も豊橋工業高校の協力を得て、約100台をタイに送る。7日は事業の第1弾として中古車イス20台を同校に運び、生徒らがフレームやパンクの修理を行った。今後3回、修理作業を行い、約70台を使用可能な車イスに変える。
車イス寄贈事業は、同クラブの会員がフィリピンを旅行した際、現地の障害者から「中古でも良いから車イスを送ってほしい」と懇請されたことを契機に実施され、今年度で7回目。毎年、100台ペースで送っているが、今年度は同クラブとAJU(アジア障害者支援センター)で計170台を送る計画。
中古の車イスは、個人のほか、病院、施設などから同クラブに寄せられる。この車イスを豊橋工業高校電子機械科3年生の生徒が課題研究の一環として整備している。
同日は、約20台の車イスを点検、整備した。パンク修理と部品の取り替えが主な業務だったが、車イスによってはフレームが折れているものもあり、その場合は溶接の技術が必要となる。岸岡哲教諭は「自分で判断して修理することは、生徒たちにとって生きた実習になる」と話していた。
伊藤会長は「この車イスを使うことで、アジアの障害者が人間の尊厳を回復できればうれしい」とこの事業の意義を語っていた。
東海日日新聞
車イス寄贈事業は、同クラブの会員がフィリピンを旅行した際、現地の障害者から「中古でも良いから車イスを送ってほしい」と懇請されたことを契機に実施され、今年度で7回目。毎年、100台ペースで送っているが、今年度は同クラブとAJU(アジア障害者支援センター)で計170台を送る計画。
中古の車イスは、個人のほか、病院、施設などから同クラブに寄せられる。この車イスを豊橋工業高校電子機械科3年生の生徒が課題研究の一環として整備している。
同日は、約20台の車イスを点検、整備した。パンク修理と部品の取り替えが主な業務だったが、車イスによってはフレームが折れているものもあり、その場合は溶接の技術が必要となる。岸岡哲教諭は「自分で判断して修理することは、生徒たちにとって生きた実習になる」と話していた。
伊藤会長は「この車イスを使うことで、アジアの障害者が人間の尊厳を回復できればうれしい」とこの事業の意義を語っていた。
東海日日新聞