ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

上り坂や段差、車いすで体験 京都福祉まつり

2011年10月11日 01時15分22秒 | 障害者の自立
 障害者への理解を深める「京都福祉まつり」(同実行委主催)が9日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで行われた。車いすの試乗コーナーでは、参加者が車いすを利用する身体障害者の日常を疑似体験した。

 32回目の開催。約250人が訪れた。うどんやチジミなどの手料理ほか、市内の共同作業所が制作した雑貨などの作品がブースに並んだ。仮設ステージでは、和太鼓や吹奏楽などの演奏があり会場を盛り上げた。

 車いす体験では、地域の住民や小学生たちが、上り坂や段差のあるコースを苦労しながら一周した。養徳小6年の佐路菖子さん(12)=京都市左京区=は「段差をうまく越えるのが難しかった。困った人を見かけたら積極的に介助したい」と話した。


車いすの試乗コーナーで、坂や段差の設定されたジグザグコースを進む小学生(京都市左京区・市障害者スポーツセンター)

京都新聞

駅のホームでスマホ事故多発 ジョブズ氏ならどう対処する?

2011年10月11日 01時10分06秒 | 障害者の自立
爆発的に普及するスマートフォン。だが、一方では、駅のホームでスマホユーザーが周囲にぶつかったり、子どもや視覚障害者20+ 件を蹴飛ばす事故が相次いでいる。もし、スティーブ・ジョブズ氏が健在なら、スマホをどう進化させただろうか? 作家で五感生活研究所の山下柚実氏が考察する。

* * *
米アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ会長の死去のニュースが世界を駆けめぐりました。

「人類史上最もまれな功績を残した」とオバマ米大統領。「芸術とテクノロジーを両立させたまさに現代の天才だった」と言った孫正義氏は、「数百年後の人々は、彼とレオナルド・ダ・ヴィンチを並び称す」とまで賞賛しました。

現代の偉人と評価する声、声、声。たしかに、パソコンにCGアニメ、「iMac」「iPod」「iPad」を創造してきたその独創力はすごい。

そして、最後の置き土産がスマートフォンの最新機種「iPhone4S」ということなのでしょう。

日本でも爆発的に普及しつつあるスマホですが、一方で大きな問題を生みつつある。NHKの『クローズアップ現代』では、駅のホームでスマホユーザーが周囲にぶつかったり、子どもや視覚障害者20+ 件を蹴飛ばす事故が相次いでいる、と伝えました。

ぶつかられた人はホームから転落したり、骨折するケースも。「背景はスマートフォンの急速な普及」にあると番組では明言していました。

携帯電話に比べて、スマホによって事故の危険性が高まったのはなぜなのか。小さな画面に視線が集中し、周囲が見えなくなることが主に指摘されていますが、画面の大きさよりも、重要なポイントは「動き」にあるのではないか、と私は思うのです。

タッチ操作一つで情報が上下に流れ、画面が常に動く。動画も走る。テレビも見れる。ゲームに熱中する。

小さなコンピュータと化した携帯電話の中で、情報はたえず更新され、変化していく。私たちの視線は、間断なく繰り返される「変化」に釘付けになってしまうのではないでしょうか。

人の目は、「動き」に引き寄せられます。例えばマラソンのレース。2時間を超える長い時間、ただ「人が走るだけ」の競技を熱心に見続けてしまうのは、人も画面も常に動いているから。足の動きだけでなく、入れ替わるランナー、背景の街路風景、すべてが変わっていく。

人の目は、動きと変化に惹きつけられ、それを追いかけてしまうのです。

では、スマホを産み育てたスティーブ・ジョブズ氏が、スマホによる事故多発のニュースを聞いたら、いったいどう考え、どんな対処をしたでしょう。どんな知恵を出し、アイディアを実現したでしょうか。ぜひ知りたいものです。

実は、彼はコンピュータ技術の革新者であると同時に、若い頃から禅への高い関心を持ち、しばしばスピーチなどで禅の教えを引用してきました。アップル製品のデザインには一貫して、「ムダを省くシンプルさ」がありますが、それも禅から学んだ点だとか。

禅とは、後世に負の遺産を残すことを良しとしない哲学です。思いもかけない「事故」という「負の遺産」を生み出している現状について、故スティーブ・ジョブズ氏は天上からいったい何を思いつつ、眺めているのでしょう。

NEWSポストセブン

精神病棟計画埋まらぬ溝 滋賀県、説明会で安全強調

2011年10月11日 01時05分26秒 | 障害者の自立
 重大事件を起こしたが、心神喪失や心神耗弱のため刑事責任を問えない精神障害者を治療する入院施設が、草津市笠山8丁目の県立精神医療センター敷地内に建設される予定だ。これに対し、近隣の住民から「一方的な話で納得できない」という声が上がっている。県は説明会に出向き、安全性を強調するが、住民は不信感を募らせる。当事者となる精神障害者の姿は見えないまま、溝は埋まらない。

■周辺住民、不安と不信

「多くの人が住む地域に、なぜ施設をつくるのか」。10月2日、建設予定地から約1キロの青山市民センター(大津市)で開かれた2回目の住民説明会には、約150人が集まった。草津市内からの参加もあった。「精神障害者の社会復帰のため必要」と理解を求めた岡江晃・県病院事業庁理事ら県側に対し、住民からは「安全だという説明は虚偽だらけ」という声が出るなど、やりとりは平行線をたどった。

 入院施設は昨年9月、県が建設方針を決定。2005年に施行された医療観察法に基づき、23床を備えた病棟を13年春に開設予定だ。建設費の13億円は全額、国が負担する。

 病棟の特徴は、厳重な警備体制と手厚いスタッフだ。玄関は二重扉で、病棟のある2階と1階の間も施錠、窓は強化ガラスで、高さ3メートル以上の柵を巡らす。「患者が無断で離院する恐れはない」と若林剛・病棟開設準備室参事は話す。

 県が今年7月末から、建設予定地の南笠東学区(草津市)を最初に、同市と大津市の計8学区で自治会長や自治会役員を対象に行った説明会では、反対はなかった。住民からも「説明会を開いて」という要請があり、9月11日に青山学区で1回目の説明会を実施したところ、約300人が参加した。自治会への説明会では、最も参加者が多かった南笠東学区でその数は約20人だった。「住民の知らないところで決められている」と主催した男性の一人は言う。施設建設の反対を訴え、先月から始めた署名も2300筆を集めた。

 医療観察法では、鑑定医による精神鑑定を基に、裁判官が入院を決定する。精神鑑定の専門家によると、対象となるのは被害妄想に影響を受けたり、無理心中を図った結果、子供が死亡したりしたケースなどで「治療で改善が見込める」場合に限られるという。また、これまでの判例では、改善の見込みがないとされる人格障害者などは刑事責任を問われており、入院対象者は「『危険な人』というイメージとはほど遠い」と指摘する。

 とはいえ、医療観察法が2001年、8人の児童が死亡した大阪教育大付属池田小事件をきっかけに制定された経緯があり、住民の間では「怖い」というイメージが強い。県は「不安を解消するため」として説明会を開いているが、住民の不安を拭い去れていない。

 年明けから始まる予定の工事は、今のところ変更の予定はない。住民説明会に参加した男性は「対話の県政と言いながら、建設を強行するのはおかしい。納得いく説明があるまでは、とうてい認められない」と話していた。


駐車場スペースに入院施設建設が予定されている県立精神医療センター(草津市笠山8丁目)

京都新聞

県の権限委譲、対象事務縮減を検討 身障者手帳など6項目

2011年10月11日 01時02分25秒 | 障害者の自立
 県は市町村への権限移譲が進まない6事務を本年度いっぱいで移譲対象から外すことを検討している。県市町村課によると、移譲対象は現在103事務あり、対象市町村全てに移譲が済んだ事務が24項目ある一方、6事務は受け入れ市町村がゼロとなっている。

 6事務は▽身体障害者手帳の交付▽障害児福祉手当の認定▽特別障害者手当の認定▽児童扶養手当の認定▽特別児童扶養手当の認定▽土砂災害特別警戒区域内での開発許可。県は2月県議会にも県権限移譲条例改正案を提出したい考えだ。

 同課によると、移譲対象事務のうち専門性が高く、新たな人材が必要な事務は受け入れられにくい。身体障害者手帳の交付には医師らによる審議会の設置が必要で、「人的余裕がなく、事務をこなせる態勢をつくることができない」(大仙市総合政策課)というのが実情だ。

 事務自体に需要がなく移譲する必要がなかったり、移譲に掛かる費用負担が大きかったりというケースもある。

秋田魁新報

名古屋シティハンディマラソン開催 被災地から参加も

2011年10月11日 00時59分44秒 | 障害者の自立
 市民と障害者の交流をはかる「第27回名古屋シティハンディマラソンと風に吹かれて交流広場in栄」(障害者と市民のつどい拡大実行委員会など主催)が9日、名古屋市中区の久屋大通公園などで開かれた。

 同マラソンは、最高齢92歳から最年少7歳の358人が参加。主催者側と交流のあるパキスタンやバングラデシュ、パプアニューギニアなどの招待選手や、大震災で被災した宮城、福島の3人も出場した。手動車いすや、電動車いすなど五つのグループに分かれ、テレビ塔の周りを周回した。ボランティアの至学館高校1年野球部の服部賢也君は「障害者の方と目で会話するところは野球に通じるものがあった」と笑顔で話した。

 同公園の広場では盲導犬や介助犬との歩行体験、手をつなぎ歌うハンドインハンドなどがあった。被災地の障害者団体が手作りしたお菓子や、流されなかった長寿みその「希望の缶詰」の販売もあった。

東北地方の障害者が作った菓子などの販売所=名古屋市中区の久屋大通公園で


 仮設住宅のバリアフリー問題などに取り組む被災地障がい者センターみやぎの井上朝子さん(26)は「被災状況を多くの人に伝えるのが被災した者の責任。障害者も外に出て、経験を発信していきたい」と話した。


沿道の人たちに見送られながらスタートするハンディマラソンの参加者=名古屋市中区で

中日新聞