ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

国補助で安心のバリアフリーを

2011年10月28日 02時07分03秒 | 障害者の自立
 高齢者や障害者をはじめ、身体機能の低下などを伴う人が安心して生活できる住環境を提供しようと、県内の6公益法人等では「住まいのバリアフリーリフォーム支援事業」の活用を呼びかけている。

 これは、要件該当の居住者が、住宅のバリアフリー改修にあたり、国の補助金を受けられるというもの。

 ポイントは、選定された建築士や理学療法士らのケア専門家が実際に依頼者の住宅を調査し、身体状況や生活パターンに応じた改修プランを提案する点。施工業者も選定されており、工事の完成まで総合的な支援を行うのも安心だ。

■問い合せ先

【電話】045・664・6896

(社)かながわ住まい・まちづくり協会



2011年10月28日号 タウンニュース


共同受注の仕事が減少

2011年10月28日 02時04分31秒 | 障害者の自立
宇部の障害者事業所10施設支援団体、利用を訴え

 宇部市内の障害者福祉事業所約10施設が共同受注している仕事の件数が落ち込んでいる。各事業所などでつくる宇部市障害者就労支援ネットワーク会議は「障害者の自立や就労への理解のために、積極的に利用してほしい」と訴えている。

 共同受注は、各事業所が協力し合うことで障害者の仕事を増やして社会参加や所得向上を図る目的。2009年度に県内で初めて導入し、同会議が企業や官公庁、市民に、除草や清掃、資料の袋詰めなどの仕事の発注を働きかけている。

 同会議によると、09年度に23件(受注額72万円)だった受注件数は、10年度に15件(同114万円)、今年度は10月26日現在で11件(未確定)にとどまっている。受注の減少の理由として、景気悪化の影響▽事業所側の希望と企業側が提示する職種や条件が必ずしも一致しない▽情報発信不足――などが挙げられるという。

 同市船木の障害福祉サービス事業所「ハイツふなき」(佐伯豪所長)が主に請け負うのは、団地や住宅の庭の草刈り。利用者がこうした仕事で技術を培い、長期契約や雇用に結びつくケースもあるという。障害者の男性(70)は「お客の『きれいになった』『助かった』の一言に勇気付けられる。将来は自立したい」と話す。

 県障害者支援課によると、県内の同事業所利用者の1人当たりの仕事による平均収入は年間1万4511円(10年度速報値)。主な収入源は、わずかな障害者年金で経済的にゆとりがない人の方が多い。

 同会議の益原忠郁(ただゆき)会長(52)は「働く意欲がある障害者に働く場を提供することが、所得保障と自立につながる。研修会で仕事の質を上げるなどして、企業などが発注しやすい環境も整えたい」と話している。

 発注窓口は、光栄会障害者就業・生活支援センター(0836・39・5357)。

(2011年10月27日 読売新聞)

映画:「ちづる」 自閉症の妹、映画に 赤崎さん「障害者理解、きっかけに」 /東京

2011年10月28日 02時03分11秒 | 障害者の自立
 ◇29日から中野と横浜で上映

 自閉症で知的障害を持つ妹を撮ったドキュメンタリー映画「ちづる」(79分)が29日から、中野区と横浜市で上映される。現在都内の知的障害者施設で働く赤崎正和さん(23)が立教大映像身体学科の卒業製作として手がけた作品で、それまで妹の存在を周囲に明かすことができなかった赤崎さんにとっての「カミングアウト映画」でもある。赤崎さんは「障害について理解してもらうきっかけになれば」と話している。

 映画は赤崎さんが大学3年だった09年秋から約1年間、妹千鶴さん(21)や母久美さん(51)、そして自身にカメラを向けた作品。けんかをしたり、はしゃいだりする千鶴さんを中心に家族の日常を切り取った。

 撮影前は、周囲の障害者に対する偏見や、飲酒運転の車に追突され、5年前に父正幸さん(当時46歳)を亡くした経験などから「世の中の不条理を憎んでいた」という赤崎さん。「人を信じられず、妹の存在を周囲に明かせなかった」現状を打破しようと「カミングアウト映画」として、親しい友人に見てもらうために製作した。

 立教大で指導教授として映画製作のアドバイスをしたドキュメンタリー作家の池谷薫さんは、編集する前の映像を見て「場面場面が宝石のように輝いていた」と振り返る。つてを頼り、映画を一般公開にまでこぎ着けた。池谷さんは「監督自身の成長も収められている『ちづる』は永遠の未完成作品。今後、2人の関係を描いた続編にも期待したい」と語る。

 赤崎さんは「映画を作る過程で、障害者に対して理解がないというより、知られていない部分が多いことに気づいた。映画を通じて、障害を持つ人を少しでも身近に感じてもらえれば」と話す。

 初日は赤崎さんの舞台あいさつがある。上映予定は上映館の中野区のポレポレ東中野(03・3371・0088)と横浜市中区の横浜ニューテアトル(045・261・2995)へ。

〔都内版〕毎日新聞 2011年10月27日 地方版




イグ・ノーベル賞で喜び 実機開発の2人 神戸

2011年10月28日 01時56分21秒 | 障害者の自立
 先月末、ユーモアに満ちた研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の化学賞に輝いた「わさびのにおいがする気体を噴射して聴覚障害者に火災を知らせる警報装置」。
この独創的な研究は、防災機器メーカー、エア・ウォーター防災(神戸市西区)の社員2人の努力が支えた。受賞までこの賞の存在さえ知らなかったというが、「今後も人の役に立つものをつくりたい」と張り切っている。

 化学賞は日本人7人の共同受賞だが、実機を開発したのは、同社の後藤秀晃さん(40)と溝口浩一郎さん(35)。

 姫路市出身の後藤さんは1997年に、養父市(旧関宮町)出身の溝口さんは2001年に同社の前身・川重防災工業に入社した。技術畑を歩み、現在はそれぞれ消火開発グループ長、同グループ主事を務める。

 2人は07年、共同受賞した田島幸信・香りマーケティング協会理事長らから「わさびの強烈なにおいで寝ている人を起こす装置を」と依頼された。規格がないため、ゼロから考えなければならなかったが、試作を重ね、約2年かけて09年に商品化した。

 装置は高さ21センチ、幅8センチ、奥行き5センチで、火災警報装置とつなぐ。煙を感知すると、わさびの原液などが入ったスプレーが20秒間噴き出し、1分間で6~9畳分の空間に充満させる。実験では聴覚障害者、健常者とも、鼻づまりの人を除き、ほぼ全員が起きたという。

 7月に受賞の通知を受けたが、2人とも「賞の存在を知らず、ピンと来なかった」。だが米ハーバード大であった授賞式では、厳かながら笑いの絶えない雰囲気の中、1人ずつ賞状を受け取って感激したという。

 価格は、補助を使えば1セット5千円程度。販売実績は家庭用に数セット、あとは公共施設などに数十セット寄付した程度だったが、受賞後、問い合わせが増えたという。「出番がないのが一番だけど、万一に備えて普及すればうれしい」と声をそろえた。


イグ・ノーベル賞を受賞した後藤秀晃さん(右)と溝口浩一郎さん。手にしているのが警報装置=神戸市西区高塚台3


(2011/10/27 11:26) 神戸新聞


イグ・ノーベル賞で喜び 実機開発の2人 神戸

2011年10月28日 01時56分21秒 | 障害者の自立
 先月末、ユーモアに満ちた研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の化学賞に輝いた「わさびのにおいがする気体を噴射して聴覚障害者に火災を知らせる警報装置」。
この独創的な研究は、防災機器メーカー、エア・ウォーター防災(神戸市西区)の社員2人の努力が支えた。受賞までこの賞の存在さえ知らなかったというが、「今後も人の役に立つものをつくりたい」と張り切っている。

 化学賞は日本人7人の共同受賞だが、実機を開発したのは、同社の後藤秀晃さん(40)と溝口浩一郎さん(35)。

 姫路市出身の後藤さんは1997年に、養父市(旧関宮町)出身の溝口さんは2001年に同社の前身・川重防災工業に入社した。技術畑を歩み、現在はそれぞれ消火開発グループ長、同グループ主事を務める。

 2人は07年、共同受賞した田島幸信・香りマーケティング協会理事長らから「わさびの強烈なにおいで寝ている人を起こす装置を」と依頼された。規格がないため、ゼロから考えなければならなかったが、試作を重ね、約2年かけて09年に商品化した。

 装置は高さ21センチ、幅8センチ、奥行き5センチで、火災警報装置とつなぐ。煙を感知すると、わさびの原液などが入ったスプレーが20秒間噴き出し、1分間で6~9畳分の空間に充満させる。実験では聴覚障害者、健常者とも、鼻づまりの人を除き、ほぼ全員が起きたという。

 7月に受賞の通知を受けたが、2人とも「賞の存在を知らず、ピンと来なかった」。だが米ハーバード大であった授賞式では、厳かながら笑いの絶えない雰囲気の中、1人ずつ賞状を受け取って感激したという。

 価格は、補助を使えば1セット5千円程度。販売実績は家庭用に数セット、あとは公共施設などに数十セット寄付した程度だったが、受賞後、問い合わせが増えたという。「出番がないのが一番だけど、万一に備えて普及すればうれしい」と声をそろえた。


イグ・ノーベル賞を受賞した後藤秀晃さん(右)と溝口浩一郎さん。手にしているのが警報装置=神戸市西区高塚台3


(2011/10/27 11:26) 神戸新聞