仕事で家を不在にすることの多いひとり親家庭などを対象にした「鹿児島県在宅就業支援センター」が1日、鹿児島市東千石町にオープンした。自宅にいながらパソコンを使って働く技術を学んでもらい、子育てとの両立を支援する県内で初めての施設。仕事の開拓や仲介も行っていく。
国の基金を活用した「県ひとり親家庭等在宅就業支援事業」を受け、同市の広告代理店や鹿屋市のNPOなど5者が共同運営する。20歳未満の子どもがいるひとり親家庭や障害者2 件、60歳以上の高齢者が対象。好きな時間に自宅で受講するインターネットによる「eラーニング」を活用し、ホームページや電子書籍の制作などを学ぶ。
訓練手当てもあり、基礎訓練中(6カ月)は月54時間以上の受講で月5万円、実際に働きながら学ぶ「応用(9、12カ月)」期間は月28時間以上で2万5000円を支給。働いた報酬も受け取れる。パソコンやネット接続、通信料はセンターが負担する。
センター統括責任者の森園仁美さんは「子どもに寄り添いながら働くことができる、新しい働き方を目指し取り組んでいきたい」と話している。
1期は来年1月4日~2013年6月28日、2期は来年3月1日~13年5月31日。各75人(うち奄美15人)を募集。11月28日締め切り。市町村の母子寡婦福祉の窓口、ファミリーマートなどにある申込書で郵送か、ファクス。問い合わせはフリーダイヤル=(0120)398817。
(2011 11/02 10:05) 南日本新聞
国の基金を活用した「県ひとり親家庭等在宅就業支援事業」を受け、同市の広告代理店や鹿屋市のNPOなど5者が共同運営する。20歳未満の子どもがいるひとり親家庭や障害者2 件、60歳以上の高齢者が対象。好きな時間に自宅で受講するインターネットによる「eラーニング」を活用し、ホームページや電子書籍の制作などを学ぶ。
訓練手当てもあり、基礎訓練中(6カ月)は月54時間以上の受講で月5万円、実際に働きながら学ぶ「応用(9、12カ月)」期間は月28時間以上で2万5000円を支給。働いた報酬も受け取れる。パソコンやネット接続、通信料はセンターが負担する。
センター統括責任者の森園仁美さんは「子どもに寄り添いながら働くことができる、新しい働き方を目指し取り組んでいきたい」と話している。
1期は来年1月4日~2013年6月28日、2期は来年3月1日~13年5月31日。各75人(うち奄美15人)を募集。11月28日締め切り。市町村の母子寡婦福祉の窓口、ファミリーマートなどにある申込書で郵送か、ファクス。問い合わせはフリーダイヤル=(0120)398817。
(2011 11/02 10:05) 南日本新聞