ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

ロボット:脳波で動かす…阪大など成功

2011年11月12日 02時59分28秒 | 障害者の自立
 手を動かすか、動きを想像した際に生じる脳波でロボットに動きを再現させることに、大阪大と国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府)などのグループが成功した。筋肉が衰えて体が動かなくなる難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の人が、考えるだけで動かせるロボットを開発するための基礎技術になるという。論文が3日、米神経学会誌電子版に掲載された。

 治りにくい痛みやてんかんでは、脳表面にシート状の電極を置いて電気を流し症状を和らげる治療が確立している。阪大の平田雅之特任准教授(脳神経外科)らは、こうした治療中の13~66歳の患者12人の協力を得て、手を握ったりひじを曲げたりする運動の際に出る脳波を計測した。すると、脳波には運動の種類ごとに異なる特徴があることが分かった。

 ロボットと脳表面の電極を、脳波の特徴などの情報を記憶させた制御用コンピューターを介して接続。患者に手を握るなどの運動をしてもらうか、まひの強い人には想像してもらったところ、その通りの運動をロボットが57~99%の精度で再現した。まひの強い人の方が、精度が低かった。

 実用化に向け、グループは無線で接続できる電極を開発中。またALS患者でも同様の運動再現ができるかどうか確かめるため、患者の協力を得た臨床研究を近く始める。

毎日新聞 2011年11月3日 19時58分(最終更新 11月3日 20時25分)


.うちわ話:筋肉が徐々に弱まっていく難病… /香川

2011年11月12日 02時58分18秒 | 障害者の自立
 筋肉が徐々に弱まっていく難病「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)を患いながら、障害者の子育てサークルの運営に奮闘する宮武美智子さん(44)。小学生3人の母親だ▼「子どもたちは発症前と同様、言うことを聞いてくれない」と苦笑い。それでも、自宅で歩行器を使って移動する時は物を除いてくれたり、化粧を手伝ってくれたり、時には変わりなく甘えてくるという。「優しく強くと願った通りに育ってくれた」と目を細める▼いずれ自発呼吸もできなくなるのが病気の厳しい現実だ。その前に、子どもたちに「形に残る何か」を贈りたいと模索しているという。「何か」は見つかっていないが「前を見て進んでいくわ」と言い切る姿に、母親の愛情と強さを感じた.

毎日新聞 2011年11月11日 地方版


年金制度改革:低所得者への基礎年金加算盛る意向 厚労相

2011年11月12日 02時54分50秒 | 障害者の自立
 小宮山洋子厚生労働相は11日午前の閣議後の会見で、年金制度改革で来年の通常国会に提出する法案について、「プラスになるものは盛り込もうと思っている」と述べ、低所得者への基礎年金加算など給付充実策を優先して盛り込む意向を示した。

 小宮山氏の念頭にあるのは▽年収65万円未満の人の基礎年金に月額1万6000円加算する案▽障害基礎年金の増額(障害等級2級で月額4000円)▽受給資格を得るために必要な加入期間を現行の25年から10年に短縮▽産休中の女性の厚生年金保険料の免除。

 政府・与党の税と社会保障の一体改革案では、低所得者への年金加算などに必要な約6000億円を消費税増税分で賄うとしている。

 会社員の厚生年金と公務員の共済年金の一元化についても「通常国会に出したい」と語った。一方、負担増となる改革案については「年末にむけてしっかり検討したい」と述べるにとどめた。

毎日新聞 2011年11月11日 11時18分(最終更新 11月11日 11時48分)


東日本大震災:福祉施設、沿岸部での建設禁止 仙台市方針、津波災害に配慮

2011年11月12日 02時48分15秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被災した仙台市が、将来の津波被害を受けかねない沿岸部にある約3600ヘクタールの地域で、福祉施設の新築・増築を原則禁止する方針を固めたことが11日、わかった。避難が遅れがちな高齢者や障害者の安全に配慮するためで、市が住宅について同じ措置を取る区域(約1220ヘクタール)の3倍に達する。市健康福祉局によると、震災に伴い福祉施設に限った建築制限を設ける自治体は全国で初めて。

 建築制限区域に想定されているのは、津波で浸水したエリア約4540ヘクタールのうち、防波堤の役割を果たした盛り土構造の「仙台東部道路」より海側にある一帯。震災前には沿岸部を中心に高齢者向け施設が数カ所あったが、損壊した施設もあった。このため、安全に重点を置き住宅に関する要件より厳しくすることにした。

 市は今月末に市議会に出す復興計画案で、既存施設に移転を促すことを明示。決定後に建築制限の方針を福祉施設の事業者へ説明する。

 同局は「新たな津波で大きな被害を受ける可能性が高い区域なので、理解してもらいたい」と話している。



毎日新聞 2011年11月11日 東京夕刊


ガイドブック:「福祉の仕事」解説 府が作成、大学などに配布 /京都

2011年11月12日 02時45分59秒 | 障害者の自立
 ◇求職者の不安払拭へ

 福祉現場の仕事内容や働き方を紹介するガイドブックを府が作成した。高齢者や障害者など施設ごとの仕事の違いなどを、実際働く人々にインタビューした内容。

 A4判、全カラー16ページ。福祉分野に興味があるものの、実際の様子を知る機会のない学生ら求職者の不安を払拭(ふっしょく)しようと初めての試み。小規模多機能型施設や障害者通所施設など職場別に1日、1カ月の仕事の流れを、写真やイラストを使って分かりやすく解説した。

 4万5000部作成し、京阪神の福祉系短大・大学などに配布するほか希望者にも無料提供する。問い合わせは府福祉人材・研修センター(電話075・252・6297)まで。

毎日新聞 2011年11月11日 地方版