ゴエモンのつぶやき

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12月3日発達障害テーマに創作劇

2011年11月27日 02時06分51秒 | 障害者の自立
 【本別】町内の障害者団体でつくる「チャレンジド・ネットワークほんべつ」(新津和也会長)は12月3日、町中央公民館で開く記念事業で発達障害をテーマにした創作劇を上演する。関心が高まる発達障害の特性に理解を深めてもらおうと、劇を用いる道内でも珍しい試み。親の実体験などを基に脚本を仕上げ、出演も地元有志など全て町民の手で作り上げる。

 記念事業は毎年、「障がい者週間」(12月3〜9日)に合わせて加盟団体が情報発信している。今回は一般参加や交流体験をテーマに、初めて創作劇を企画した。

 学習障害(LD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)、自閉症などの発達障害は、認知能力に関する先天性の障害で、周囲と異なる言動を取るケースが多い。ただ、障害が発見されなかったり、理解不足で学校、職場、家庭などで問題を抱える例がある。発達障害者支援法の施行(2005年4月)後は、早期発見や成長過程に応じた支援の体制づくりが図られている。

 事務局の町は「初期の啓発は、楽しく分かりやすいことが大事」として団体側と創作劇の上演を企画。発達障害の子を持つ親の経験を基に脚本を作った。外出先で親が困る場面や、保育の専門学校生が障害について学ぶ場面を通して、その特性を紹介。理解不足からくる誤解を解き、支援や環境づくりの重要性を伝える。

 出演は町内の医師や保育士、介護職員、中・高校生ら有志で、今月上旬から練習を重ねている。本別高校の志戸田さんは「知っているようで知らなかったことも多かった。多くの人に伝えたい」と話す。

 本別では認知症のお年寄りを地域で支える機運づくりに創作介護劇を活用してきたが、障害者福祉の分野では初めて。発達障害をテーマにしたこの種の取り組みは珍しい。新津会長は「発達障害は劣っているのではなく、違っているだけ。この違いは私たちがその世界へ歩み寄り、理解することで埋められる」と話す。

 創作劇は午後1時半から。記念事業では他に、障害者手帳の活用の説明、各団体の活動紹介のパネル展示などがある。問い合わせは町総合ケアセンター(0156-22-8520)へ。

2011年11月26日 14時11分 十勝毎日新聞社ニュース

障害者雇用、従業員数は過去最高となるも道半ば―厚生労働省

2011年11月27日 02時00分56秒 | 障害者の自立
 厚生労働省は25日、民間企業や公的機関などにおける、今年の「障害者雇用状況」(6月1日現在)の集計結果を公表した。

 障害者雇用促進法では、ひとりでも多くの人々が社会的役割を持ち、連帯して経済活動に取り組む理念に基づき、事業主に対して、常時雇用する従業員の一定割合(法定雇用率:従業員56人以上の民間企業の場合は1.8%、国や地方公共団体は2.1%など)以上の障害者を雇うよう義務付けている。

 障害者雇用義務のある民間企業で雇用されている障害者は、全国で36万6,199人となり、過去最高を記録した。ただし、この記録更新は、週20~30時間労働する短時間労働(パート・アルバイト)の障害者を、従業員0.5人として換算する昨年の法改正の影響も大きいと考えられる。

 法定雇用率を達成した企業の割合は、全体の45.3%となっており、未だ半数以上が未達成という結果となった。医療福祉系、製造業系の企業では実雇用率が5割を超えたが、情報通信業では26.2%にとどまるなど、業種ごとにも開きがみられた。障害者の社会参画について、実例やノウハウを紹介・普及させるなど、法の趣旨の周知徹底が求められる。

 一方で、国や地方公共団体における実雇用率は、平均2.23~2.39%であり、法定雇用率をおおむねクリアしている。


障害者雇用、従業員数は過去最高となるも道半ば

2011年11月26日 04時50分 更新 IBTimes


佐賀県、支援施設を10増へ 重症障害者介護

2011年11月27日 01時53分06秒 | 障害者の自立
 佐賀県は、たん吸引など医療的ケアが必要な在宅の重症心身障害児・者の介護者が一時的に介護できなくなった際に日帰り利用などを受け入れる施設の拡充を進める。現在は5施設で事業を実施しているが、2014年度までに新たに10施設を増設。介護者の負担を軽減し、障害者の地域移行を支援する。

 介護者が病気や休息、冠婚葬祭などの理由で一時的に介護できなくなった場合、施設が障害児・者を受け入れる事業。「日中一時支援」は日帰り利用、「短期入所」は宿泊ができる。
県内の登録者数は7月1日現在、255人(重複あり)。受け入れ施設は日中一時支援が4カ所、短期入所は5カ所で、いずれも医療機関に併設している。

 最大定員は日中一時支援が40人、短期入所は25人だが、短期入所のうち4施設は空きがある時だけ受け入れる「空床型」、日中一時支援も利用者が最重度の場合はほかの受け入れを控える施設もある。

 10年度の1日平均利用者は日中一時支援4施設で29人、短期入所5施設で7人。定員内に収まってはいるが、夏季休暇など長期休暇中は申し込みが多く、利用できない日も出ている。杵藤、伊万里両保健福祉圏域には対応施設がなく、地域的な偏りもある。

 受け入れを行っている施設は「安心して過ごしてもらうには、十分なスタッフ確保が必要。医療ケアが必要な子ばかりで、理想は1対1だが、現状では厳しい」と看護師などの確保を課題に挙げる。

 新たな総合計画2011で、県は日中一時支援受け入れ施設を5圏域ごとに2カ所の開設を盛り込んだ。一方、国にも事業報酬単価引き上げなどを要望。重度障害者を受け入れ、医療的ケアを提供した際の運営費補助や専用居室を併設する重度障害者20+ 件グループホーム開設時の設備補助継続などの検討も進める。

 財政状況は厳しいが、県障害福祉課は「実施主体の市町と協議し、必要な支援に積極的に取り組みたい」と話す。


医療的ケアが必要な在宅の重症心身障害児・者を受け入れる日中一時支援事業。職員が一人一人を丁寧に見守る=佐賀市の佐賀整肢学園

2011年11月26日更新 佐賀新聞

車いす利用者が障害者用駐車場塗装、適正利用訴える 埼玉・川越

2011年11月27日 01時48分56秒 | 障害者の自立
 12月1日から始まる「障害者週間」に先立ち、埼玉県福祉政策課と全国脊髄損傷者連合会埼玉県支部などは26日、川越市役所で、「障害者用駐車場マナーアップキャンペーン」を行い、障害者用駐車場の適正利用を呼びかけた。

 県福祉政策課によると、障害者用駐車場について、建物に近いなどの理由から健常者が使い、本来使うべき障害者が利用できず、トラブルになることが多々あるという。

 キャンペーンは、障害者用駐車場を青く塗装し、車いすマークを描くというもので、この日は、車いす利用者などが普段利用している障害者用駐車場を自らの手で塗装し、駐車場の適正利用を訴えた。

 車いす利用者で、キャンペーンに参加した同支部副支部長の栗林稔昌さん(46)は「(駐車場を)必要とする人が使えない現状がまだ多くある。他の市役所やスーパーなどで同様の取り組みをしていきたい」と話した。


障害者用駐車場を青でわかりやすく塗装し、適正利用を呼びかける車いす利用者ら=26日、川越市役所

2011.11.26 17:14 MSN産経ニュース

障害者が手打ちそば店 12月1日、徳島駅にオープン

2011年11月27日 01時43分43秒 | 障害者の自立
 徳島駅構内に12月1日、障害者が製麺から調理、接客まで行うそば店「麺家れもん徳島駅」が開店する。全国のJR駅構内で、障害者が主体となって運営するそば店は初めてという。準備してきた障害者らは「たくさんの人に食べてほしい」と意気込んでいる。

 そば店を開店させるのは社会福祉法人カリヨン(石井町)。運営する就労移行支援事業所「れもん徳島」で就労訓練を受ける障害者らのために田岡博明理事長が発案、JR側と交渉してきた。

 店舗は改札から構内に入ってすぐ右側。障害者2人とカリヨンのスタッフ3人の計5人が調理や接客に当たる。徳島市新町橋2には製麺所を開設しており、障害者3人が自家製麺を手作りしている。看板メニューは太めの麺が特徴の「祖谷そば」(350円)だ。

 店で働く障害者には軽度から中度の知的障害があり、そば農家などで製麺技術を教わったスタッフとともに5月から準備を進めてきた。製麺を担当する重井賢二さん(48)は「大変だったけれど努力で乗り越えてきた。たくさんの人においしいおそばを食べてほしい」と期待する。

 三好市の阿波池田駅構内で約30年前まで営業していたそば店をイメージしたという田岡理事長は「伝統的な祖谷そばは多くの人にとって懐かしい味のはず。単なる障害者の訓練ではなく、伝統文化の継承も目指していきたい」と話している。

 営業時間は午前7時から午後7時まで。日曜と祝日が定休日。1日午前10時半から開店記念式典がある。


【写真説明】製麺所でそばを打つ障害者ら=徳島市新町橋2

2011/11/26 10:14 徳島新聞