ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

JR九州のバリアフリー 44駅が改修「不適合」

2011年11月08日 02時05分52秒 | 障害者の自立
 JR九州が国の補助金を受けエレベーター設置などのバリアフリー化改修工事を行った駅のうち、熊本駅(熊本市)や中間駅(福岡県中間市)など44駅が、改修後も国が定めたバリアフリーの基準や指針に適合していないことが7日、会計検査院の指摘で分かった。検査院はJR九州に改善を求めた。

 2006年施行の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)」に基づき国は、1日の利用者数が5千人以上の全駅のバリアフリー化を10年度末までに終える目標を掲げていた。

 検査院が、バリアフリー対応で改修したJR九州の53駅を調査した結果、(1)構内のスロープと通路部分が見分けやすいよう色が塗り分けられていない(2)構内の主要施設の位置を示す点字案内図が設置されていない(3)ホームの端を示す警告ブロックが設置されていない-など、国の基準や指針に沿わない例が44駅で見つかった。

 44駅の改修費用は計約26億1千万円。国、地元自治体、JR九州がほぼ3分の1ずつ負担した。基準や指針は努力規定だが、検査院は「補助金を使って改修する以上、適合するのが望ましい」と説明。JR九州は「速やかに対処したい」としている。

 JR九州には、国が鉄道建設・運輸施設整備支援機構を通じて100%出資しており、決算などが検査院の検査対象。

 検査院はJR九州を含め、バリアフリー新法施行以降、10年度までに国の補助金を受け改修した全国54鉄道事業者の929駅を調査。43%の405駅(国の補助金交付額計約244億円)で、国の基準や指針への不適合が見つかり、国土交通省に改善を求めた。

=2011/11/08付 西日本新聞朝刊=


ボランティア、ということについて、不信になってしまいました

2011年11月08日 01時54分17秒 | 障害者の自立
ボランティア、ということについて、不信になってしまいました。(非常に長文です) ここの登場するボランティアは聴覚障害者の団体に関してです。
今春、要約筆記というものの講座を受けました。自治体が主催したものです。
現代急増している中途失聴者のためのコミュニケーション手段が要約筆記です。
その講座のなかで、あるグッズを作成する時間がありました。そのものは、失聴者
に街で出会った時に手助けしてあげて欲しいという、その自治体から委託されて
講義をしているボランティア団体が話していました。
私は、別なボランティア(子供相手)に身を置いていますが、スタッフの中にも
補聴器使用者が居ます。登録している児童やその家族にもそのような方がいま
すので、有効と思い、そうでない子供たちも小さなうちからボランテァイとは?とい
うことを学ぶいい機会であると判断し、この素晴らしいグッズを教えながら作成し
ました。
過去に医療従事者であったころ、このようなグッズを食道カテーテル装着患者など
に使用していた看護師仲間がいたので、この団体独自のものではありませんし。

それなのに、それなのに。 勝手に教えるな!と横やりが入ったのです。
あろうことか、そのようないいモノだから広く活用して欲しいと言って講座をした団体
からです。
理由は、そのグッズを団体が作成、販売し活動資金に当てているものなので困る
というものでした。
だったら、なぜ出来上がったものを配布しなかったのでしょうか?
作成方法を受講者に教える必要があったのか?
なぜ、広く活用するように言ったのでしょうか?
講座を受けた人間だけが活用しろ!ということでしょうか???
もちろん、特許などはありませんよ。現に私は過去に目にしていますし、そんな特別
な作成技術もなく、どこにでもあるもので作れます。
それなのに、必要なら、当協会に連絡して買って欲しい、と言われたのです。
がっかりです。
ボランティア精神にとても反していませんかね?
ボランティアの気持ちが先なのか? 資金集めが第一なのか?
この団体に所属して活動したいと思っていた矢先の出来事で、一気に意気消沈してしまいました。
いったい、なんのためにボランティアをしているのか?
こんな偏った思考の団体に講習依頼している自治体そのものにも不信感でいっぱいです。
少なくとも、私のボランティア活動は妨害されたのです。
ボランティアに身を置いている方、ご自分なりのご意見でかまいません。
教えてください。 私が間違っているのでしょうか。

質問日時:2011年11月03日 12時26分

まず、あなたは正しいです。

以前、たくさんのボランティア団体が集まる場で、ある団体の人が、別の団体の方が対象にしている支援者をばかにするような(そんな気はないのでしょうが)差別的発言をしている、という体験をしました。

ああ、狭い世界なのだと思いました。他のボランティア活動には関心がないのだなと思いました。ほんとうに、狭い世界の身内の中だけで活動していると、他が見えなくなる。自分たちだけのことにしか関心がなくなるのだろうと思いました。

しかし、あえて言うなら、そうなっただけの状況がある。

あなたのボランティア精神はまちがっていません。しかし、その方や、その団体は、はたから見たら、ひとつのボランティア団体なのかもしれないけど、他が見えない「私の、私達の団体」という思いに、凝り固まってしまっているのでしょう。資金を集めるために必死で守っている、つたない、しかも大して儲からない、小さな小さな利権なのでしょう。その団体が私の理解通りだとすると、情けなく、哀れにすら思えてきてしまうのです。

1つだけあなたの言い方で気になったのは「少なくとも、私のボランティア活動は妨害されたのです。」という箇所です。ボランティア活動は正義を行使する活動ではありません。多種多彩な立場の正義の中で、互いの正義を理解し合い、融通し合う「調整」の世界だと思います。

(あ、もちろん、あなたの感覚で、お金に汚い!!と思ったら、見限ってください。これは別問題です。)

それほどまでにつたない事業センスの団体に、あなたのような方は「活動をよいほうに導ける」最後のチャンスかも知れない。まだお気持ちがあるなら、「特許もなにもないこのアイテムで、どうしたらみんなに喜ばれるか、ブランディングしてやっていけるか」を、あなたが一緒に考えてあげられたらいいのかもしれない・・・。

私が同じ体験をしたら、同じようにがっかりし、不信感をもち、怒っただろうと思います。あくまで整理されたあなたのご質問から、可能性として書かせていただきました。

団体の肩を持つつもりはなく、あなたの気持ちに沿いたいと思い、書いていますが、もし不快に思われたらお詫びします。

回答日時:2011年11月03日 23時27分   とれまがニュース - 2 時間前

皆さんはどう思われますか・・・?

自転車歩道走行 歩行者に優しく

2011年11月08日 01時50分12秒 | 障害者の自立
 歩道を走る自転車と歩行者の事故が多発している。警察庁は「自転車は原則、車道を走行」と自転車総合対策を新たにまとめた。自転車が走ってもよい歩道の幅を原則、三メートル以上に見直すほか、歩道を暴走する行為の指導を強化する。 

 Q 自転車で歩道を走るのは違反か。

 A 自転車は軽車両で、原則として歩道を走行できないが、例外規定もある。十三歳未満の子どもや七十歳以上、身体障害者は走ってもよい。「自転車通行可」の道路標識がある歩道は誰でも走れる。

 また、自転車を運転している人が危険を感じ、「やむを得ない」と判断したら緊急避難的に歩道を走ってもよい。警察庁幹部によると、「車の交通量が多かったり、違法駐車の車があったりした場合」だ。

 Q 東京都内で自転車が走ってもよい歩道はどれぐらいある。

 A 警視庁によると、都内の歩道のうちの約63%の約三千六百キロ。縁石や段差、柵の仕切りがあるのが歩道で、白線の引いてある路側帯は除く。

 Q これまでの自転車が走れる歩道の幅は。

 A 原則「幅二メートル以上」だった。ただし、歩行者の少ない歩道や、車道の通行が危険な場所は二メートル未満でも通行が許可されている歩道もある。

 自転車の通行量が多い片側二車線以上の道路は、車道に自転車専用の通行帯整備などを検討するという。

 Q 自転車を運転するマナー違反も問題だ。

 A むやみにベルを鳴らして歩行者をどかしたり、歩行者の脇を猛スピードで走り抜けたりといった行動がみられる。歩道を自転車で走ることが許されていても、「歩行者優先」を徹底し、速く走りたいなら車道を走るよう指導する。

 無灯火や傘差し、音楽を聴きながらの運転などもルール違反だ。最近、増えているブレーキを外した自転車での走行のほか、飲酒運転や信号無視などは交通切符(赤切符)を交付して摘発する。



(東京新聞)2011年11月7日 13時52分




ロボスーツの歩行補助実演

2011年11月08日 01時44分44秒 | 障害者の自立
 筋力が低下した高齢者や障害者の歩行を補助するロボットスーツ「HAL福祉用」の実演が6日、益田市遠田町のジャストホールであった。六日市医療技術専門学校(島根県吉賀町)が主催する「福祉フェアinますだ」の一環で企画した。

 HAL福祉用は、筑波大の研究者によるベンチャー企業、サイバーダイン(茨城県つくば市)が開発した。筋肉を動かす際に脳から発する信号を皮膚に着けたセンサーで検知。足の関節の動きを補助するモーターが作動し、歩行を助ける。

 機械の重さは12キロ。来場者は腕にセンサーを着け、足の曲げ伸ばしの動きを実感した。益田市高津の老健施設職員水津里美さん(42)は「不思議な感じ。改良を重ねて、介護現場に広く普及する機能と価格を実現してほしい」と期待していた。


【写真説明】腕にセンサーを着け、ロボットスーツの動きを体験する来場者(右から2人目)

中国新聞 '11/11/7

東日本大震災:自閉症の子、悩む母 「また災害来たら…」

2011年11月08日 01時43分01秒 | 障害者の自立
 「津波てんでんこ」(津波が来る時は各自てんでんばらばらに逃げろ)という言い伝えが残る三陸地方で、自閉症の子を持つ親が思い悩んでいる。再び大震災が起きたら、この子はどうなるのか。岩手県一関市の松本倫流(みちる)君(17)の母親は言う。「助ける側に余裕がなければ、ミッチは助からないかもしれません」【佐藤心哉】

 倫流君は初めて1人でバス通学をしていた時、大地震に襲われた。大学院生の姉が気付かれないよう同乗していたが、倫流君は大きく揺れるバス内で顔面蒼白(そうはく)になり、立ち尽くしていた。

 倫流君は散らかっていたり、バラバラなものがあると片付けないと気が済まない。できないと不安になり、落ち着きをなくしてしまう時がある。

 大地震が収まり帰宅したが、リビングは割れた食器やガラスが散乱し、足の踏み場もなかった。「お片付けします」。倫流君は素手で割れた食器をゴミ袋に入れ始めた。電気が止まっていることを知ると、電話帳を母親に見せ「電気屋さんが明日来ます」と繰り返した。早く復旧させなければ、という思いからだ。

 父親は単身赴任中で、一家は姉を含め3人。地元に避難所もできたが、周りに迷惑をかけるし、倫流君のストレスにもなる。3人はリビングで毛布にくるまって寝た。

 4月上旬も深夜に強い余震が発生。家の壁にひびが入り、再び家具や生活用品が散乱した。倫流君は早朝に起き出し、食事も忘れて片付けに没頭した。以来、倫流君は震度1の地震でも起きるようになってしまった。

 家族はミッチが大好きだ。包丁で手を切ると「大丈夫ですか」とばんそうこうを持ってきてくれる。「肩が凝った」と言うとマッサージをしてくれる。家族なら自分を顧みずに助けることができるが、ミッチが一人になった時に大震災が起きたら。母親はそんな日が来ないよう、祈るのみだ。

 岩手県自閉症協会の熊本葉一会長は「非常時は障害者より健常者が優先される傾向があるが、命に優先順位はない。だからこそ『障害者を優先して』とも言えない」と話している。

毎日新聞 2011年9月22日 18時52分(最終更新 9月23日 0時36分)