2011.11.25 02:28
「障害者週間」(12月3~9日)を前に、視覚障害教育の理解を深める「いきいきふれあいコンサート」が24日、神戸市垂水区の県立視覚特別支援学校で開かれた。「替え歌メドレー」などのヒット曲で知られる歌手、嘉門達夫さん(52)が登場、交流のある同校小学部4年生の北畠一翔(かずと)君(10)と共演した。
全盲の北畠君が嘉門さんを知ったのは3年前。母親が嘉門さんの代表曲「鼻から牛乳」のフレーズを口ずさんだのがきっかけ。北畠君は「その面白い歌は何」と興味を持ち、嘉門さんのライブやラジオ番組にも参加するなど交流を深めてきた。ギターにも挑戦し、共演を夢見ていたという。
会場には、近隣の小学校の児童ら約240人が集まり、嘉門さんのユーモアあふれる楽曲が披露された。北畠君もギターを琴のように寝かせる独自のスタイルで演奏を盛り上げ、「満足できた」と夢の実現を喜んでいた。
演奏後、嘉門さんは「耳だけで曲をコピーしているが、なかなかここまで完成させられる人は珍しい」と話していた。
MSN産経ニュース
「障害者週間」(12月3~9日)を前に、視覚障害教育の理解を深める「いきいきふれあいコンサート」が24日、神戸市垂水区の県立視覚特別支援学校で開かれた。「替え歌メドレー」などのヒット曲で知られる歌手、嘉門達夫さん(52)が登場、交流のある同校小学部4年生の北畠一翔(かずと)君(10)と共演した。
全盲の北畠君が嘉門さんを知ったのは3年前。母親が嘉門さんの代表曲「鼻から牛乳」のフレーズを口ずさんだのがきっかけ。北畠君は「その面白い歌は何」と興味を持ち、嘉門さんのライブやラジオ番組にも参加するなど交流を深めてきた。ギターにも挑戦し、共演を夢見ていたという。
会場には、近隣の小学校の児童ら約240人が集まり、嘉門さんのユーモアあふれる楽曲が披露された。北畠君もギターを琴のように寝かせる独自のスタイルで演奏を盛り上げ、「満足できた」と夢の実現を喜んでいた。
演奏後、嘉門さんは「耳だけで曲をコピーしているが、なかなかここまで完成させられる人は珍しい」と話していた。
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