ゴエモンのつぶやき

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全盲の北畠君、ギター披露 神戸でコンサート 嘉門さんと夢の共演

2011年11月26日 02時06分29秒 | 障害者の自立
2011.11.25 02:28
 「障害者週間」(12月3~9日)を前に、視覚障害教育の理解を深める「いきいきふれあいコンサート」が24日、神戸市垂水区の県立視覚特別支援学校で開かれた。「替え歌メドレー」などのヒット曲で知られる歌手、嘉門達夫さん(52)が登場、交流のある同校小学部4年生の北畠一翔(かずと)君(10)と共演した。

 全盲の北畠君が嘉門さんを知ったのは3年前。母親が嘉門さんの代表曲「鼻から牛乳」のフレーズを口ずさんだのがきっかけ。北畠君は「その面白い歌は何」と興味を持ち、嘉門さんのライブやラジオ番組にも参加するなど交流を深めてきた。ギターにも挑戦し、共演を夢見ていたという。

 会場には、近隣の小学校の児童ら約240人が集まり、嘉門さんのユーモアあふれる楽曲が披露された。北畠君もギターを琴のように寝かせる独自のスタイルで演奏を盛り上げ、「満足できた」と夢の実現を喜んでいた。

 演奏後、嘉門さんは「耳だけで曲をコピーしているが、なかなかここまで完成させられる人は珍しい」と話していた。

MSN産経ニュース

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2011年11月26日 02時01分24秒 | 障害者の自立
 手話や発話、読唇などいろいろな「言葉」を学ぶ聾(ろう)学校の生徒たちが演劇に取り組んでいる。テーマとなる学校の歴史は、県内の聴覚障害者が歩んできた道と重なる。障害を越えて表現することの意味を考えてもらおうと、27日の本番に向けて稽古に熱が入る。


 県立岐阜聾学校(岐阜市加納西丸町)は、聴覚に障害のある3~20歳の93人が学ぶ。今年は創立から80年。演劇は高等部の25人が総合学習の時間を利用して、脚本から衣装、舞台セットまでを準備してきた。
 24日、校内の体育館で通し稽古があった。物語は、現代の高等部の生徒3人が過去にタイムスリップする場面から始まる。
 「お願いします。お願いします」。聴覚障害のある子を持つ親たちが政治家に頭を下げる。陳情を重ねた末、東海3県では最も遅い1931(昭和6)年に学校ができた。
 65年には昭和天皇・皇后両陛下が学校を訪れた。《きく耳をもたぬひとらの鼓笛隊むねふたがるる思いこそすれ》。鼓笛隊の演奏に感動した皇后陛下が歌に詠んだ。
 ほかの学校と同じように、20年ほど前まで校内で手話が使えなかった。読唇法と発声訓練が優先され、手話は日本語習得の妨げになると考えられていた。教師が手話を使った生徒の手をはたくこともあった。
 物語は、言葉をめぐる歴史的な場面を経て、いまに戻る。そこで、3人は「なぜ言葉で伝えるのか」について考えていく。
 「言葉って伝えるだけの物ではない。取り込んで自分から発信すべきだ」
 「言葉にはまず思いがある」
 「思いが、その思いが言葉の源だ」
 物語は、やがて山場を迎える。
 脚本担当の村瀬春香さん(17)は、幼少期から学校で発声の訓練を積んできた。「自分が聞こえないなら声を出しても意味がないという人もいる。でも、相手に伝わるものもあるから、自分は声で伝えた方がすっきりする」と話す。
 総監督の井上拓也さん(17)は、障害の程度が異なるメンバーをうまくまとめた。「言葉はいろいろなとらえ方ができると学んだ。聞こえる人には、聾学校の歴史を知ってほしい」と語る。
 聾学校では26、27の両日、文化祭が開かれる。演劇は27日午前11時から。問い合わせ先は聾学校(058・271・3700)。(志村英司)


■岐阜聾(ろう)学校の歴史
1931年 設立。児童19人が入学
   37年 ヘレン・ケラーさんが訪問
   44年 5年生以上の学徒動員始まる
   54年 職業技術を習得する専攻科を設置
   65年 昭和天皇・皇后両陛下が訪問
   73年 幼稚部で3歳児保育始まる
2004年 中国・上海の聾学校と和太鼓交流


「言葉で伝えること」をテーマに劇を企画した生徒ら=岐阜聾(ろう)学校

2011年11月25日 朝日新聞

作業所「「頑張る」応援市/神戸

2011年11月26日 01時59分20秒 | 障害者の自立
2011年11月25日

 東日本大震災で被災した障害者の支援を掲げるイベント「つながろう!伝えよう!東北作業所応援市&交流会」が26、27の両日、神戸市中央区のメリケンパークで開かれる。震災で販路を失った手作りの商品を、同じく震災を体験した神戸市民に買ってもらう。


 国際交流の支援などをしている神戸市の市民団体「ガリレオクラブインターナショナル」が企画。宮城県石巻市や気仙沼市にボランティアを送る活動をしている中で、受注が減ったり販路が閉ざされたりといった福祉作業所の窮状を知ったという。
 東北から参加するのは宮城、岩手両県の5団体。仙台市太白区にある知的障害者の授産施設「こぶし」は地震で建物が全壊した。利用者らは無事だったが、施設の間借りを強いられているうえ、受託した仕事は失ってしまった。施設の職員は「神戸の仲間がどう復興したのか話を聞き、それを励みに頑張りたい」と話す。
 ガリレオによると、ほかの参加団体の中には津波で家を流された障害者や職員もいるという。
 両日午前11時から午後4時まで。焼き物や雑貨、古着のほか、ずんだや仙台みそを使ったせんべいも売る。募金箱も置く。同じ広場では週末恒例のフリーマーケットも開かれている。神戸の作業所も10団体が参加する。27日午後4時からは会場近くのビルで震災復興について語る交流会もある(資料代500円)。問い合わせはガリレオ事務局(090・1718・0625)。

朝日新聞

作業所「「頑張る」応援市/神戸

2011年11月26日 01時59分20秒 | 障害者の自立
2011年11月25日

 東日本大震災で被災した障害者の支援を掲げるイベント「つながろう!伝えよう!東北作業所応援市&交流会」が26、27の両日、神戸市中央区のメリケンパークで開かれる。震災で販路を失った手作りの商品を、同じく震災を体験した神戸市民に買ってもらう。


 国際交流の支援などをしている神戸市の市民団体「ガリレオクラブインターナショナル」が企画。宮城県石巻市や気仙沼市にボランティアを送る活動をしている中で、受注が減ったり販路が閉ざされたりといった福祉作業所の窮状を知ったという。
 東北から参加するのは宮城、岩手両県の5団体。仙台市太白区にある知的障害者の授産施設「こぶし」は地震で建物が全壊した。利用者らは無事だったが、施設の間借りを強いられているうえ、受託した仕事は失ってしまった。施設の職員は「神戸の仲間がどう復興したのか話を聞き、それを励みに頑張りたい」と話す。
 ガリレオによると、ほかの参加団体の中には津波で家を流された障害者や職員もいるという。
 両日午前11時から午後4時まで。焼き物や雑貨、古着のほか、ずんだや仙台みそを使ったせんべいも売る。募金箱も置く。同じ広場では週末恒例のフリーマーケットも開かれている。神戸の作業所も10団体が参加する。27日午後4時からは会場近くのビルで震災復興について語る交流会もある(資料代500円)。問い合わせはガリレオ事務局(090・1718・0625)。

朝日新聞

災害時に素早く避難 日田市で支援研修

2011年11月26日 01時53分48秒 | 障害者の自立
 災害時における障害者や高齢者ら要援護者の支援を実践・確認する「防災研修会in日田」が22日、日田市月出町の月出山(かんとう)多目的交流館であった。市内の障害者就労施設全12事業所と地元住民ら約130人が避難体験をした。

 県内8社会福祉法人が加盟するNPO法人チャレンジおおいた福祉共同事業協議会(丹羽和美理事長)が、東日本大震災を受けて県内5カ所で企画。日田市では加盟する「ぴぃたぁパンの家」と共催で実施した。

 震度5強の地震が発生し、各事業所は第1避難場所に避難する―との想定。避難所に見立てた同交流館には避難した人が車で次々と到着。点呼に続いて、障害の種類などが分かるようカラーシールを貼った。保健師が問診で健康チェックしたり、区画割りした場所に座り避難所の雰囲気を確認。地元の女性が作っただんご汁、炊き出し用のご飯で昼食を取った。被災地支援に参加した保健師の体験談もあった。

 同法人の職員三宮貴博さんは「他施設や一般の人と一緒の訓練は初めてでいい経験になった。障害者の特性を理解してもらう工夫が必要だと感じた」。丹羽理事長は「障害者、援護者ともに実践研修で経験値を上げることが大事。課題は今後に生かしたい」と話した。


炊き出しのご飯とだんご汁で昼食を取る参加者=日田市月出町の月出山多目的交流館

[2011年11月25日 09時59分] 大分合同新聞 -