2011.11.8 17:19 [放射能漏れ]
原発事故の現場などで、金属製の重い放射線防護服を装着しても負担を感じずに作業できる新タイプのロボットスーツHALを、茨城県つくば市のベンチャー企業「サイバーダイン」が開発した。
新タイプの上に防護服を重ねて装着。肩や背中、腰、足などをフレームで支え、足元のセンサーが重心の移動を感知するとモーターが作動し動きをサポートする。もともとは障害者の歩行支援などの目的で開発したが、福島第1原発の事故を受け改良。放射線被ばく量を半減できる重さ60キロのタングステン製防護服が装着可能となり、1回の充電で約1時間半作業できる。同原発などで用いられているポリエチレン製の防護服は、放射線を帯びた粉じんの付着は防げても放射線そのものは遮断できない。一方、タングステン製は重くて長時間の作業が難しかった。
災害現場での作業を想定したロボットスーツHALの運用実験(サイバーダイン提供)
MSN産経ニュース
原発事故の現場などで、金属製の重い放射線防護服を装着しても負担を感じずに作業できる新タイプのロボットスーツHALを、茨城県つくば市のベンチャー企業「サイバーダイン」が開発した。
新タイプの上に防護服を重ねて装着。肩や背中、腰、足などをフレームで支え、足元のセンサーが重心の移動を感知するとモーターが作動し動きをサポートする。もともとは障害者の歩行支援などの目的で開発したが、福島第1原発の事故を受け改良。放射線被ばく量を半減できる重さ60キロのタングステン製防護服が装着可能となり、1回の充電で約1時間半作業できる。同原発などで用いられているポリエチレン製の防護服は、放射線を帯びた粉じんの付着は防げても放射線そのものは遮断できない。一方、タングステン製は重くて長時間の作業が難しかった。
災害現場での作業を想定したロボットスーツHALの運用実験(サイバーダイン提供)
MSN産経ニュース