ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

増える新規エイズ患者 「進行早まる」の報告も

2011年11月23日 02時44分08秒 | 障害者の自立
 国内でエイズウイルス(HIV)感染者の発症が増えている。昨年の新規患者の報告は、全国で四百六十九人と過去最多を更新。今年は上半期で二百五十三人と、昨年を上回る勢いだ。潜伏期間が短縮しているとの報告もあり、早期検査の必要性が増している。十二月一日の「世界エイズデー」を前に現状を探った。 

 エイズは、HIVの感染で体の免疫力が徐々に低下し、健康な人ならかからないカリニ肺炎などの感染症を発症する病気。国立国際医療研究センターの岡慎一エイズ治療・研究開発センター長によると、エイズ発症前に検査を受けて感染に気付き、ウイルスの増殖を抑える薬で体内のウイルス量を減らせば発症を防げるほど、治療法は進歩している。

 にもかかわらず、発症が増えている。今年三月二十八日~六月二十六日の四半期の新規患者報告数は百三十六人。四半期として、これまで最多だった前年同期の百二十九人を上回っている。関係者は「感染段階での検査が進んでいない結果」と分析する。

 最近、HIV感染をめぐり、二つの危険性が指摘されている。一つは、二〇〇八年をピークに検査数が減っていること。検査が減れば、発症前に感染を発見するのは困難になる。

 HIVの感染経路はほとんどが性行為。感染から二~四週目に、発熱などインフルエンザに似た症状が出ることがある。エイズ予防財団の中村正事業部長は「思い当たったら、早く検査を受けることが大切。早く感染が分かれば、薬による治療で発症を防げ、予防策を徹底することで感染の拡大も防げる」と早期検査の必要性を説く。

 早期検査の必要は、もう一つの危険性で、さらに高まっている。感染から発症までの期間が早まっているというのだ。

 薬によるHIVの治療は、高脂血症などの副作用にも配慮して通常、一定水準より免疫機能が低下してから、開始を検討する。岡センター長によると、以前は感染に気付かず治療をしなければ、発症まで十年といわれていた。免疫機能が治療を始める水準にまで低下するのは、一般に感染から五年以上とされていた。

 岡センター長らが、一九九七年~二〇〇八年にHIVに感染した約千五百人のうち感染時期を特定できた八十二人に行った調査では、患者の八割で、感染したとみられる時期から三年で治療が必要なほど免疫機能が低下していた。「発症前に検査で感染を発見する猶予期間も短くなっている」と指摘する。

     ◇

 検査は各地の保健所で無料、匿名で受けられる。夜間に検査してくれる所もある。東京都や名古屋市では、NPO法人「HIVと人権・情報センター」が地元の自治体の委託を受け、日曜日に無料検査をしている。有料で検査する医療機関もある。検査の場所や実施時間は「エイズ検査相談マップ」のホームページ(同名で検索)で確認できる。

 ただ検査は、感染の機会から三カ月以上たっていないと正しい結果が得られないことがあるといい、検査を受ける時期を考慮したい。

 エイズの発症を防ぐ薬は高価だが、HIV感染者は身体障害者手帳を取得でき、医療費の自己負担率は実質一割以下になる。

 一方、公的な医療費の負担は、感染者の増加で増える。有料で即日検査をしている「たわだ泌尿器科」(名古屋市)の多和田俊保院長は「検査に基づく感染予防対策の徹底で、感染の拡大を防げる。治療にかかる社会のコストも抑えられるので、社会のためにも早期検査を」と呼び掛ける。

 エイズ予防財団によると、HIVの感染力は弱く、握手などでは感染しない。最大の感染経路である性行為による感染の拡大を防ぐには、コンドームが有効だ。感染者の母親からの母子感染の可能性もあるが、HIV治療薬で体内のウイルスを減らしたり、母乳を与えずにミルクで育てたりすれば、感染率を1%以下に抑えられるという。



2011年11月22日    東京新聞

聴覚障害学生 思い伝える 19大学50人撮影 聞き取り

2011年11月23日 02時42分05秒 | 障害者の自立
元聾学校教諭 高田さん展示会計画
 聴覚障害を持ちながら大学に通う学生の悩みや喜びを多くの人に知ってもらおうと、鳥取市の県立鳥取聾(ろう)学校元教諭の高田啓一さん(63)(鳥取市雲山)が、各地で学生の写真を撮り、聞き取りを続けている。教え子が学生生活を送る中、思いが伝わらずに苦しんでいると耳にしたのがきっかけ。高田さんは昨年、卒業生のその後を撮影した作品を発表したが、今回は大学生のみで、教え子以外にも対象を広げており、すでに15都府県の19大学で約50人と対面。今後、展示会などで発信していく予定だ。(進元冴香)(しんげんさやか)

 高田さんは1976年から33年間、聾学校で数学教諭を務める一方、生徒が積極的に外に出歩くきっかけを作ろうと、81年に写真部を創設。人を被写体とした写真にこだわり、「カメラはコミュニケーションの道具の一つ」として、道行く人に臆することなく話しかけるよう指導した。

 退職後、卒業生から「勉強をしたくて進学したのに、講義の内容が理解できない」との声を耳にした。毎晩、泣いている学生がいるとも聞いた。大学職員らが本人に代わって講義内容をノートに取る大学もあるが、一部にとどまるとされ、「学ぶ意志のある子に悲しい思いをさせたくない」と2008年10月頃から、多くの人に関心を持ってもらうためにアンケートで思いを聞き取り、学生の姿を撮影する活動を始めた。

 教え子や知人から聴覚障害を持つ学生を紹介してもらうなどして、各大学を訪問。撮影では大学のシンボル的な施設を入れた上で「外見では健常者と変わらない学生が悩みを抱いていることを感じてほしい」とポーズを取らずにただ立ってもらう構図とした。

 また、聞き取りでは「大学生活で不都合を感じたこと」のほか「聴覚障害者として誇りに思うことは」など18項目を質問。「ノートを取ってもらう制度がなかったので、4年間学校に交渉し続けた」と課題を指摘する声とともに、「同じ障害を持つ子の力になるために、聾学校の教諭になりたい」という前向きな答えも寄せられているという。

 高田さんは今後、東日本大震災で被害を受けた東北の大学にも出向いて写真や声を集める予定で、「全国で1000人以上いるとされる聴覚障害を持つ大学生の悩みなどはあまり知られていない。聴覚障害者が学びやすい世の中になるきっかけとなれば」と話している。

(2011年11月22日 読売新聞)

借り上げ市営住宅入居募集開始 八戸市

2011年11月23日 02時38分05秒 | 障害者の自立
 八戸市中心部に住む住民を増やすことで中心街を活性化しようと建設が進められてきた11階建ての借り上げ市営住宅「八戸番町ヒルズ」が八戸市番町にほぼ完成し、市が21日、入居希望者の募集を始めた。12月8日まで受け付けて資格審査を行い、来年3月1日から入居が始まる。


 八戸番町ヒルズは、鉄筋コンクリート造り11階建てで、1LDK20戸(広さ約46平方メートル10戸と47・5平方メートル10戸)と2LDK30戸(約62平方メートル)の計50戸。単身の高齢者と障害者などが入居できる1LDKの一部以外は、複数人の入居が条件。入居者数に応じて所得制限があり、応募多数の場合は抽選となる。公開抽選は12月26日の予定。


 家賃(月額)は1LDKが約1万7500円~2万6100円、2LDKは約2万2800円~3万4千円。中心街の家賃は8万円~12万円が相場といい、割安だ。犬や熱帯魚などのペットは飼えない。


 市営住宅は八戸市と八戸商工会議所などが共同出資する会社「まちづくり八戸」が建設し、市が20年間借り上げる。貸出期間終了後、入居者は退去か住み替える必要がある。まちづくり八戸と市との借り上げ価格は今後詰めるが、入居者が払う家賃との差額分は市と国が負担する。


 申し込み・問い合わせは市役所別館9階、建築住宅課(0178・73・5045)へ。

2011年11月22日  朝日新聞  

市役所トイレに置かれた1000万円、日赤に寄付 坂戸

2011年11月23日 02時35分38秒 | 障害者の自立
2011.11.22 18:13

 埼玉県坂戸市は22日、同市役所のトイレに今年9月、「東北の人に使ってもらって」などと書かれたメモとともに置かれていた現金1千万円を、東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付した。

 現金は9月22日、市役所1階の障害者用トイレに置かれていた。匿名のメモには「わしはひとりぽっちです。東北の人に使ってもらって下さい」と書かれていた。

 遺失物の所有権が発生するのは発見から3カ月後だが、市では「寄付の意思が明確であり遺失物には当たらない」として、発見から2カ月での寄付を決めた。市は「寄付者の意思をくみ、なるべく早く被災者の元に届けたかったのでほっとしている」としている。

MSN産経ニュース

生涯スポーツ優良団体 文部科学大臣表彰 三重

2011年11月23日 02時30分59秒 | 障害者の自立
2011.11.23 02:09

 ■名張グラウンドゴルフ協会が受賞

 名張グラウンドゴルフ協会(名張市)が県内からはただ一つ、本年度の「生涯スポーツ優良団体」として文部科学大臣表彰を受けたた。

 同協会は主催する大会をほぼ月1回ペースで開催。老人会や障害者団体などが開くグラウンドゴルフのイベントの運営や準備などにもボランティアとして年間、約30回携わってきた。こうした取り組みが評価された。

 協会の大橋正美会長、木村幸秀事務局長ら役員が名張市役所を訪れ、今回の表彰を報告。応対した亀井利克市長に祝福されるとともに一層の奮起を期待され、意気込みも新たな様子だった。木村事務局長は「これまでの努力が報われた思いで、うれしい。今後はボランティア活動にさらに力を尽くし、内容も充実していきたい」と強調している。

 同協会は昭和63年4月に設立された名張グラウンドゴルフクラブが前身。平成14年4月に協会となった。現在は傘下に20支部があり、会員は計約350人を数えるという。

 文科相は、地域や職場でスポーツの健全な普及や発展などに尽力し、成果をあげている団体を「生涯スポーツ優良団体」として毎年度、表彰している。

MSN産経ニュース