ゴエモンのつぶやき

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『企業と人権 人権学習ことはじめ』発売

2011年11月19日 02時04分16秒 | 障害者の自立
関係者各位

 『企業と人権 人権学習ことはじめ』発売のお知らせ


 企業がなぜ人権に取り組むのか。
 人権に積極的に取り組む企業と、そうでない企業とでは、どんな違いが出るのか。
 人と人との関係をより良くし、人が活き活き働くために、今こそ人権への理解を。


 「企業と人権」について、一般に関心の深い事項を分かり易くまとめた鏡清澄の著作『企業と人権 人権学習ことはじめ』が、12月1日、ブイツーソリューションより発行、星雲社より発売される。

これまで人権に関して多くの書籍が書かれているが、専門的過ぎたり一方的側面からの論述だったりすることが少なくない。本書は易しい話し言葉で、企業における人権問題を企業活動と人権の両方の側面から述べている。
 具体的には、セクハラ、パワハラ、障害者雇用、問題、企業の社会的責任などのテーマについて、先人の研究・著作・講演等を参考にしてエッセンスをまとめ、著者の経験をもとに考察および提言を行い、企業活動と人権が相対立するものではなく、一体化して追求する時代になっていることを明らかにしている。

 著者の鏡 清澄(かがみ きよすみ)は昭和24年(1949年)生まれ、京都府在住。
 2009年に、夫婦合作ということでも話題となった小説『迦陵頻伽(かりょうびんが) 奈良に誓う』でデビューを果たし、時代と場所/分野を越えて真剣に生きる人々の素晴らしさを訴えた。今作は、企業での人権啓発担当者および京都人権啓発企業連絡会事務局補佐としての学習と経験を活かし、「人権学習の入門書」という形で、人間のより良い生き方と企業のこれからのあり方を問うたものである。

 上記書籍、是非ともお取り上げいただけますようお願い申し上げます。

 同書に関するお問い合わせは下記までよろしくお願いいたします。
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2011年12月1日初版第一刷発行  定価1575円(税込) 
ISBN978-4-434-16106-3

発行所 ブイツーソリューション
    〒466-0848 名古屋市昭和区長戸町4-40
    Tel 052-799-7391 Fax 052-799-7984

発売元 星雲社
    〒112-0012 東京都文京区大塚3-21-10
    Tel 03-3947-1021 Fax 03-3947-1617

2011年11月18日 10時 ValuePress! (プレスリリース) -



「人らしく生きられる社会を」藤沢でミュージカル、19日に「月桃の花」歌舞団/湘南

2011年11月19日 02時00分33秒 | 障害者の自立
 人が人らしく生きられる社会を―。原発や、世界で絶えることのない戦争、日本国内の非正規雇用。いずれも人を切り捨てる点は共通だということを題材にしたミュージカルが19日に藤沢で行われる。藤沢公演の実行委担当者は「福島から藤沢に避難していきている方にもぜひ見に来てもらいたい」と話している。

 沖縄に根付く「命(ぬち)どぅ宝」(命こそ宝)の心を全国に広げようと1997年に結成されたミュージカルグループ「『月桃の花』歌舞団」の主催。「フリーダム」と題する公演で、これまでに都内などで公演し今回の藤沢で5会場目となる。

 藤沢公演の実行委員長で自らも舞台に立つ永田恵美子さん(36)は、「身近な知人も正規雇用に就けず、リーマンショック直後には派遣切りされた現状がある。福島の原発事故では、住む場所を追われ、一家が離散してしまったという話も聞いた。人が人らしく生きられない。命を軽んじられ、物のように扱われるという意味では、きっと同じ」と話す。

 永田さんが歌舞団に出会ったのは8年ほど前。職場の先輩に誘われ公演に出向いた。

 歌の力に驚いた。ステージと観客が一つになっていた。「終わった時には、希望や未来を感じて、元気になれた」。歌舞団にのめり込んでいった。

 今回の演目「フリーダム」は、沖縄に住む一家の物語。コンビニ弁当の工場で働く主人公と、陸上自衛隊所属の弟。そこに、米国籍で海兵隊員のいとこのマサオがやって来る。イラク戦争に従軍した影響で心に大きな傷を負ったマサオには、かつて仲良く遊んだ面影はなかった。

 永田さんは「人らしく生きるって、難しいけど、たぶん、その人が大事にされるということだと思う」。ミュージカルを見た人が一人でも共感してもらえれば、社会は少しずつ変わっていく。そう信じているという。

 会場は藤沢市労働会館(同市本町1丁目)で、午後4時半開場。大人千1500円。65歳以上、障害者、学生、失業者、非正規労働の方は千円。中高生500円。被災者の方は無料。問い合わせは永田さん電話090(5047)0039。


公演を前にして会場の労働会館で思いを語る永田さん=藤沢市本町1丁目

2011年11月18日 カナロコ(神奈川新聞)

被災地のボランティアを称賛 日本主導で国連委が決議

2011年11月19日 01時55分23秒 | 障害者の自立
 国連総会第3委員会(人権)は17日、東日本大震災をはじめ世界各地の災害現場でのボランティア活動を称賛し、各国政府や企業に支援を呼び掛ける決議案を採択した。日本とブラジルが呼び掛け、最終的な共同提案国は両国を含め97カ国になった。

 決議は東日本大震災や、ことし1月ブラジルで起きた深刻な集中豪雨被害を例に挙げ、国内外のボランティアが「災害対策や復旧に重要な役割を果たしている」と賛辞を贈った。

 また障害者、移民や「社会から疎外された状況に置かれた人々」もボランティア活動に参加するとともにボランティアによる援助の対象となるべきだと訴えた。

 この日の同委員会で日本の児玉和夫国連次席大使は「人と人の絆を強めるボランティア精神の大切さを強調したい」と述べた。(共同)

2011.11.18 10:30 MSN産経ニュース

.心のバリアフリー:第3部・ダンサーの挑戦/上 聴覚障害への無理解 /茨城

2011年11月19日 01時52分13秒 | 障害者の自立
 ◇小学校で独りぼっち

 「筑波技術大学から来たケルベロス」。11月6日午後、福島県郡山市の駅前のクラブ。薄暗い中、照明の明かりがステージを照らす。建物全体が揺れるほどの大音量の中、4人が力強いビートに合わせダイナミックな動きを展開する。ステージ中央で一人一人がダンスを披露。最後を筑波技術大4年の竹下善徳(21)=京都府出身=が飾った。

 竹下らは聴覚に障害を持つダンスグループ。竹下が3人と呼吸を合わせるのは、音ではなく振動だ。耳が聞こえないことを感じさせないダンスに、約220人の観客から大きな拍手がわき起こった。

   ◇   ◇

 竹下は4歳ごろ、先天性代謝異常で脳が糖分不足となったことをきっかけに聴力が衰え始めた。当初は補聴器を使用すれば聞こえたが、病弱だったこともあり、中耳炎を繰り返すうちに悪化。現在は補聴器を装着しても、音が鳴っていることが分かるだけで、何の音か識別できない。健聴者との会話は、相手の口の動きを見て読み取り、言葉を返す。

 11年前。地元の公立小学校4年生の時だった。教室で座って本を読んでいると、クラスメートに囲まれ、はやし立てられているような気がした。何を言われているのか分からず、黙って座っているしかなかった。「他人とコミュニケーションをとることの何が楽しいのか」と思った。

 竹下が通っていた小学校には聴覚障害者のための特別支援学級はなく、学校側も配慮が欠けていた。「体育館に集合するように」との校内放送が聞こえず、教室に一人で取り残されたこともあった。授業でも、教師は「全員健聴者」が前提。話した内容を詳しく黒板に書き上げるといった聴覚障害者への配慮はなかった。竹下は当時を振り返って言う。「黒板に書いて伝えてほしいと思ったが、言い出せなかった。聴覚障害者が自分一人しかいなかったから、しょうがないかな、と」

 小学生で自身の障害をうまく説明できず、周囲が障害を理解しようとする態度も希薄だったことから、竹下の心の中には、健聴者との間の「バリアー」(壁)が次第に築き上げられていった。

   ◇   ◇

 06年に国連で採択された障害者権利条約の批准に向け、政府は国内法整備の検討を進める。バリアフリー社会は社会環境さえ整備すれば実現するのか。一人の聴覚障害学生が心の中のバリアーを取り払うまでの軌跡を追う。(敬称略)

毎日新聞 2011年11月18日 地方版


希望新聞:東日本大震災 ミニニュース メンタルヘルスの小冊子を提供

2011年11月19日 01時50分22秒 | 障害者の自立
 NPO法人・地域精神保健福祉機構(コンボ)などが、精神疾患を持つ被災者が利用できる福祉制度を紹介した小冊子「知って安心 メンタルヘルス12の福祉サービス」を作成した。

 統合失調症やうつ病などを抱えながら、自分が受けられる福祉サービスを知らずにいる被災地の住民は多い。小冊子では、通院医療費への支援、入院費の助成、障害者手帳による税の優遇措置--など12のサービスについて、対象者や手続き方法を具体的に解説している。

 コンボと製薬会社・日本イーライリリーは被災3県に1万9000冊を提供(窓口は、岩手・県精神保健福祉センター▽宮城・県障害福祉課▽福島・県障がい福祉課)。さらに現在の居住地を問わず、精神疾患を抱える被災者3000人を対象に無償提供する。希望者は送付先住所を記載し、〒272-8525 コンボ小冊子係(住所不要)まで、はがきで申し込む。問い合わせは各県窓口またはコンボ(電話047・320・3870)桶谷さんまで。

毎日新聞 2011年11月18日 東京朝刊