障害者らが創作ダンス
ダンスを通して障害者の創造力や感性を引き出し、健常者に障害について考えてもらおうと、新潟市は5日、東区プラザ(同市東区)で、NPO法人と協力して創作ダンスの発表会を開いた。障害者と健常者の壁を、ダンスなどを通してなくす活動をしている神戸市のNPO法人「DANCE BOX」が企画、同区内の授産施設「ほがらか福祉園」と「ワーカーズゆたか」の利用者と職員ら計17人がダンスを披露した。
発表者は普段着のまま、クラシックや盆踊りの音楽にあわせ、思い思いに体を動かした。なかには、立ち止まって、創作した物語を大声で話す障害者もおり、約100人の観客は興味津々の様子で見入っていた。
同NPO法人の大谷燠(いく)プロデューサーは「健常者と障害者の間には、介助するという上下関係が出来てしまっているが、彼らの動きがアートになることを知ってもらうことで、障害はただの違いであり、対等な関係だと理解してほしい」と話した。

大勢の観客を前に創作ダンスを披露する障害者ら
(2011年11月6日 読売新聞)
ダンスを通して障害者の創造力や感性を引き出し、健常者に障害について考えてもらおうと、新潟市は5日、東区プラザ(同市東区)で、NPO法人と協力して創作ダンスの発表会を開いた。障害者と健常者の壁を、ダンスなどを通してなくす活動をしている神戸市のNPO法人「DANCE BOX」が企画、同区内の授産施設「ほがらか福祉園」と「ワーカーズゆたか」の利用者と職員ら計17人がダンスを披露した。
発表者は普段着のまま、クラシックや盆踊りの音楽にあわせ、思い思いに体を動かした。なかには、立ち止まって、創作した物語を大声で話す障害者もおり、約100人の観客は興味津々の様子で見入っていた。
同NPO法人の大谷燠(いく)プロデューサーは「健常者と障害者の間には、介助するという上下関係が出来てしまっているが、彼らの動きがアートになることを知ってもらうことで、障害はただの違いであり、対等な関係だと理解してほしい」と話した。

大勢の観客を前に創作ダンスを披露する障害者ら
(2011年11月6日 読売新聞)