ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

創造力や感性 健常者に披露

2011年11月07日 01時39分34秒 | 障害者の自立
障害者らが創作ダンス

 ダンスを通して障害者の創造力や感性を引き出し、健常者に障害について考えてもらおうと、新潟市は5日、東区プラザ(同市東区)で、NPO法人と協力して創作ダンスの発表会を開いた。障害者と健常者の壁を、ダンスなどを通してなくす活動をしている神戸市のNPO法人「DANCE BOX」が企画、同区内の授産施設「ほがらか福祉園」と「ワーカーズゆたか」の利用者と職員ら計17人がダンスを披露した。

 発表者は普段着のまま、クラシックや盆踊りの音楽にあわせ、思い思いに体を動かした。なかには、立ち止まって、創作した物語を大声で話す障害者もおり、約100人の観客は興味津々の様子で見入っていた。

 同NPO法人の大谷燠(いく)プロデューサーは「健常者と障害者の間には、介助するという上下関係が出来てしまっているが、彼らの動きがアートになることを知ってもらうことで、障害はただの違いであり、対等な関係だと理解してほしい」と話した。


大勢の観客を前に創作ダンスを披露する障害者ら

(2011年11月6日 読売新聞)

全日本身体障害者野球選手権:兵庫県で開幕 群馬アトム4強 /群馬

2011年11月07日 01時26分13秒 | 障害者の自立
 「障害者の甲子園」とも呼ばれる第13回全日本身体障害者野球選手権大会(日本身体障害者野球連盟など主催)が5日、兵庫県豊岡市の県立但馬ドームで開幕し、群馬アトム(関東・甲信越代表)は1回戦で岩手北上リリーズ(北海道・東北代表)を7-6で破り、4強入りした。

 群馬アトムは6日、北九州フューチャーズ(九州代表)との準決勝に臨み、同日行われる決勝進出を目指す。

毎日新聞 2011年11月6日 地方版


障害者のアート集団 演奏に合わせ絵描く JR博多駅

2011年11月07日 01時22分42秒 | 障害者の自立
 福岡市博多区の障害福祉サービス事業所「JOY倶楽部」に通う知的障害者20+ 件でつくる美術集団「アトリエブラヴォ」(アトブラ)のメンバーが5日、JR博多駅ビル内のアミュプラザ博多で、ちんどん屋の演奏に合わせて鉄道の絵を描いた=写真。

 アトブラがアミュプラザ博多のアパレル店「ラパンブロカンテ」と共同企画した「美の超特急展」の一環。ちんどん太鼓とアコーディオンがメロディーを奏でる中、アトブラの本田雅啓さん(27)が約40分かけ、縦1・6メートル、横1・2メートルのキャンバスに渦巻き状の線路を走る列車を描き、買い物客の拍手を受けた。演奏した新井武人さん(30)は「面白い色使いですね」と驚いていた。

 同展は13日まで。入場無料。会場には作品約50点が飾られている。アトブラメンバーは13日午後1時からも、音楽に合わせて絵を描く。


=2011/11/06付 西日本新聞朝刊=2011年11月6日 02:11


就労生活支援へ 指定障害者の新事業 与那原

2011年11月07日 01時13分59秒 | 障害者の自立
2011年11月6日 09時21分

 【与那原】与那原町の特定非営利活動法人あすなろ福祉会(又吉利幸理事長)は1日、国、県の指定障害者サービス事業所として、町与那原に新たに作業所や事務所など併設した「サポートセンターあすなろ」(安谷屋利江子施設長)を開いた。開所式には利用者や関係者が出席、新たなスタートを祝した。

 同会はこれまで町の委託を受け、町内の別の作業所で地域活動支援センターとして活動。さらに今回、新施設で指定障害者サービス事業所として、作業が主の就労継続支援B型(定員14人)と訓練が主の生活介護(定員6人)を町内外から受け入れる多機能事業所を開所させた。

 今回の施設は民間のアパート1階の2室を借り受け、作業場や事務所と調理室などにする。

 現在、就労継続に13人、生活支援に2人が在籍。作業は、これまでの町内の公共施設清掃や企業から請け負う室内軽作業のほか、サーターアンダギーなどのお菓子の製造・販売にも乗り出す考えだ。

 開所式で又吉理事長は「たくさんの夢と希望が詰まった利用者が輝くステージができた」と喜びを語った。

 利用者を代表し、内間友和さん(31)と照喜名晴香さんは「新しいあすなろは、きれいで広いです。これからも掃除や仕事を頑張ります」とあいさつ。

 全員で「えいえいおー」と気合を入れた。


「サポートセンターあすなろ」開所式で、内間友和さんと照喜名晴香さんが利用者代表であいさつし、「えいえいおー」と気勢を上げスタートを祝した=与那原町与那原の同センター

沖縄タイムス - 15 時間前

高次脳機能障害:同じ障害もつ人に手引書 志木の市川さん、希望者に無料配布 /埼玉

2011年11月07日 01時10分48秒 | 障害者の自立
 ◇個性生かし担える役割ある 記憶力や注意力低下…症状さまざま

 交通事故や病気で脳に損傷を負い、集中力や記憶力などが低くなる「高次脳機能障害」を持つ人たちに、それぞれの個性を生かし、障害者・家族の会で役割を担ってもらうための手引書を、同じ障害をもつ会社員、市川剛さん(46)=志木市在住=が作った。市川さんは「それぞれの良いところにスポットライトを当てることが大事。役割を担うことで障害を負っても人の役に立てるとわかれば、自信がつき社会復帰にもつながる」と話す。

 手引書は、会合の際に障害者が担える役割分担を、実例を参考に具体例で説明している。パソコンが使えるAさんはメールの案内送信係▽細かい数字に強いCさんは当日の会計と受付▽車いすで言語に障害のあるDさんは、当日の受付で資料を参加者に渡す係--などだ。

 市川さんは99年に脳出血で倒れた。高次脳機能障害のため、仕事の手順を決めて計画通りに進めることが難しくなった。「昔の自分に戻れない」と苦しんだが、5年ほどして「障害を負った新しい自分」を受け入れ、個性を生かそうと思えるようになった。今は仕事の手順を細かくメモに書き、遅くても一つずつ実行している。

 07年に当事者の会「未来の会」を作り、今月まで12回の会合を開いた。会合の準備や運営は、参加する各当事者に割り振ってきた。自分と同様、障害も含めた個性を生かしてほしいとの考えからだ。

 手引書は、この経験に基づいて作った。作業をすると自信がつきできることが広がる。メール送信係を務めたAさんは、自ら、会のポスターロゴ作成を申し出たという。

 手引書は無料。申し込みはメールで市川さん(mirainokai@gmail.com)まで。

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 ■ことば

 ◇高次脳機能障害
 脳が損傷を受けた場所により、さまざまな症状が出る。記憶力や注意力、集中力の低下、言葉が出ない、知人の顔が分からない、怒りっぽくなる--など。障害者数は全国で約30万人と推計されている。外見に異常がないため、障害者と理解されずに苦しむ人も多い。

毎日新聞 2011年11月6日 地方版