ゴエモンのつぶやき

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人権センターが入門書刊行、基礎から原発事故まで解説/神奈川

2011年11月22日 01時58分08秒 | 障害者の自立
 社団法人「神奈川人権センター」(横浜市磯子区、江原由美子理事長)は、人権の基礎から東日本大震災、東京電力福島第1原発事故での人権問題までを解説した本格的な人権入門書「21世紀の人権」(江原由美子監修、日本評論社)を刊行した。県内の人権問題も歴史的経緯から説明しており、センターでは「あらゆる場で幅広く活用し座右の書にしてほしい」と話している。

 センターは、県内の人権関係の市民団体、労働組合などによって1990年に設立され、調査や相談、研究、教育啓発活動などを行ってきた。「21世紀の人権」は、昨年の設立20周年の記念事業の一つ。執筆者は、県内の研究者、高校教員、医師、人権問題に最前線で取り組んでいる市民団体や労働組合のメンバーら計39人に上った。

 14章からなり、第1章「21世紀の人権」では、人権の意味と歴史、国際人権法の発展などを説明。第2章以下は、在日コリアン、外国につながる人々、被差別、障害者、男女平等、ハンセン病、こども、高齢者、アイヌ民族、沖縄の人々、労働、開発を取り上げている。

 在日コリアンの章では、県内の指紋押なつ拒否運動の歴史、自治体職員採用での「国籍条項」の撤廃への取り組みなども紹介。被差別の章では、神奈川の問題を中世までさかのぼって説明した上、現状と課題も示した。県内の人権問題を知る上で貴重な書籍となっている。

 最後の第14章では「様々な人権活動」と題して東日本大震災も取り上げ、災害では、より弱い社会的立場の人々の被害が大きくなり、不平等や格差を拡大させるとし、人権問題に取り組む重要性を指摘した。

 B5判、235ページ、2310円。問い合わせは、センター事務局電話045(773)2250。

 ◆神奈川人権センター 現在の正会員は、かながわ女のスペース“みずら”、カラバオの会、県民のいのちとくらしを守る共同行動委員会、県障害者運動団体連絡会、県教職員組合など26団体13個人。 


神奈川人権センターが編集発行した「21世紀の人権」

2011年11月21日 カナロコ(神奈川新聞)

支局長評論:山口 しあわせですか /山口

2011年11月22日 01時56分18秒 | 障害者の自立
 山口の「幸せ度」は全国で16位。

 法政大大学院が47都道府県の平均寿命や完全失業率、犯罪発生件数などの社会経済統計指標を調べて順位を発表した。

 1位は福井。未婚率が低く、出生率が高いこと、障害者雇用率が高く犯罪が少ないことが評価された。ちなみに東京は38位、福岡は39位。最下位は大阪で、生活保護受給者の多さや治安の悪さが響いたようだ。

 山口の16位という評価を地元の人はどう感じるのだろうか。「真ん中よりも上だし、ええんやないか」と言う人もいれば「そんなに上にランクされて、ええんかね」と懐疑的な人もいる。微妙な順位だ。

 転勤族にとっては「住みやすい」という人が多い。ただ他県からやってきて、新山口駅から湯田温泉駅までの「ローカル線の旅」に大抵の人はショックを受ける。北京から赴任した僕にも、衝撃的な旅だった。

 「そやけど、宇部に行く道がよおなったで。空港まで30分で行けて、空港の駐車場はタダやで」。こう地元の人は自慢する。道路事情については、全国でトップクラスだろう。「車が走っちょらん」と叫びたくなるような道路もある。

 6月の県政世論調査を見ると「山口県は住み良い県だと思いますか」という質問に9割が「住み良い」と答えている。さらに「これからも住み続けたい」が6割だ。

 国の豊かさをはかる尺度には国民総生産などがあるが、近年注目されているのが国民総幸福量(GNH)だ。ブータンのワンチュク国王が国賓として来日し話題になったが、GNHを提唱したのがブータンだ。金銭や物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさを重視する考え方だ。ブータンの食糧自給率は100%。教育、医療費は無料だ。「ほほ笑みの国」と呼ばれる由縁である。「幸せ度」よりも大事なことがある。<山口・堀信一郎>

〔山口版〕

毎日新聞 2011年11月21日 地方版


「自立まで支援を」・岩沼市社協の小菅さん、八潮で講演

2011年11月22日 01時52分11秒 | 障害者の自立
2011.11.21(八潮市)
 東日本大震災から8か月。八潮市身体障害者福祉センターで12日、「第32回ボランティア縁結日 被災地は今~私たちにできること~」が開催され45人が参加した。宮城県岩沼市社会福祉協議会の小菅寿美主事が「被災地の今」を講演し、震災後の岩沼市の被災者支援経過と現状を話した。
 面積の49%が浸水した岩沼市では地震発生翌日に市内の学生を中心に災害ボランティアセンターを設置。8月には「災害」支援から「復興」支援へと、同センターから「復興支援センタースマイル」へ支援活動を移行した。仮設住宅やアパートに入居した被災者の孤立を防ぐ見守りやつながり作りなど、長期的な支援体制を整えているという。
 学生や市民同士による地に根ざしたボランティア活動も進む一方、「被災者の支援慣れ」の懸念もあるという。「されて当たり前、もらって当たり前から自立へと、支援する人と受ける人の思いなど、息の長い意識改革が必要」と小菅さん。仮設住宅に入居しながらボランティア活動をする市民もいるという。がれき撤去も進む中、次の課題は被災者の自立支援。一人ひとりが自分の足で歩み、本来の生活を取り戻してこそ本当の復興と言えよう。
 また、小菅さんは「(震災の)風化が一番の課題。岩沼を伝えることが自分のボランティア。息の長い支援をお願いしたい」という。現地での作業だけがボランティアではない。旅行にいくこと、遠方にいながらも農作物や特産品を買うことで支援につながる。地震国である島国日本に住む以上、対岸の火事ではない。被災者すべてが自立するまで震災支援を風化させてはならない。



東武よみうり

天安の特殊学校でも性的暴行事件

2011年11月22日 01時48分13秒 | 障害者の自立
女子生徒が証言、警察が捜査に着手

忠清南道天安市にある公立の特殊学校で、障害のある児童・生徒に対し教師が性的暴行を加えたとの疑惑が浮上し、検察と警察が捜査に乗り出したことが、20日までに分かった。


 いわゆる「るつぼ事件」(光州市の聴覚障害者向け特殊学校「インファ学校」で発生した、教職員による児童・生徒に対する性的暴行事件)をきっかけに、障害のある児童・生徒が通う特殊学校に対する実態調査に乗り出した天安地域の教育関係当局と市民団体の関係者は先月末、児童・生徒たちとの面談を行う過程で、生徒Aさん(19)=知的障害1級=から「教師から2年間にわたり、性的暴行やわいせつ行為の被害に遭った」との証言を得た。


 Aさんは教育関係当局の関係者に対し「2009年から最近まで、寮や職業教育室などで、B教諭から数回にわたり性的暴行やわいせつ行為の被害に遭った」と話した。教育関係当局は、こうしたAさんの証言を確保したことを忠南地方警察庁に通告し、同警察庁が捜査に着手した。同警察庁は大田地検天安支部の指揮の下、女性警察官たちからなるワンストップ支援センターで、約1週間にわたってAさんに対する被害者調査を実施し、調査の場面を録画した。


 Aさんは警察の調べに対しても「B教諭が『担任の先生やほかの先生に言ったら殺すぞ』と脅し、性的暴行を加えたという事実を、これまでほかの人たちに隠してきた」と証言した。


 警察が医療機関に依頼し、Aさんに対する検診を行った結果、性的暴行によるとみられる傷あとが確認されたほか、病気に感染したという事実も見つかったことが分かった。Aさんは親に対しても、性的暴行を受けたということを話しておらず、後でこのことを知った親は大きなショックを受けたという。


 また警察は、捜査の過程で、Aさん以外の女子生徒もB教諭から性的暴行を受けたという証言を得て、捜査を行っているという。教育関係当局によると、生徒たちとの面談の際、Aさんの友人の女子生徒も「B教諭から性的暴行を受けた」と証言しており、警察もこれについて確認したとのことだ。


 警察は近く、問題の特殊学校に対する現場調査を経て、Aさんが性的暴行の加害者と名指ししたB教諭に対し、直接捜査を行う方針だ。


 B教諭は当初、教育関係当局や市民団体の関係者たちが調査に乗り出したときには「性的暴行を加えたことはない」と否認したという。だが警察は、Aさんが繰り返し「性的暴行やわいせつ行為の被害に遭った」と一貫して証言している点などから、Aさんの証言には信ぴょう性があるとみている。


 Aさんが通っている学校は、幼稚部から高等部までと、専攻科を含め、障害のある約240人の児童・生徒・学生が通っており、知的障害のある児童・生徒・学生が大部分を占める。Aさんは学校の寮で生活していたという。「るつぼ事件」に続き、天安でも似たような事件が起こっていた事実が確認されれば、波紋を呼ぶことが予想される。

2011/11/21 11:19 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


全国ふうせんバレー熱戦 県内外から48チーム

2011年11月22日 01時44分41秒 | 障害者の自立
 健常者、障害者がともに楽しむ「第22回全国ふうせんバレーボール大会」が20日、八幡東区八王寺町の市立総合体育館で開かれた。

 ふうせんバレーボール振興委員会が主催し、1990年から毎年、北九州市で開かれている。競技は、バドミントンコートで行われ、鈴が2個入った直径40センチの風船を使用。1チーム6人編成で、参加者全員が1回ずつ風船に触れ、10回以内で相手側に返すのがルールだ。

 県内外から計48チーム、約500人が参加。試合中、得点を決めると全員で喜び合ったり、滑り込んで風船を拾ったりして、白熱した試合が繰り広げられた。

 車椅子で参加した渡部あやみさんは「バレーを通して、色んな人と交流できて楽しかった。来年はしっかり練習して勝ちたい」と笑顔で話していた。


懸命に風船を追う参加者たち

(2011年11月21日 読売新聞)