ゴエモンのつぶやき

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ツバキ油搾り、陸前高田で復活 津波で工場流失、後継ぎ失うも…障害者就労施設に引き継がれ /岩手

2012年05月02日 01時35分56秒 | 障害者の自立
 東日本大震災を機に陸前高田市から消えた伝統のツバキ油搾りが障害者就労施設に引き継がれ、復活した。地元の社会福祉法人が運営する「青松館」で、津波で廃業に追い込まれた「石川製油」の石川秀一さん(63)が「亡くなった息子に教える思い」を胸に技術指導す

 陸前高田市はツバキ油生産地の北限として知られ、高純度の製品は全国にファンを持つ。地元の女性たちも拾い集めた実を業者に持ち込み、搾りを依頼するのが慣習だった。

 しかし、安価な食用油に押されて唯一の製造元となっていた石川製油の自宅兼工場は津波で流失。石川さんは難を逃れたが、大事な跡取り息子(当時37歳)が消防団員として活動中に亡くなった。「後継者を失い、何の立ち上がる意味がある」

 一方、51人が通ってクリーニングや印刷などの仕事を請け負っていた青松館も設備が破損し、受注元も被災して工賃収入が約7分の1に激減した。

 失意の両者とツバキ油を請い望む人たち。「地域が全体で協力し合えるのなら」。活路を開くため腕を貸してほしいという青松館の強い願いを受け、石川さんは再起した。

毎日新聞 2012年05月01日 地方版

名張市と6法人 福祉避難所設置で協定 在宅高齢者ら受け入れ 三重

2012年05月02日 01時33分42秒 | 障害者の自立
 名張市は市内の6つの社会福祉法人と「福祉避難所」の設置・運営に関する協定を結んだ。大規模災害などの発生時、一般の避難所では生活が困難とみられる在宅の障害者や高齢者らを法人が営む施設に受け入れてもらい、施設側はノウハウを生かしたケアに努める。

 協定の内容は、市が受け入れを要請する▽6法人は特別養護老人ホームなど計11施設を受け入れ先の福祉避難所として態勢を整える-など。各施設は既存の利用者に加えて世話をすることになるが、趣旨に賛同して有事に尽力する。

 今回の協定締結により、福祉避難所は平成8年に指定された市総合福祉センター(同市丸之内)を合わせた12施設となり、受け入れ能力は約4・5倍の326人に増えた。昨年の東日本大震災などを受け、市は福祉避難所の拡充を法人側と協議していた。

 また、市は災害時に避難所になる施設の応急補修作業などに協力してもらえるよう県建設労働組合名張支部との協定も結んだ。

 協定書の調印式は同市鴻之台1番町の市防災センターであり亀井利克市長と協定先の関係者が出席。取り組みへの決意を新たにしていた。

MSN産経ニュース -2012.5.1 02:02

人気 手作業で搾った無農薬果汁ベースに−−障害者支援施設「眉山園」 /徳島

2012年05月02日 01時30分56秒 | 障害者の自立
 徳島市南庄町の障害者支援施設「眉山園」が初めて作ったスダチのドレッシングが人気を集めている。自分たちで育て、手作業で搾ったスダチの果汁や果皮をベースに、愛媛県産のみかんを合わせた。酸味の中にほんのり甘さが漂う自信作で、同園は「スダチの味がうまく出ていて徳島の人の口にきっと合う。ぜひ一度試して」と話してい

 同園は、5年前から神山町で管理するスダチ畑で毎年約1トンのスダチを収穫する。しかし、スダチの実が1週間ほどで変色するため、全て売り切るのは困難。そこで果汁と果皮を使った加工品を作ろうと考え、ドレッシングの製造を決めた。

 使うスダチは、同園に入所する障害を持った人らが昨秋、手作業で約800キロを収穫。木製の搾り器で3個ずつ搾った後、種や実をていねいに取り除いた。

 みかんの果汁との配合割合など、愛媛県の業者と何度も試作を重ねて味を決定。スダチは無農薬で、ドレッシングにも保存料や着色料を一切使わないなどこだわった。

 今年2月から県内の大型スーパーなどで約900本を販売したところ、既に約800本が売れる人気商品に。サラダだけでなく、魚のカルパッチョや牛肉のたたきなどにも合うという。

毎日新聞 2012年05月01日 地方版

一緒に作ろう 大きな絵

2012年05月02日 01時29分07秒 | 障害者の自立
高知 きょうから「画楽プロジェクト」

 障害者のアート作品を発表する「画楽プロジェクト」が1日、高知市九反田の市文化プラザかるぽーとで始まる。障害者の創作活動を支える「アートセンター画楽」(高知市はりまや町)が企画。3回目の今年は展示だけでなく、来場者と障害者が一体となって作品を完成させるイベントも実施する。(菊池真司)

 プロジェクトは2007年、09年に開催。3年ぶりの今回は画楽のほか、「やまなみ工房」(滋賀県甲賀市)や「風の工房」(長野県上田市)など5県6施設の計40人が、人気女優を描いたクレヨン画や粘土で制作した恐竜のオブジェなど約1000点を寄せた。

 過去2回は作品展示だけだったが、画楽を運営する上田祐嗣さん(48)が「純粋に創作を楽しんで」と、障害者と来場者が一つの作品を仕上げることを発案。かるぽーと北口広場に縦4・8メートル、横10・8メートルのキャンバスを置き、「ペイントバトル」と題して初日の午後1時から、画楽のメンバーと来場者が絵の具で思い思いの絵を描く。

 会場では、障害者の作品を印刷したはがき(1枚150円)、Tシャツ(2500円~)、手ぬぐい(1050円~)などの商品を販売し、収益の一部は、東日本大震災の被災地を支援する基金に寄付する。

 オリジナルのキャラクター画を出展する高知市比島の会社員坂本朋陽さん(23)は「誰も見たことがないものを生み出せるのが絵の魅力」と言い、上田さんは「障害を持つ人たちが自己表現できる場になれば」と話している。

 6日まで。入場無料。午前10時~午後6時(最終日は午後4時まで)。問い合わせはアートセンター画楽(088・878・8765)。

(2012年5月1日 読売新聞)

海田町、住宅改装に工事費を補助

2012年05月02日 01時25分49秒 | 障害者の自立
子育てや高齢者世帯向け

 広島県海田町は2012年度、子育て中や、高齢者、障害者の世帯が住宅リフォームをする際に工事費を補助する事業を始める。5月1日から申請を受け付ける。同事業は安芸郡4町では初めてとなる。

 リフォームの内容は、子ども部屋、高齢者、障害者の寝室や居間、浴室の改装▽階段の手すり設置▽玄関、廊下の段差解消―など。30万円以上の工事で、10万円を上限に工事費の10分の1を補助する。

 申し込みの対象は町内居住で、18歳未満の子どもがいる世帯▽60歳以上の高齢者がいる世帯▽障害者手帳を持つ人がいる世帯―となっている。住宅は築1年以上が条件。

 町は、2012年度一般会計当初予算に事業費約800万円を計上。受け付け期間は来年1月末までで、予算枠に達した段階で終了する。町建設課は「住まいの安全安心を確保する一方、地域の経済活動を活発化させる狙いもある」と説明している。

 希望者は町のホームページなどで入手できる書類で申請する。建設課建築営繕係=電話082(823)9209。(中島大)

中国新聞 - (2012.4.24)