ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

日本、18競技に参加へ=パラリンピックまで「あと100日」

2012年05月19日 03時04分35秒 | 障害者の自立
 4年に1度の障害者スポーツの祭典、ロンドン・パラリンピックの開幕(8月29日)まで21日で「あと100日」。14回目を迎える今大会には北朝鮮が初参加し、160カ国・地域から約4200人の選手が出場を予定している。3大会ぶりに知的障害を持つ選手を対象とした種目も復活し、計20競技503種目で熱い戦いが繰り広げられる。
 日本は、北京大会で4位だった女子車いすバスケットボールや男子シッティングバレーボールなどで出場権を逃した一方、北京には出場できなかったセーリングに選手を派遣できる見込み。全体では、北京大会より1競技少ない18競技に約130人の選手が参加することになりそうだ。日本代表は7月3日に正式に発表される。 
 前回は、中国が金89個を含む計211個のメダルを獲得。次いで英国が102個だった。日本は、前々回アテネ大会で7冠を達成した水泳の成田真由美が障害の軽いクラスに組み込まれてメダルを逃したことが響き、計27個(金5、銀14、銅8)にとどまった。今回は北京大会と同程度の成績を目標に掲げており、日本パラリンピック委員会の中森邦男事務局長は「自己ベストを更新して、一歩前進した証しを残してほしい。そうすればメダルに近づく選手も増える」と言う。
 東京都が開催を目指す2020年夏季五輪・パラリンピックの招致機運を盛り上げるためにも、日本選手団の活躍は不可欠。アジアでは近年、中国や韓国が国を挙げて障害者スポーツの推進に取り組んでおり、中森事務局長は「日本も中国や韓国のように右肩上がりに成長すればうれしい」と期待を込めた。

時事通信 -(2012/05/18-16:48)

西荻窪の障害者制作・雑貨セレクトショップでコラージュシート「poriff」展

2012年05月19日 02時59分51秒 | 障害者の自立
 全国の福祉施設で作られる手仕事品のセレクトショップ「マジェルカ」(杉並区西荻北3、TEL 03-6671-7106)で5月19日より、「The trip to Tokyo of poriff !!!」が開催される。

 同店は、「障がい者が作る製品にも質が高くて魅力的な製品がたくさんあることを多くの人に伝え、製品を手にしてもらうことで障がい者をもっと身近に感じてほしい」(代表の藤本光浩さん)と、昨年9月、西荻窪にオープン。「周南あけぼの園」(山口県)、「草の実工房」(北海道)、「うらやすガラス幸房」(岡山県)、「工房まる」(福岡県)、「八王子生活館」(東京)など全国の福祉施設から製品をセレクトし、陶器製品、ガラス製品、手織り製品、帆布バッグ、フェルト製品、木製品、ポストカードなどの雑貨を取り扱っている。

 「地域活動支援センターかけはし」(大阪府岸和田)の手仕事品を展示販売する同展。ポリ袋や梱包(こんぽう)材などを切り抜いたり重ねたりしてコラージュし、アイロンの熱で圧着してできあがるシート「poriff」を使ったバッグやカードケース、ブックカバー、ブックマーカー、ジャケットなどカラフルな作品を並べる。

 「障がい者支援や理解につながるだけでなく、ポリ袋をリサイクルするというエコにもつながる製品。さまざまな社会問題をもっと気軽に身近に、そしておしゃれにかっこよく感じてもらうことができると思う」と藤本さん。

 「初めて訪れるお客さんのほとんどは、店内の商品全てが障がい者が作った雑貨のショップとは知らずに入って来る。作者やその親、施設スタッフなどの関係者も、自分たちの関わった製品が多くの人から受け入れられていることに喜びを感じてくれているようだ」。期間中は、5月19・20日にワークショップも開催。「自分でporiffバッグを作ることができるので、ぜひ参加していただければ」と来店を呼び掛ける。

 開催時間は11時~20時(5月19・20日は18時まで)。火曜定休。6月3日まで。


「The trip to Tokyo of poriff!!!」展より、カラフルなバッグ

吉祥寺経済新聞 - (2012年05月18日)

自転車特訓、障害者駅伝出場へ 豊岡の小3男児 

2012年05月19日 02時54分21秒 | 障害者の自立
� 北海道から沖縄まで、各地のランナー約100人が自転車や車いすでたすきをつなぐ「障害者日本縦断駅伝」が20日、兵庫県入りする。県内からは、豊岡市の6人を中心に8~79歳の男女計14人が出場。最年少の豊岡市立日高小3年、森晴大君(8つ)は右腕に障害があり、自転車に乗れるようになってまだ間もないが、当日に向け練習を重ねてい

 駅伝は5月4日に札幌市をスタートし、日本海側を南進して6月4日に那覇市でゴールする約3千キロのルート。オートバイによる極点初到達を成し遂げた冒険家で、自身も足に障害を持つ風間深志さんが企画した。

 兵庫の出場者は20日午後1時ごろ、豊岡市下宮のローソン豊岡下宮店(国道178号)で京都の選手からたすきを受け取る。同日は日高町伊府の植村直己冒険館まで走り、翌日午前10時に同館を出発。国道482号と国道9号を通り、新温泉町千谷のおもしろ昆虫化石館で鳥取の選手につなぐ。走行区間は出場者により異なる。

 晴大君は、20日午後2時ごろ日高町岩中のファミリーマート岩中店を出発。冒険館まで約4キロを走る。右腕に生まれつき障害があり、自転車の右ハンドルはうまく操れないが、友達と同じように乗りたいと挑戦。4月に入り、コマなしで乗れるようになったばかりのタイミングで、偶然学校から駅伝に誘われた。

 へその緒に内臓が飛び出た臍帯ヘルニアで生まれ、十数回の手術を経た今も万全な状態ではないため両親は迷ったが、息子のやる気に参加を決意。母親の雅子さんは「いいステップアップ。同じような障害を持つ子や、保護者の励みにもなれば」。晴大君は「楽しい。頑張る」と大乗り気だ。

 この駅伝には豊岡市のほか、神戸市、宝塚市、芦屋市、朝来市、一宮町、佐用町から出場。冒険館では20日午後3時半から、風間さんの無料講演会もある。同館TEL0796・44・1515


駅伝出場に向け、自宅近くで自転車の練習を重ねる森晴大君=豊岡市日高町宵田

神戸新聞 - (2012/05/18 09:15)

一歩・障害を越えて:「人の役に立ちたい」 障害者らが働くカフェ、開店−−奈良 /奈良

2012年05月19日 02時51分30秒 | 障害者の自立
 知的障害などのある人たちが働き、焼きたてパンなどを提供する店「カフェ&ベーカリー クラムボン」が、奈良市三碓町にオーブンした。店内はアンティーク製家具が置かれた落ち着いた雰囲気で、連日多くの客が訪れている。

 運営しているのは社会福祉法人「青葉仁(あおはに)会」(奈良市、榊原典俊理事長)で、店名は宮沢賢治の作品から。阪奈道路沿い、富雄ICの近くにある。店内はアンティーク調の家具で統一され、パスタ、サンドイッチ、各種の紅茶などを楽しめる。

 特徴は併設の工場で焼き上げるパンだ。フランス製の最新鋭の窯で、全粒粉を使ったバゲットなど本格的なフランスパン、ドイツパン、米粉パンなどを製造。店内で提供する他、店頭でも販売している。

� 障害者自立支援法に基づく就労継続、生活介護の事業所(事業所名・ポラーノ広場)としてオープン。パン製造、接客や厨房補助、カフェで使うコースターやスプーンの製造など幅広い仕事があり、社会参加と自立に向けて現在、十数人が利用している。榊原理事長は「『人の役に立ちたい』という利用者の思いを実現する場にしたい」と話してい

毎日新聞 2012年05月18日 地方版

「福祉パス」に利用者負担案 障害者団体 反対の声 横浜市

2012年05月19日 02時48分33秒 | 障害者の自立
 横浜市の障害者が無料で市営地下鉄や路線バスなどに乗車できる「福祉パス」について、市は年三千二百円の負担を利用者に求める案を市議会で示した。事業費増大を抑えることなどが理由だが、障害者団体からは負担増に反対の声も出ている。市は障害者一万人にアンケートを実施し、意見を聴く。 


 市障害福祉課によると、福祉パスは障害者の社会参加を支援するための制度。軽度を除く身体と知的障害者と精神障害者の希望者に交付され、市営地下鉄やバスなどを一年間無料で利用できる。


 二〇一一年度に市が交付した福祉パスは約四万九千五百枚で、事業費は約二十六億八千五百万円。五年前に比べ、事業費が約一・二倍に膨らみ、利用者に負担を求める案が浮上した。


 案では利用者が負担する代わりに、軽度の知的障害者約七千二百人も福祉パスを利用できるようにする。


 年間の負担額三千二百円は、高齢者が所得に応じた負担で同様に地下鉄やバスなどを利用できる「敬老パス」を参考に、生活保護受給者の負担額と同じにした。


 市は九月までに、市内の障害者手帳を持つ約十四万人の中から一万人に意見を聴き、年内の市議会に条例改正案を出し、来年十月から実施したい考え。


 精神障害者の家族ら約千人が所属する「市精神障害者家族連合会」の石井紀男理事長は「お金がない障害者に負担させることに賛成できない。医療費の公費補助がほとんどない中、さらに負担が増えてしまう」と訴える。

東京新聞 - 2012年5月18日