ゴエモンのつぶやき

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2014年に福岡で開催 知的障害者スポーツ大会に協力を

2012年05月29日 01時08分46秒 | 障害者の自立
知的障害者によるスポーツの全国大会が再来年福岡で開催されることが決まり、主催団体の理事長を務めるマラソンの有森裕子さんらが県を訪れ、協力を要請しました。

28日、福岡県庁を訪れたのは、知的障害者にスポーツの楽しさを知ってもらおうと取り組む全国組織「スペシャルオリンピックス日本」の有森裕子理事長ら8人です。

28日は、再来年11月に福岡県で全国大会を開催することを小川知事に伝え、協力を要請しました。

大会は、マリンメッセ福岡など9か所で行われる予定で、水泳や陸上、ゴルフなど12種目に約1000人が参加します。

TVQ九州放送(2012年5月28日 15:35)

洋菓子の技、障害者に

2012年05月29日 01時02分03秒 | 障害者の自立
 東日本大震災の被災地の障害者に、人気洋菓子店の職人が手ほどき――。そんな講習会が6月から仙台市で始まる。プロのレシピを伝え、厳しい状況に置かれている障害者の仕事をサポートする。

 プロジェクト名は「神戸スウィーツ・コンソーシアムin仙台」。障害者の就労を支援している社会福祉法人「プロップ・ステーション」(神戸市)と、日清製粉(東京都千代田区)が主催し、6月から11月まで月に1回ずつ開く。

 全国に約1千店を展開する洋菓子店「モロゾフ」(神戸市)や、フランス菓子店「ノリエット」(東京都世田谷区)など人気店の職人が無償で講師を務める。材料や調理器具は、日清製粉のほか約10社が提供する。

 知的、精神障害の人が対象で、お菓子作りをしている宮城県内の6事業所から計13人が参加する。2008年以降、東京や神戸でも講習を開き、タルトやスコーン、フィナンシェなどのレシピを伝授してきた。

 仙台市太白区の知的障害者の事業所「まどか荒浜」は、和菓子や蒸しパンを作る工場が津波で全壊。工場を新設して再出発を図っており、2人が参加する。施設長の中村正利さん(78)は「高付加価値の商品づくりを目指す。一流の職人に教えてもらえる、またとない機会」と期待する。

 約100種のパンを作る同市青葉区の知的障害者の事業所「くるみの木」は大きな被害を免れたが、月の賃金は最高でも1人2万円に満たない。パンの原材料を量る仕事などを任されている渡辺亮太さん(22)は「ケーキ作りにチャレンジしたい」とやる気満々だ。

 仙台市のNPO法人「みやぎセルプ協働受注センター」が、県内にある障害者の226事業所を対象に調査(回答率24%)したところ、施設を流されたり、発注元の会社が被災して仕事を失ったりといった事例が報告されている。

 プロップ・ステーションの竹中ナミ理事長は、障害者を「チャレンジド」(英語で障害者、挑戦する使命を与えられた人の意味)と呼び、自立を促す取り組みを20年以上続けてきた。「被災地のチャレンジドが誇りを持って働ける環境づくりをしたい」と話す。


「くるみの木」でお菓子を作る渡辺亮太さん。講習会に期待を寄せている=仙台市青葉区

朝日新聞 - 2012年05月28日