イタリアメディアによると、同国の神経学者でノーベル医学生理学賞受賞者のリタ・レビモンタルチーニさんが30日、ローマの自宅で死去した。103歳。死因は不明。前日まで元気だったという。ロイター通信によると、存命中のノーベル賞受賞者で世界最高齢だった。
1909年イタリア北部トリノ生まれ。ユダヤ系だったため、第2次大戦中にムソリーニ政権の弾圧で大学での職を追われ、自宅で隠れて研究を続けた。
86年、認知症などの神経障害の予防と治療に有効とされる神経成長因子の研究で、共同研究者と共にノーベル医学生理学賞受賞。2001年にイタリアの終身上院議員に任命された。(共同)
日刊スポーツ[2012年12月31日9時3分]
1909年イタリア北部トリノ生まれ。ユダヤ系だったため、第2次大戦中にムソリーニ政権の弾圧で大学での職を追われ、自宅で隠れて研究を続けた。
86年、認知症などの神経障害の予防と治療に有効とされる神経成長因子の研究で、共同研究者と共にノーベル医学生理学賞受賞。2001年にイタリアの終身上院議員に任命された。(共同)
日刊スポーツ[2012年12月31日9時3分]