ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

知的障害の容疑者支援 宮城で「障がい者審査委員会」発足

2013年01月17日 01時10分25秒 | 障害者の自立
 知的障害や発達障害がある容疑者の処遇について、福祉の専門家が検察官や弁護士の要請に応じて参考意見を提供する「障がい者審査委員会」が15日、宮城県で発足した。再犯を重ねやすい障害者の更生に福祉の視点を生かす取り組みで、長崎、滋賀両県に続いて全国で3例目。
 委員は医師、臨床心理士ら6人。審査委は知的障害などのある容疑者が逮捕され、検察官や弁護士から依頼があった場合、容疑者(被告)から直接聞き取ったり、関係機関から資料を得たりして障害や犯行の経緯、成育歴などを調べる。
 調査内容は報告書にまとめて提出。検察官や弁護士は容疑者(被告)の処遇を決める際の判断材料とする。
 審査委は不起訴と判断された容疑者の受け入れ先も調整する。依頼があり次第、今月中にも審査を始める予定。
 15日に仙台市内であった発足式で、障害のある容疑者の支援制度の研究を重ね、審査委制度の創設に尽力した社会福祉法人南高愛隣会(長崎県雲仙市)の田島良昭理事長が「福祉の専門家が司法に関わり、適切な処遇がされるよう役立ちたい」とあいさつした。


河北新報-2013年01月16日水曜日

みどり香るまちづくりコン:高崎・障害者施設「のぞみの園」最高賞 花のガーデン整備 /群馬

2013年01月17日 01時07分59秒 | 障害者の自立
 第7回「みどり香るまちづくり」企画コンテスト(環境省主催)で、独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園(高崎市寺尾町)が最高賞の環境大臣賞に選ばれた。

 受賞した企画は「香りでつながる共生社会〜障害のある人もない人も花々や木々の香り空間〜」。同園内にあるバス停留所北側の約330平方メートルに、キンモクセイ、ロウバイ、バラなど71種161本の樹木と、118種591株の宿根草を植栽し、「のぞみの園ガーデン」(仮称)を整備する。

 バス停という多くの人が利用する場に、香りを楽しめる空間を創出、施設利用者と地域の人たちの交流を進め、障害者10+件に対する理解を高めるという目的や、規模・樹種の多さが評価されたという。副賞として使用する樹木が提供され、独立法人化10周年となる10月までに完成させる予定。

 同コンテストは、「かおりの樹木・草花」を用いて、かおり空間を作る地域の取り組みを支援するために06年度から始められ、今年度は37件の応募があった。

毎日新聞 2013年01月16日 地方版

朗読コンサート:障害者と家族の NPOが演奏会−−富士河口湖 /山梨

2013年01月17日 01時05分01秒 | 障害者の自立
 障害者やその家族らでつくるNPO法人「Mom(マム)」(堀内詠子理事長)の朗読&フォークソング・ジョイントコンサート「生きる笑顔にありがとう」が、河口湖円形ホール(富士河口湖町河口)であった。参加者約70人は堀内理事長の朗読とシンガー・ソングライター、金澤中(なか)さんの歌に聴き入っていた。

 堀内理事長は「もしこの子と出逢えなかったら 私は大切な何かを知らずにいた」の演題で、自らの障害に苦しみながら自閉症の長男の子育てに尽力した父親との交流体験などを朗読した。

 金澤さんは、自作の「時の踊り子」や「富士山〜失われる日本の心を求めて〜」、歌手の吉幾三さんの詞に作曲した「平和を〜PEACE〜」などを披露した。

毎日新聞 2013年01月16日 地方版

太田が2位、出来島3位=障害者スキーW杯

2013年01月17日 01時01分44秒 | 障害者の自立
 障害者ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)は15日、米ウィスコンシン州ケーブルで男女の距離スプリントフリーが行われ、女子立位(1.2キロ)で太田渉子(日立ソリューションズ)が2位、出来島桃子(新発田市役所)が3位に入った。男子立位(1.2キロ)の新田佳浩(日立ソリューションズ)は5位だった。 

(時事)(2013/01/16-10:02)

取り調べあり方問う 知的障害者めぐり研修会

2013年01月17日 00時58分12秒 | 障害者の自立
 罪に問われた障害者を支援している社会福祉法人南高(なんこう)愛隣会(あいりんかい)(長崎県雲仙市)が、知的障害がある人の取り調べのあり方を考える研修会を26日に長崎県諫早市で開く。検察庁は検察改革の一環として、知的障害者の取り調べを録音・録画(可視化)したり、長崎地検などでは福祉の専門家を立ち会わせたりしている。こうした試みを踏まえた研修会は、最高検検事や福祉の専門職による討論などを通して、障害の特性に応じた取り調べの手法を探る。参加者を募集中。

 知的障害者の取り調べをめぐっては、ここ数年見直しの動きが活発だ。検察改革では、取調官に迎合しやすい傾向に配慮した捜査も焦点になり、最高検は2011年に知的障害者10+ 件専門委員会を設けた。試行として取り調べの可視化に加え、東京、大阪、長崎地検などでは福祉の専門家を同席させるなどして捜査の見直しを進めている。

 一方で南高愛隣会は、全国の地検に福祉の専門家を立ち会わせることを求め、警察の捜査でも障害者の言い分を取調官に伝える「通訳人(仮称)」が必要と訴えている。

 研修会は26日午後1時から諫早市のながさき看護センターで。障害者の弁護を長年手掛ける辻川圭乃(たまの)弁護士(大阪)が基調講演し、最高検検事や長崎地検次席検事、臨床心理の専門家らが立会人や通訳人の役割などについて話し合う。

 無料。申し込みは南高愛隣会=0957(77)3600。

=2013/01/17付 西日本新聞朝刊=