ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

民話の風景、声で描く 視覚障害者用CD寄贈 兵庫

2013年01月28日 01時47分50秒 | 障害者の自立
 【吉田博行】淡路島の朗読ボランティアグループ「デイジー淡路」が、民話の朗読を録音したコンパクトディスク(CD)を洲本市塩屋1丁目の市立洲本図書館に寄贈した。視覚障害者に民話の世界に触れてもらおうと3カ月かけて作った。図書館の読書機や市販のCDプレーヤー、パソコンで聴けるという。

朝日新聞-2013年1月27日

電動車椅子サッカー アジア・オセアニア大会で優勝! 映画制作も進行中!

2013年01月28日 01時40分00秒 | 障害者の自立
1月27日、オーストラリア・シドニーのオリンピックパークで、電動車椅子サッカーの第1回アジア太平洋オセアニア選手権(APOカップ)の4日間の日程が終了した。
当初参加予定だった国が欠場し、日本対オーストラリアの2カ国から2チームずつ4チームでの総当たり戦となった。

選手を追って現地入りした映画監督・中村和彦氏は、日本選手団に帯同して試合に立ち会い、現地からの状況をブログで伝えている。

「日本からは、チーム・ジャパンとチーム・ニッポンが出場。チームジャパンは自力に勝る実質的な日本代表。チームニッポンは経験は少ないものの将来有望な選手たちを中心とした構成。どちらのチームも、日本を代表しオーストラリアに乗り込んできたという意味でまったく同等だ。」(中村監督のブログより)

中村監督は、選手のプレーの様子を伝えるほか、中盤まで日本代表の電動車椅子の転倒が続いたことで、会場の床の状態や、ボール、オーストラリアチームのマシンの性能分析、期間中の対策の様子、そして、最終日には転倒がなかったチームの動きを伝えている。また、遠征を支えるスタッフ、ヘルパーや家族の力、そして何よりも応えようとする選手自身の大変さがあったことを感じたようだ。

電動車椅子サッカーの国際大会は、本番であると同時に、さらに大きな大会で勝つための貴重な実験、研究の場となっていることがわかる。

優勝がチームジャパン、チームニッポンが3位と、日本にとって嬉しい結果となって、大会は閉幕した。選手団は27日、28日の両日で帰国する。
現地の様子は、この記事の下に紹介する関係者のサイトに詳しいので、ぜひご覧いただきたい。


映画制作、進行中

中村和彦監督は、2006年に知的障害のワールドカップサッカー・ドイツ大会出場を描いた映画「プライド・イン・ブルー」、その後2010年にはデフリンピック・サッカー女子日本代表の「アイ・コンタクト」を発表した。
このたび初の日本代表・女性ストライカーとなった、永岡真理選手を中心に、競技やチームの仲間を取材した映画制作に取り組んでいる。完成までは、あと3年はかかるという。

「映画を撮ることは、選手との距離を近くしながら、観察していくことになります。」
それは、時間がかかるが、大会報道では知ることができないことばかりになるだろう。日常生活にも触れる取材で、どのような映画になるのかは、じつはまだ監督自身もわからない。中村監督の映画作りには台本がない。より深く伝え真実に迫ろうとするうえで、自然であり、基本の姿勢と思われた。
また、中村監督は、自身の好きなもの、気になるもの、愛するものを取材の対象にしている。
「障害者サッカーシリーズにしようとしたわけじゃないんです。そうなっていますけどね。」監督は言う。サッカー好きだったり、手話や眼力でのサインプレーをする女性選手の新鮮な魅力にひかれ、偶然の関心が監督を取材に導いてきた。別のいい方をすれば、取材対象のファン?
ちなみに、監督は普段は日本代表などのDVD編集の仕事をしている。映画活動の経費は今のところ自前である。取材対象との時間や撮影の機会を大事にした計画を立てていかなくてはならない。
「取材対象に嫌われたら大変です(笑)」とのことで、全くそのとおりだ。勇気のいる、真剣勝負で、映画の出来ばえにもつながると想像する。監督の取材や映画の完成に注目していこう。


※この記事は、出発を前にした中村和彦監督のお話と、以下のAPOカップ関係者の更新するサイトを参考にしています。

サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ
http://blog.goo.ne.jp/kazuhiko-nakamura

日本電動車椅子サッカー協会 HP
http://www.web-jpfa.jp/

電動車椅子サッカー応援ページ(フェイスブックページ)
https://www.facebook.com/JPFA2011

横浜クラッカーズ 公式HP
http://yokohamacrackers.iinaa.net/


(写真;中村和彦監督より 大会2日目)

パラフォト-2013年01月27日

日本障害者スポーツ学会:練習は創意工夫大切 為末さんが講演、周囲の期待と葛藤も披露 /和歌山

2013年01月28日 01時37分11秒 | 障害者の自立
 第22回日本障害者スポーツ学会が26日、和歌山市本町2の「フォルテワジマ」で始まった。北京五輪などに出場した元陸上選手の為末(ためすえ)大(だい)さん(34)が競技人生を振り返って講演。練習での創意工夫の大切さを強調し、パラリンピックなどの障害者スポーツにエールを送った。

 為末さんは01年と05年の世界陸上男子四百メートル障害で銅メダルを獲得した。しかし04年のアテネ五輪は準決勝敗退、08年の北京五輪は予選落ちした。華やかに映る競技人生も、周囲の期待との葛藤に苦しんでいたことを披露。ダーウィンの「種の起源」の一節を引用し、「『変化に適応した種のみが生き残る』という言葉を大切にしてきた」と話し、壁にぶつかったときにはトレーニング方法を変えて乗り越えたという。

 一方、東京への20年五輪招致に関して、「(障害を持つ選手を中心に考えて)ユニバーサルデザインのまちづくりにも期待したい」と話した。

 元トップアスリートの講演に約160人が詰めかけ、質疑応答では、「障害者スポーツのイベントを増やしてほしい」との声に、「近くで見てもらうことが一番大事なことです」と賛同を示した。

 最終日の27日は毎日文化センター広島の山口一朗館長による「毎日新聞が報じたパラリンピック記事について」などの発表や、アジアマスターズ陸上競技協会の鴻池清司会長の講演がある。

毎日新聞 2013年01月27日 地方版

障害者施設の手作り品人気

2013年01月28日 01時32分51秒 | 障害者の自立
 【柴田眞樹】障害の有無に関係なく知り合い、お互いの理解を深める「第13回ホットハートフェスティバル」が27日まで、久喜市のモラージュ菖蒲で開かれている。

 久喜や加須、幸手、上尾各市などの計17施設が参加。活動内容を展示したり、農作物や木工、革製品、織物など手作り品を販売したりした。

朝日新聞-2013年1月27日

人ねっこアート展:県立美術館で障害者の作品展31日まで /山梨

2013年01月28日 01時31分00秒 | 障害者の自立
 障害のある人たちが作った絵や陶芸などを集めた「山梨・人ねっこアート展」が25日、県立美術館の県民ギャラリーで始まった。31日まで。

 美術家や施設職員などでつくる「山梨・人ねっこアートワーク」が主催。県内の障害者福祉施設や作業所、支援学校などで制作された234人の339点を展示。身の回りの花や果物を描いた絵や、好きなオートバイを細部まで描いた力作、豊かな色遣いの抽象画など幅広い。

 アートワーク事務局の川口園子さん(64)は「自分のカラーを強く出している作品が多い。一途(いちず)さ、自由さから自分に合う作品を見つけてほしい」と話していた。午前9時〜午後5時。28日休館、31日は午後3時まで。

毎日新聞 2013年01月27日 地方版