ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者が地域農業の担い手に――(有)シーネット坂井(福井・あわら市)

2013年01月22日 02時02分24秒 | 障害者の自立
 福井県あわら市で水稲、野菜、果樹と干し柿やかき餅の加工、観光イチゴ園などを展開する(有)シーネット坂井(中屋俊美代表)の経営理念は、「障害者雇用の場を提供し、共に地域農業の担い手になる」こと。作業現場には若者の笑顔があふれ、社会福祉関連のネットワークで、売り上げを伸ばしている。

 シーネット坂井は、社会福祉法人が行っていた障害者就業対策の農業部門が独立して、2001年に発足した。
 中屋代表の所有する水田での米作りから始めた“素人”の農業は、現在、水稲34ヘクタール、露地野菜やソバなどの畑作6ヘクタール、柿1.5ヘクタール、ハウスイチゴ1050平方メートルに拡大。高齢化が進む地域の中核的な担い手として、農地の利活用や雇用の確保に貢献している。


写真説明=柿の皮むき作業をする従業員。作業工程は、障害者にも安全な配慮がされている

全国農業新聞- [2013-1-18]

伊達聴力障害者協会と手話の会が新年会、環境整備へ決意

2013年01月22日 01時59分25秒 | 障害者の自立
 伊達聴力障害者協会(山本時枝会長)、伊達手話の会(池原八重子会長)の合同新年会が20日、市内松ヶ枝町のふれあい福祉センターで開かれ、障害者福祉充実への思いを新たにした。

 会員、来賓合わせて31人が出席。山本会長が手話で年頭あいさつを述べ、「ろう者がいつでもどこでも手話が使え、聞こえる人も手話に接することができる環境づくりを目指していきたい」と決意を披露。今年3月24日に第16回市民手話講習会を開催すると報告した。

 来賓の菊谷秀吉市長、小林幸康市社会福祉協議会長らが同協会の2013年スタートを祝ってあいさつ。祝宴に先立ち、両会会員が東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を手話コーラスで響かせ、東北の被災地で頑張る人たちにエールを送った。

室蘭民報-【2013年1月21日(月)朝刊】

障害? 障がい? 障碍?

2013年01月22日 01時55分08秒 | 障害者の自立
「ここ数年、障害者という呼び方が差別的な響きを含んでいるということで、(障碍者)や(障がい者)といった書き方に改めようという動きがありますが、僕は納得できません。表記を少し変えたからといって、何が変わるというのでしょう」――。

 アピタルでエッセイと小説(ショートショート)を連載中の立石芳樹さんは、今週の記事でそう訴えています。

 筆者プロフィールにあるとおり、立石さんは、生まれてすぐに「脳性マヒ」と診断された「障害者」です。

 立石さんの文章には続きがあり、「障害者と呼ばれて傷つく人がいるのなら、その声には真摯に耳を傾ける必要があると思います。けれど、だからといって、表面上の言葉だけを変え、そのことで問題の本質から目をそむけようとする動きには、絶対に反対です」と結んでいます。

 この記事に対しては早速、読者からも自らの体験に基づいた反応が寄せられています。

 自治体などでも検討されていたこの呼称問題は、当時の鳩山内閣がそれまでの「障害者施策推進本部」を廃止して「障がい者制度改革推進本部」を設置したことで、各地で言い換えの動きが加速しました。 ただ、その推進本部でも呼称問題は議論にはなったものの、結論は出ていません。

 国の「障害者基本計画」は今年度に期限を迎え、2013年度からは新しい基本計画がスタートする見込みですが、呼称をあらためるところまでは至っていません。同様に、「障害者基本法」などの法律用語も、今のところそのままです。

 簡単には答えが出ないこの問題。読者のみなさまはどう考えますか?

朝日新聞-2013年1月21日

精神障害者支援へ職種超えて初研修 県内医師ら

2013年01月22日 01時52分13秒 | 障害者の自立
 地域生活や就労、教育などさまざま問題が絡み、精神疾患・障害のある人への支援が複雑化する中、県内の医師や看護師、精神保健福祉士など関係多職種がメンタルネットinとちぎ(代表・日本福祉大研究フェロー)を設立、20日に鹿沼市の同市民情報センターで初めての研修会を開いた。関係職種約150人が参加。職種の枠を超える「超職種」をキャッチフレーズに掲げ、有機的なネットワークづくりや、ケア体制の充実を目指す。

 メンタルネットは鹿沼市出身で精神科医の野中代表が呼び掛け、県内の関係者十数人が2012年9月に設立した。事務局は宇都宮市飯田町の森病院に置く。

 現在、精神障害者20+ 件への対応について「入院医療から地域生活中心へ」という流れがある。一方、当事者の支援には家族関係や生活全般の支援などを一体的に行う必要があるが、例えば、就労では就労支援機関以外の関わりが薄いといった課題も多いという。

 メンタルネットは継続的に催す研修会などを通じて、関係機関・職種の連携を強めたい考え。次回会合は6月ごろを予定している。

 初の研修会では副代表の加藤和子森病院医師が「みなさんの連携の力で栃木の精神保健が向上していくことを願います」などとあいさつした。

下野新聞-(1月21日 朝刊)

障害者向けスキー教室を開催 栃木・那須塩原

2013年01月22日 01時49分09秒 | 障害者の自立
 体が不自由な人にウインタースポーツを楽しんでもらう「障害者スキー教室」が20日、那須塩原市湯本塩原のスキー場「ハンターマウンテン塩原」で開かれた。県内外から9人が受講し、チェアスキーなどの指導を受けた。

 障害者へのスキー競技の普及が狙いで、2001年から実施している。パラリンピック日本代表チームのアシスタントコーチで、県障害者スキー協会副会長の山森信子さん(35)らが一緒に滑りながら教えた。

 小山市の小学6年小野寺花織さんは、今シーズンからチェアスキーに挑戦。「(スピードが出ると)怖いけれど、楽しい」と話していた。埼玉県加須市の小学6年根岸幹央君も一昨年から本格的に始め、仲間から「成長著しい」とほめられた。

 教室は2月17日にもあり、参加者を募集している。問い合わせは県障害者スポーツ協会(028・624・2761)へ。

朝日新聞-2013年1月21日