岐阜市消防本部と岐阜中・南・北消防署は7日、市内の障害者施設を対象に特別査察を始めた。昨年12月24日深夜に土岐市の知的障害者作業所で起きた火災を教訓に障害者施設の防火対策の徹底を指導する。18日まで24施設で点検していく。
特別査察は職員延べ48人で実施。岐阜市日野東の宿泊型自立訓練施設「はばたき」では午後1時半から岐阜中消防署職員3人が査察に入り、消防法で設置を義務づけられている自動火災報知設備、火災通報設備、消火器、誘導灯の管理状況を確認。施設が自主的に設置する避難器具なども点検し、火災予防を指導した。
「はばたき」では精神障害者14人が宿泊し、20人が通所して就労訓練を受けている。運営する社会福祉法人「舟伏」の森敏幸・総合施設長は「火災はいつ起きるか分からないので、火事を出さないよう職員も含めて日ごろから注意していく」と話していた。
毎日新聞 2013年01月08日 地方版
特別査察は職員延べ48人で実施。岐阜市日野東の宿泊型自立訓練施設「はばたき」では午後1時半から岐阜中消防署職員3人が査察に入り、消防法で設置を義務づけられている自動火災報知設備、火災通報設備、消火器、誘導灯の管理状況を確認。施設が自主的に設置する避難器具なども点検し、火災予防を指導した。
「はばたき」では精神障害者14人が宿泊し、20人が通所して就労訓練を受けている。運営する社会福祉法人「舟伏」の森敏幸・総合施設長は「火災はいつ起きるか分からないので、火事を出さないよう職員も含めて日ごろから注意していく」と話していた。
毎日新聞 2013年01月08日 地方版