ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

視覚障害者協会の新年会 点訳や朗読など4サークルと交流

2013年01月27日 01時06分29秒 | 障害者の自立
1月恒例の「視覚障害者協会新年の集い」が20日、内丸町の亀岡会館で開かれた。視覚障害を持つ人や関わりのあるボランティア、市職員、市総合福祉センター職員、関西盲導犬協会など約50人が参加した。

この日参加したボランティアサークルは、点訳の「亀岡むつぼし会」、朗読の「こすもすの会」、拡大文字の「文月の会」、ガイドヘルパーの「虹の会」の4グループで、日ごろの活動を紹介し、「要望があれば言ってください」と呼びかけていた。

参加者たちは弁当を開き酒を飲みながら、和やかな雰囲気で思いを語り合っていた。

アトラクションとして、カラオケ大会やクイズ大会、琴冏(きんけい)会による大正琴の演奏も行われた。カラオケ大会の一番手を切った木曽利廣市議長は『涙そうそう』を熱唱、出席者たちは耳を澄まして歌声を楽しんでいた。



亀岡市民新聞-(更新日時 2013-01-25 12:39:26)

障害者スポーツ理解を

2013年01月27日 01時03分47秒 | 障害者の自立
 障害者スポーツへの理解を深めてもらおうと、パラリンピックを紹介する写真などを展示している「スポーツフェスタ2013」が、和歌山市本町のわかやまスポーツ伝承館で開かれている。2月11日まで。

 会場には、パラリンピックや聴覚障害者が参加するデフリンピック、知的障害者によるスペシャルオリンピックスなどで選手が奮闘する様子をとらえた写真約70枚を展示。テニスや陸上競技用の特殊な車いすが並び、バスケットボール用に左右の車輪をハの字型に付けた車いすに試乗もできる。同館の堀之内悟さん(35)は「様々な障害者スポーツのアスリートがいることを知ってほしい」と話していた。

 午前10時から午後7時。入館無料。27日には南部高出身の元プロ野球選手・浜中治さんが来場し、有名アスリートのサインが当たる抽選会や、ボールを投げたり転がしたりして、目標に近付いた数を競うパラリンピック種目「ボッチャ」の体験イベントが行われる。問い合わせは同館(073・423・2215)。

(2013年1月26日 読売新聞)

夢は指折りの人気店 障害者就労のそば店、開店1年余り 県産素材にこだわり常連客も増 /徳島

2013年01月27日 01時00分25秒 | 障害者の自立
 JR徳島駅(徳島市)構内の障害者が働くそば店「麺家れもん徳島駅」が一昨年暮れにオープンして1年余りが過ぎた。県産そば粉にこだわった「祖谷そば」が売りだが、今では天ぷらなどのサイドメニューも充実し、常連客も増えた。店で働く障害者らは単なる就労訓練の場ではなく、指折りの人気店を目指して日々の仕事に励んでいる。【山本健太】

 店は、障害者の就労支援と祖谷そば作りの伝統を受け継ごうと社会福祉法人「カリヨン」(石井町)が11年12月に開いた。現在、6人の知的障害者がそば作りに携わり、それぞれの得意分野や要望に合わせ製麺や調理などを担当する。

 この1年余りで店の認知度は上がり、1日当たりの平均来店者数は約50人を数え、多い日では70人以上になることもあるという。一番人気は、いりこだしがきいた「祖谷そば」(350円)。サイドメニューは開店当初は業者から仕入れていたが、エビや季節野菜の天ぷら、いなりずしなども自分たちで手作りするようになった。

 同法人は2年前から就労支援に取り組むが、これまで4人が同店で訓練を積んだ後、清掃会社などに就職した。店での接客経験がプラスに作用しているという。

 現在、洗い物などを担当する湯浅香奈子さん(27)は「多くの人が来る店で働けるのは楽しい。これからもいろいろな仕事を経験したい」と話す。

 営業時間は午前7時〜午後7時。日祝は定休。

毎日新聞 2013年01月25日 地方版

心は負けていない=鎌田實

2013年01月27日 00時55分45秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市で昨年11月、新しい在宅ケアのネットワークを作るための、初めての勉強会が開かれた。介護や看護、医療の専門家約100人が集まった。うわさを聞いた市民たちが、さらに50人ほど加わった。ぼくはこの勉強会に、ボランティアで講演を頼まれた。

 町の復興とは、建物や商店街をつくるだけではない。「年をとっても安心」という在宅ケアのネットワークをつくることも大切だ。高齢者にやさしい町は、障害者にも、子どもたちにもやさしい町になる。在宅ケアを充実させることで、若者の雇用の機会も広がる。

 勉強会の翌日、仮設住宅の巡回診療に行くと、認知症で寝たきりの母親を、息子さんが介護していた。キャンプ場の管理人をしていたが、震災後、仕事がなくなった。やがて、介護施設で働くことになった。

 息子さんが働いている時間は母親を見る人がいないため、娘さんが仕事を辞めて介護することになった。

 娘さんの子どもは、震災後に不登校になったという。震災の傷は複雑で深い。それでも、介護と子育てに真正面から取り組んでいた。

 新しい在宅ケアのネットワークは、こういう家族に寄り添い、身近なパートナーになってほしい。そう思った。

 ところで、ぼくが陸前高田を訪ねたのは、勉強会で講演するためだけではなかった。実は、あるケアマネジャーの女性を応援したかったのだ。

 彼女に会ったのは昨年夏。広島で開かれた日本ケアマネジメント学会で講演した際、楽屋を訪ねてきた。仕事を続けるかどうか、迷っている、という。

 聞けば、3人の子どもを残して最愛の夫が津波で亡くなった。家も流された。眠れない夜が続き、仕事中に自動車事故を起こしてしまった。

 7カ月入院。3回の手術を受け、右腕を失った。一度に多くのものをなくし、仕事に気持ちが向かわない−−。

 ぼくは、あえて厳しい口調で言った。

 「仕事を辞めてはダメ。仮設住宅で介護をしている人も、介護を受けている人も、つらい状況にいる。苦しい思いをしているあなたなら、困難のなかで生きる人たちの気持ちがわかるはず。苦しいだろうけど、仕事を続けていれば、回りまわって自分のためになる時が必ず来る」

 もしも仕事を続けていたら応援に行く、と約束した。

 その後、彼女が被災した要介護者のためにいい仕事をしていると知った。約束通り応援に行った。勉強会の後の懇親会で、彼女と再会した。

 ハグをしたとき、義手に触れた。彼女はこの手で、悲しみを抱えた被災者の皆さんを支えているのだ。

 エライなあ、と思った。

 この町では、1500人以上の人が亡くなっている。行方不明や災害関連死まで入れると2200人近い。

 みんな悲しみを持っている。勉強会を通じて、こうした人たちがつながることが大事だ。

 企画したのは、市の保健師さん。彼女も被災者だった。家を新築し、あと1週間で引き渡しという時に、津波が来た。新築した家も、住んでいた家も流された。一度も泊まっていない新築の家のローンだけが残された。それでも負けていない。

 勉強会後の懇親会では、県立高田病院の院長、石木幹人先生と隣り合わせになった。「諏訪中央病院の地域医療が、ずっと気になっていた。町の再生に役立てたい」と話してくれた。後で分かったが、石木先生も奥さんを津波で亡くしていた。

 なんてことだ。みんな悲しみを抱えながら、歯を食いしばって生きているのだ。

 仮設住宅の一角に、しゃれた建物を見つけた。昼はデイサロン。夜はみんなが自分でお酒を持ち込み、即席の「居酒屋」になる。仮設住宅に住む人たちの孤立化を防ぐ、地域の拠点だ。

 外は荒涼として寒々しい。津波の爪痕がまざまざと残っている。でも、デイサロンの中からは楽しげな笑い声が聞こえる。のぞいてみると、おばあちゃんたちが10人ほど集まり、おしゃべりに興じていた。

 あまりの明るさに、ついバカな質問をしてしまった。

 「このなかで、家を流された人?」

 すると、みんな一斉に「全員、全員」と笑い出した。

 「家を流されなければ、ここにはいないのよ」

 それはそうだ。でも、おばあちゃんたちは明るく、家を流されたことさえ笑い飛ばしている。

 復興は遠いけれど、心は負けていない、と思った。

 陸前高田の景色は、震災直後とほとんど変わっていない。もうすぐ2年になろうとしているのに。市長さんに話を聞きに行くと、高台移転を計画しているという。時間はかかるが、必ずいい町をつくるという。

 みんな、あきらめていない。あたたかい町づくりをしよう、と情熱を持つ人たちが大勢いるのは、この町の大きな希望だ。ぼくも、なんとか応援を続けたい。

毎日新聞 2013年01月26日 東京朝刊

障害者就職面接会:19の事業所が参加 大垣で開催 /岐阜

2013年01月27日 00時53分00秒 | 障害者の自立
 大垣市小野の市情報工房スインクホールで24日、障害者の就職面接会が開かれた。19事業所のブースが設けられ、約90人が就職のチャンスを探った。

 ハローワーク大垣とハローワーク揖斐が開催した。障害者の雇用促進を図ろうと10年以上前から開いている。

 障害者雇用は、今年4月から法定雇用率が引き上げられ、民間企業では従業員数の2%を雇用することが義務づけられる。このこともあって参加事業所数は昨年と同じ19だったが、求人数は36人増えて96人となった。

 事前に求人一覧表で仕事の内容や賃金などの労働条件をチェックしていた参加者らは、1回20分以内の面接時間をいっぱいに使って企業担当者から話を聞いていた。

 ハローワーク大垣の担当者は「大垣は優良企業が多く、県内では一番条件が有利。障害者の雇用で職場内の雰囲気が明るくなったり、正しく指示する管理能力が高まるというメリットがある」と話している。

毎日新聞 2013年01月26日 地方版